ダレン・シャン / 9〔小学館ファンタジー文庫〕

  • 小学館
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感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784092301092

作品紹介・あらすじ

バンパニーズ大王を倒す旅に出た主人公ダレンたちは、逆にひどい罠にかかり、苦境に陥る。そして、思いもかけぬ展開が待ち受けることとなった。ますますおもしろくなるストーリーに目が離せなくなる。

感想・レビュー・書評

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  • 完全に胸糞わるいトラウマ巻。
    7.8.9巻は元帥になったダレンとパンパニーズ大王対決。

    シリーズ最初の頃のような怖さは薄れてきているけれど、どんどん残酷な運命に飲まれていくダレン。

    クレプスリー、無事でいてくれとずっと願いながら読んでいたけど、嫌な予感通りに、いってしまった。
    あと、パンパニーズ大王の正体も、予想通り。
    だろうと思ったよ、スティーブ、性格悪すぎるもんな。唯一予想外なのはウルフマンに腕を喰われた彼ね。生きてたんかい。

    ダレンが復讐の炎に取り憑かれないことを祈る。

  • 多くは語りたくはないです。
    児童小説一、キッツい描写が
    お待ちしております…
    覚悟の上で手に取ってください。

    これ子どもだったら立ち直れないクラス。
    大人でもこの有様ですので。

    もうね、打ちひしがれるのよ。
    何も言葉が出ねぇ。

  • 子どもの頃に読んだ時の衝撃はあまりない

  • スティーブに騙されてバンパニーズに囲まれたダレンたち。
    なんとか逃げ出したものの、連続殺人犯として警察に捕まってしまう。
    しかし、バンパニーズ大王を倒さないことにはバンパイア一族が全滅してしまうばかりか、人間たちだって命が危ない。

    なんとか警察から脱出してバンパニーズと対決することができたものの、その対決で衝撃の出来事が起きる。
    さらに追い打ちをかけるように囁かれたスティーブの一言。

    明らかにこの巻が物語の転換点と思われる。
    作者のストーリー運びは容赦ないなあと思いつつ、次巻を待つ。

  • シリーズ9作目。
    バンパニーズ大王を追ってクレプスリーの故郷にやってきたダレンたちは、バンパニーズの罠にはまり追い詰められます。さらには町を襲っていたバンパニーズの犯行の濡れ衣を着せられ、警察や自警団にも追われる羽目に。
    ついに大王と直接対決する機会を得、クレプスリーが辛くも大王に勝利しましたが、クレプスリーもスティーブ・レパードにより帰らぬ人となってしまいます。
    さらに、クレプスリーが倒したバンパニーズ大王は影武者であったこと、そして本当のバンパニーズ大王はスティーブであったことがわかり、ダレンはさらに深い絶望へと落ちてゆきます。

    残りのチャンスは2回。
    果たして、どういった結末になるのでしょうか。

    解説でも触れられていましたが、このシリーズ作品の初めに書かれていた一節、「現実の世界はきたないし、とても厳しい。主人公がどうなろうとおかまいなしで、ハッピーエンドなどそっちのけだ。人は死ぬし、けんかには負けるし、悪が善に勝つ」という言葉の意味がこの9作目でわかるような気がします。

    物語の展開はスピード感がありましたし、7,8作目に比べると戦いの描写も臨場感があってよかったと思います。全体として、かなり盛り上がりもあるよい話だったとは思いますが、クレプスリーが死んでしまったことに対するショックが大きくて、あまり「読みかえしたい」とは思えない巻になってしまいそうです。
    ダレンの師であり、父代わりであり、友でもあった、ラーテン・クレプスリーの存在は大きく、ダレンの心痛は察するに余りあります。
    クレプスリーの最期の「憎しみに人生をゆだねるな。吾輩が死んでも、かたきなどとらんでよい。自由に生きろ。やけになり、復讐にとりつかれ、ゆがんだ生きかたをするでない。」という言葉をダレンには大切にしてもらいたいと思います。
    もちろん、バンパニーズ大王であるスティーブは、クレプスリーのかたきであるだけでなく、一族にとって最大の敵ですが、かれを殺すことだけを目的として生きるのではない、もう少し「救い」のある生き方が綴られることを期待します。

  • いつかお別れの時が来るとは思ってたけど、にしても早すぎるし悔しい。想像以上に悲しい展開で、この先どうにか救われてほしいと願うばかり。

  • ダレンシャン9巻。
    ついに判明したバンパニーズ大王の正体。
    それはやはり無二の親友スティーブ・レパードだった!
    しくまれた罠にバンパイア一族はクレプスリーまでも失ってしまう...
    当初は憎しみもあったが、いつしか師と仰ぐようになったクレプスリーとの別れ。
    ダレンは立ち直ることが出来るのか...
    バンパイア一族の運命やいかに。

    まさかまさかの展開の連発。
    スティーブの悪っぷりに反吐がでる。
    でもそれ以上にクレプスリーとの別れが。
    無駄死にだ!って怒ったダレンだけど、きっとクレプスリーを尊敬しすぎてたのかなって思えてつらすぎる!

  • 【あらすじ】
    バンパニーズ大王をたおせなければ、バンパイア一族は全滅してしまう―。大王をたおすハンターとなったダレンは、敵にデビーをうばわれ、苦戦を強いられる。謎につつまれたバンパニーズ大王との、つぎの出会いは。

    【感想】

  • ほらね、やっぱり。な展開で
    ひたすらイヤなお話でしたねぇ^^;

  • 「えーー!!!」
    ってこと満載の九巻でした(;´д`)

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