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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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「かわいそうなねじまき鳥さん」と彼女は言った。
― 35ページ -
不正確なメタファーを使ってクラゲを侮辱するのは間違ったことだ。
― 283ページ -
世の中にはわからない方がいいこともあるのです、と間宮中尉は言った。
― 267ページ
みんなの感想・レビュー・書評
(410レビュー)
前半の、井戸の部分はとても興味深く、スルスルと読めました。
後半は、少し考えながら、それでも、わからないな、と思いながら読みました。
第一部や、第二部の前半は集中して熱心に読めたのですが、第二部の後半は、それに比べたら、少しダレてしまった感があります。
長い話で、様々なことが起こるので、頭が疲れてしまっただけかもしれませんが。
表面的に見れば、これは馬鹿みたいに単純な話なんだ。───でも実際には、これは見かけほど単純な話じゃない。
井戸、手紙、あざ、クレタ島、人の顔
予感に満ちた終わり
すごい!
圧巻。。
村上春樹はこれを書くのにどれほど大きな精神の旅をしたんだろう。
“でも実際には、これは見かけほど単純な話じゃない”
これは主人公が自分の周辺に起きた出来事について話したことだけど、
語られないことは、あるいは当人にしか見えないことは、現実にもいくらでもあるのだ。
最近はお風呂によく入るのでグッとペースアップ。
最初は現実的な展開だったのだが、徐々に精神世界。
つまり、最初は現実的な展開だったのだが、徐々に精神世界ということだ。
ああ、岡田さん、大丈夫かな。
大分ヤバイっしょ、これ。
ぶっ飛びすぎ。
それにしても、加納クレタ嬢は今のところ
マイ・フェイバリット・キャラであることは間違いないのだ。
一部『泥棒かささぎ編』が意味不明すぎて、
まま、それでも第二部・・・と読み進めていましたが
未だ判明せず。むしろ頭の上の「?」は増える一方。
これ次でちゃんと“もやっと”が晴れんのかなー?
こんなアホレビューですが。
それだけ私の感性はついていけないくらい鈍っているということで。
少しずつ色々な物事が繋がってきた第二部。起承転結でいえばまさに承の部分だ。
あまりまともとは言えそうにない身近な人びとの中で、唯一まともそうに見えるのが笠原メイ。でもその笠原メイでさえ本当は問題を抱えてる。でもきっと多かれ少なかれ人はみな問題を抱えているのかもしれなくて、まともそうに見える人もまともじゃないかもしれないのだと思う。
あるいは、クミコを例に取れば、大切な人の事をどれだけ理解しようと努めても、結局のところそれはその人の表面のごく一部ににすぎないのかもしれない、という部分は自分自身ずっと前から感じてた違和感でもある。
どんなことも起こり得るし、どんな選択も可能だ、ということはこの小説から強く学び、今では自分の思考に強く根付いてる。
とにかく今の自分を形成するにあたってとても重要な一冊。その第二部。続きが気になる!
わたしは下品な島で、下品な猿の荷担を少なからずしていると思うが、けっして綿谷ノボルのサイドにはいない。あくまでもオカダトオルくんの側の人間だ。それに、深い井戸の中で、壁を抜けることもできないまま、未だに佇んでいるみたいな気がする。
2011/11/22読了
意味を正確に汲み取るのが難しい春樹の小説の中では、これは比較的わかりやすかったかな。マルタやクレタの正体が上手く伝わってこないけれど。きっと三部でどうにかなるやもしれぬ。そうでないかもしれぬ。
井戸の中の苦しさや痛みが良く分かるようで。
というか、スタイリッシュでナイスボーイな主人公が多い春樹の作品の中で、この主人公だけは人間味を感じる。井戸の中にいるときなんかはね。
いい意味での春樹らしさから脱却した人物だといってもいい。
さて、これからどうなるのか。
というか、クミコは何者なのかなんてまたいきなりだなあ…。
囚われの姫なのかな…。
ねじまき鳥2 84井戸の中での飢えと渇きについて 136肉体と意識について 138一人っ子の孤独癖 139妊娠について 146ときどきいろんなことがかわらなくなることについて 152共感する力について 169腰の奥に射精のだるい欲望を感じたことについて 192死ぬことについて 196他に男がいたことに気づいたことについて 205時計を見ないことと禁煙について 210記憶の振り... 続きを読む »
2巻目にして起こった妻の失踪。 さりげない日常の中での絶対的喪失。 猫に次いで妻も自分の元を去り、久しくねじまき鳥の声もきかなくなった、空虚な日々に揺さぶられる主人公。 仕事を辞めて、家事全般を担当していた彼にとって、妻が社会と自分を繋ぐ唯一の道であり、彼女を失った今、誰からも必要とされないという孤独と存在否定に苦しみます。 それまでの快適な日々が一変して無味乾燥なものに。 妻本... 続きを読む »
第二部ではゆっくり流れている感じに私は感じられました。
笠原メイ、加納クレタ、この二人の女性との程よい距離感での関係を中心に、一部では何がどうなっているのか解らなかった主人公が自分のすべきことを見つけ出すまでの第二部です。
前半はわりとうまくいってるのに、何故後半であんなふうに崩れてしまったのか。村上春樹の長編は、いつもそこが惜しいと思う。それとも、それを狙っているのかなぁ?

