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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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だってあなたはそこにいたのよ。そして私はそのとなりにいて、あなたを見ていた。ずっと昔、海辺で。風が吹いていて、真っ白な雲が浮かんでいて、季節はいつも夏だった
― 469ページ -
あるいは世の中のほとんどに人は自由なんて求めてないんだ。求めていると思いこんでいるだけだ。すべては幻想だ。もしほんとうに自由を与えられたりしたらたいていの人間は困り果ててしまうよ。覚えておくといい。人々はじっさいには不自由が好きなんだ。
― 190ページ -
すべての物体は移動の途中にあるんだ。地球も時間も概念も、愛も生命も信念も、正義も悪も、すべてのものごとは液状的で過渡的なものだ。ひとつの場所にひとつのフォルムで永遠に留まるものはない。宇宙そのものが巨大なクロネコ宅急便なんだ。
― 127ページ
みんなの感想・レビュー・書評
(957レビュー)
20年以上前に友人から「ピンボール」を薦められ、
それ以来どの作品も読んでいますが、これが僕は
一番好きです。もう何十回も読み返しているし、
その度に解釈というか理解が深まってきていくような
作品かと。
過去や現実の出来事だって、どれも自分の 中で
認識されたり再構成されていくわけで、「そうかも
しれない仮説」という意味で、 世界はそれぞれの
人がそれぞれの解釈に より構成されているのでは。
その他にも、「意識」とは、などいろいろ 考えさせて
くれる作品だと思います。
最後のほうでやっと物語のつながりが見えたけど、やっぱり理解し難いストーリー。一人一人のキャラは面白いけど、哲学的な考えが私には難しかった。 この本のどうゆうところが人気なのか教えて欲しい。いまの私には合ってなかったかな。残念。☆5つ。
初めて読んだ時は意味がわからず。数年前に公立図書館で見つけて読んでみたら、こんなに面白かったのか! と。
友だちが新品の文庫本をくれたので、再読。面白かった。
村上春樹の中で一番好きな話は『ねじまき鳥』だけど、もしかしたら『カフカ』に代わるかもしれない。
今年中にもう一度読んでみよう。
村上春樹初体験でした。いやあシュール(笑)最後にすべてが一つにつながって気持ち良く解決するかと思いきやそうでもなかったので、置いて行かれ感はありましたが、割りと好きです、こういう感じ。また村上作品読んでみたいと思いました。
初めて読んだとき(7年前)にも思ったのだけれど、「メタファー」の意味が分からない。辞書を引けば意味は分かるんだけれど。腑に落ちないといいうかピンとこないのが、読んでいて(自分に)残念。成長していないな、自分。
ナカタさんが悲しくて、空っぽなことを自覚するシーンでは苦しかった。
ホシノくんが、ナカタさんの影響で心がやわらかくなり、いろんなことに目を向けていくところや、過去を振り返るシーンが好き。
下巻も面白くて一気に読みきってしまった。
だが、先に先にと読み急いだ結果、全然消化できていない感。
面白く読み終えたんだけど…結局、どういうことかよくわかってない…
正解がある話でもないんだろうけど、自分なりの落とし所はつけたかったなぁ…
もっとじっくり読めば良かった…
とはいえ、教養が足りなすぎて、結果はあまりかわらんか…
それにしてもナカタさんも星野青年も実に魅力的でよかったなぁ…
また、あらためて読んでみたい作品でした。
まる。
再・再読の下巻。こんなにも「世界の終わり・・・」と符合していたことにあらためてびっくり。
半分しかない影、時間も名前も意味をもたない閉じられた世界、移動する魂、図書館。
まだまだ何度も読んで、その都度違う感想を抱くのだろうなと思う。
カフカは、新しい世界に踏み出したカフカくんは、このあと自分の中の遺伝子とどのように折り合いをつけるのだろう?
読みながら立ち止まり、考え、魅力的な登場人物に導かれ、うまく言葉にならないけれど、とても好きな作品。
大島さんの作るサンドイッチがおいしそう。佐伯さんの歌も聴いてみたい。(2012.1.31)
上巻ではほとんど別物だった二つの物語が、下巻になってどんどんと繋がっていく。そして現実の世界と別の世界も。
ずいぶん人があっさりと死んでいくのだなと、なぜかこの作品に限っては、少し驚くような気持ちになりました。
ぼんやりしていたものがハッキリしてくるのと同時に、確信に近かったものがぼやけていくのが、面白かったです。
後半はもう、先がどうなるかが気になってページをめくる、というより、今までのあれはこうだったのか、と振り返りながら納得して片付けていく作業のような感覚でした。
上巻に比べると難解かもしれませんが、下巻のほうが面白かったですね。
村上春樹が物語の解釈について答えを提示しないのは、作品にほとんどすべてが書いてあるからじゃないのかな。しかしよくできているなあ…。星野青年への違和感は拭い去れないけれど。
終わった後のもやもや感。
ラストが気になる訳じゃない。
むしろラストなんてどうでもいい、無関心のもやもや感なのだ。
物語の途中が一番面白かった。
なんていうか、終わりまで読みたいという衝動を感じなかったのだ。
もしこの物語が途中でぶったぎられていて、「その後はご自由にご想像ください」って感じだったらまた思い出は変わっていたと思う。うーん。綺麗にまとめられていたからそう思うのかもしれないけど。
ラストのくだりはホ・オポノポノに似ていると思った。記憶を手放すところとか、回りの人、もの、環境と一体になるところとか。メタファーなんだ、っていうのも面白かった。多分この二つはどこかでつながってるんだろうなぁ。
IBのExtended Essayで使った本。エッセイタイトルは"『海辺のカフカ』における空間の役割"。思い入れは極端に強い。
続きが読みたくなるという意味では面白かったのかな。
二つの設定がだんだん絡んでくる点はすごいうまく表現されてるなーとおもった。
ナカタさんも、15才の少年も、その周りの人々も個性的でありながら、こいつは嫌だって思う人物はいなかったし。少年はちょっとムカつく感じでしたが笑
結局、すごく奥が深そうなこの話の奥の方までは理解する事ができていないとおもうけど、満足いったので良し。
個人的にはノルウェイの森より好きだなー。
たまにでてくる、哲学的な話も好きだしね。
後半は星野ちゃんに惹き込まれますねー。なんか本当にクラシックとか聴かない人がこんな感じで好きになってくれたら良いのに。
特に何も解決しない感じですが綺麗に終わるので読後感はとっても良いです。個々のキャラクターが魅力的ですね。
四国の図書館に着いたカフカ少年が出会ったのは、
30年前のヒットソング、夏の海辺の少年の絵、15歳の美しい少女―。
一方、猫と交流ができる老人ナカタさんも、ホシノ青年に助けられながら旅を続ける。
...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

