モネの絵本―太陽とおいかけっこ (小学館あーとぶっく)

著者 :
  • 小学館
3.83
  • (12)
  • (18)
  • (15)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 235
感想 : 19
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097271123

作品紹介・あらすじ

モネの傑作を楽しみながら鑑賞できる絵本。

季節、時刻によって刻々とかわる太陽光の色彩への効果を追い求めたモネは、睡蓮・つみわら、教会など同じ景色を何度も描きました。モネといっしょに太陽を追いかけて、いろいろな景色の中へ子どもたちが入っていくことができます。そして、太陽のいたずらで様々にかわる色を、つみわらの連作で一目瞭然にしています。日本にはかつてなかった、子どものためのアートブックです。睡蓮を部分拡大したり、つみわらの色を比べたり。つみわらのぬり絵もあります。

【編集担当からのおすすめ情報】
「名画は、遊んでくれる」というキャッチコピーで1996年に刊行がはじまった画集絵本「小学館あーとぶっく」シリーズは、画家別13巻、『ひらめき美術館』3巻までそろい、発売から15年間で、累計発行部数70万部を超えるロングセラーになりました。
さらに、アートとの新しいふれあいを提案したシリーズとして、第47回小学館児童出版文化賞を受賞。結城昌子さんの、子どもたちにアートを広める長年の活動に対しては、2010年第50回久留島武彦文化賞が授与されました。
お子様とアートの最初の出会いに最適なこのシリーズを是非お役立てください。

シリーズ紹介ページ http://www.shogakukan.co.jp/books/series/_id_B10008
結城昌子公式サイト http://www.artand.jp/index.html

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • モネの絵本ー太陽とおいかけっこ

    図書館の小学生向けの本。
    モネの絵が載ってて、小学生に読みやすいように、解説されている。
    解説も何かを説明するのではなく、色について気付けるように書いてある。
    色がとても素敵。

    〈本文より〉
    ・つみわらは、太陽☀︎の魔法にかかって自分の色を忘れてしまった。
    ・畑も空も遠くの景色も太陽☀︎の魔法にかかるとみんな自分の色を忘れてしまう。
    ・みんな太陽☀︎の一瞬のらくがき
    ・太陽☀︎の魔法で毎日違った景色ができる
    ・モネは太陽☀︎の日記を描きつづけた
    太陽☀︎と追いかけっこした画家クロード・モネ

  • モネの睡蓮が好き。太陽の光と影を見事に描き分けていて、すごい画家だと思う。小学館あーとぶっくは良いと聞いたので、子どもにもいろいろ読み聞かせています。

  • 図書館

  • こんなふうに読み取ってもらって、モネは喜んでいるだろうな。このシリーズ2作目ですが心があらわれるような気持ちになります。

  • モネの絵を見にいくので予備知識として、子どもと読みました。子どもは少し退屈してましたが、私はとてもおもしろかったです。朝と昼、夕方の同じ場所の風景の絵が見比べられるのも魅力的です。

  • モネの世界観に触れられる一冊だと思う。同じ景色だけど、同じではない繊細な感性。日常でこんな風に、毎日違う景色を見ているんだなと思うと、観察したくなった。

  • モネの作品をゆっくり楽しめる。添えられた文はすぐ読み終わってしまうので、それをきっかけに子どもと絵について会話できると鑑賞が楽しくなると思う。難しい解説文はついていないので、子どもが一人で読むのにも適切。

  • 季節や時間によって変わるモネの絵。それは太陽と追いかけっこをしていたから。睡蓮、つみわら、教会…。光でこんなにも見えるものが変わる。モネいいなあ。子どものためのアートブック。とても楽しくおもしろい。

  • 2y6m
    何度か読む
    親が持っていくと最後まで読む
    なんとなく季節を感じたらしい

  • 実家にある本、図書館で借りてきました。

    つみわら、本物の絵を美術館で見た時、これがずっと絵本で見てた絵だと涙流したの思い出す。
    つみわら好き。

    2021.6.6

全19件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

監訳*結城昌子(ゆうき・まさこ)
武蔵野美術大学卒業。アートディレクター、エッセイスト。1993年以降、子どものためのアート絵本の企画、制作をきっかけに子どもとアートをつなぐ活動を開始。「名画に挑戦」と銘打ったオリジナルのワークショップや講演、そのほか小中学生を対象とした各種コンクールの審査などを続けている。小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞、久留島武彦文化賞受賞。代表作に、『小学館あーとぶっく』シリーズ 画家別13巻、『ひらめき美術館』全3巻、(以上小学館)、監訳『直感こども美術館 見てごらん!名画だよ』『直感こども美術館 すごいぞ!ニッポン美術』(西村書店)などがある。

「2018年 『フェルメール この一瞬の光を永遠に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

結城昌子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ばーじにあ・りー...
エリック=カール
村上 春樹
トミー=アンゲラ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×