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オフィシャルコメント
『博士の愛した数式』の小川洋子さんが『Domani』で連載していたエッセイをまとめたものです。小説のイメージとは、全く違った小川洋子さんを感じることができました。
働く女性には、是非読んでいただきたい1冊です。
http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784093423816
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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
(58レビュー)
小川洋子さんのエッセイです。
ジャケ買いでした(笑)
すごく読みやすくて、2日くらいの休憩時間だけでさらっと読めてしまいました。
このエッセイを読んで、また小川洋子さんの小説を読んでみようと思いました!
優しい言葉達を読みながら、良い方なんだなぁ〜と思いました(●´ᴗ`●)
最初にお断りを入れておくが、この5つ星評価はごくごく個人的な思い入れによって採点されたものである。
小川さんのエッセイには、尊敬と共感の念を揺さぶってやまないからだ。
愚図で鈍間と自負する小川さんであるが、叔父、叔母、友人、知人、家族、親族、ペット、会合で出会う作家、出版関係の面々から、街で見かけたOLや番組でたった一度共演した料理人、ホテルの若いボーイにまで・・・。
出会った様々な人に「自分は生かされている」という謙虚な態度と、感謝の気持ちを常に持ち続ける彼女の心構えに一種恋心的な陶酔感を抱いてしまう。本当に素敵な人だなぁと思う。
咄嗟に話しかけられてうまく言葉が出ず、間誤付いてしまって素っ気ない応答しかできない自分をなじるところなんて、自分にそっくりでなぜか微笑む始末w
そんなわけで、個人的には五つ星!
彼女の本を読むのは3冊目。
小川さんは、みがかれたことばを使うひとだと感じる。
ひとつひとつ選ぶ言葉がつるりとしていて、時にキラリと輝く。
目次に並ぶタイトルを眺めているだけで鉱物標本を眺めてるようなワクワクとした胸の躍りを抑えられずに給料日前に衝動買いしたのがこの本だった。
「料理の喜び」「ただごとじゃない人生」のふたつがお気に入りです。タイトルだと「美しい祝福」の音が好き。
世界の淵にこっそり潜んでいる人に光を当てたいのだ、という洋子さんの小説を書く上での願いがすごく伝わってくるエッセイでした。 「料理の喜び」という章。毎日毎日繰り返される食事の準備。食べることは好き。食べることは生きること。食べたもので体はできてる。そういう考え方が好き。けど、やっぱり、延々と繰り返されるこの作業…ふっ…となるときもあります。でも、この章は「偉大な自分の能力を、一皿の美味しい料理の... 続きを読む »
図書館で借りた本。実はエッセイはイマイチ好きではないのですが、他に借りたいのがなかったので・・・でもこれは「小川洋子の手の内」みたいで面白かった。なるほど、小川さんの小説に出てくる、世界のカタスミにひっそりとたたずんでいる人たちって、こういう風に生まれてくるのか、と思いながら読みました。それにしても意外だったのが、小川さん自身はお喋りだということ。小川さん自身がいつも適度な静けさで微笑みを讃えてひっそりとそこに立ってらっしゃるタイプの方かと思ってたので(笑)
なんて心優しい人なんだろう。この小川洋子さんは。
日々訪れる何気ない日常を、こんなにもいとおしく描けるなんて。
今過ごしているこの瞬間が、とても暖かいものに感じる作品。
真正面からまじまじと観察したり回想したりするエッセイ。だから視点は細かく丁寧で、「共感」に重きを置いてるように感じられた。真正面ってよきことだとは思うが、いまひとつ面白みに欠ける。まして小川さんの本であるある探しをしたいだなんて思ってもいないわけで、意表をついてくれないつらつら書かれる文章にイラっとしたりもするのだけれど、それが小説家の目なのかもと思い直す。個人的にもっと角度のついた小川さんのエッセイが読みたい。
小川洋子作品は色気があって好き。
これはエッセイだけど、エッセイを書くにはこの人は自省的すぎる気がする。
面白くないわけではないが
楽しく読めました
もともとエッセイ好きなので。
良い言葉もたくさんちりばめられていました
この人の言葉には不思議なチカラがあるなって思う一冊でした
小川さんの本はわりと読んでいるのだけど
こういうエッセイでこの人がどんな人なのかちょっと触れられた思いがする
日常の思いや観察やふとよみがえる記憶などが綴られたエッセイ集。29のうち5作品の中で、小川さん自身のアウシュビッツやアンネ・フランクの記憶に触れています。ホロコーストの出来事は非現実的なイメージをもってしまいがちですが、小川さんの優しい目線でそっと言及されると、身近に感じられ、大事なことが心に素直に響いてきます。
「『アンネの日記』読んでみようかな」「アウシュビッツを訪ねてみようかな」と、もしかしたらふと心が動くかもしれません。
この本を読んで…
聴きたくなった音楽
モーツァルトの39番シンフォニー
会ってみたくなった人
滋賀の齋藤君
会ってみたかったな~と思った人
藤本ハルミさん
ニヤッと笑ってしまったこと
ハロー警報
今日の私は喋りすぎていなかったか、という話
セミの抜け殻
観たくなった映画
ソフィーの選択
読み返したくなった本
宮本輝 『錦繍』
展覧会に行くことにしたイラストレーター
寺田順三
ますます親近感を持った人
小川洋子
書き手自身に見当のつくこと、理解できることを書くのが作家ではない。何が何だかよく分からないことにぶち当たり、もがき苦しむ様を書くのが、作家の役割かもしれないと、スティンゴを見て思った。そうすることで、言葉にできないはずの人間の暗闇に、わずかでも光を当てることができるのではないだろうか。
(P.84)
小川洋子のイメージがまるっと半回転した気がする。なんともほんわかとしたお方なのだね本当は。女性雑誌に連載していたエッセイに書下ろしを加えたものなのだけど、さらさらと心地いい読み心地。特に気に入ったのは『枕草子』を女性誌に毎号エッセイとして載せたらいいんじゃないの?というくだり、これめちゃめちゃ面白いと思うよ。ウケるかも〜。
タクシーの無線機がかわいそう。 明治生まれに見られることのいいことわるいこと。 自分の小説が読者の手元に届く現場を目にするご褒美。 調理補助、通訳など黒子的な仕事への憧れ。 姪の声を聞くことが最近の落ち込み脱出法。 枕草子の切れ味と女性の普遍の悩み。 フィギュアスケーターに見る技術よりも個性の重要さ。 いつかは恋人ではなく自分のために歌うようになるジュウシマツ。 カラーひよこがいな... 続きを読む »
小川洋子のエッセイ。
まぁ、ご謙遜も過ぎますわと言いたくなったけど
この人の言葉の選び方がとても好きだ。
生真面目で、無駄がなくて、美しい。
こんな人が自分にご褒美と言って選ぶアンティークは
どんなものなのだろうかととても興味を覚えた。
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

