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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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私は死ぬまえにたった一人でいいから、ひとを信用して死にたいと思っている。あなたはそのたった一人になれますか。なってくれますか。
― 90ページ -
『精神的に向上心のないものは馬鹿だ』
― 282ページ -
精神的に向上心のないものは馬鹿だ。
― 232ページ
みんなの感想・レビュー・書評
(1316レビュー)
学校の課題図書として読み始めた1冊。
ここまで人の心に直接的に訴えかけてくる著書はそう簡単には見つからないのではないだろうか。普段は覆い隠している様々な感情―嫉妬や自尊心、孤独への恐怖等が生身の人間の告白として描かれている。
読んだ後に来る重さがすさまじいです。もちろん肉体的にではなく精神的な意味で。何の救いもないようにしか感じられない。この本に対するイメージはただただ先の見えない黒、です。
ある真面目な青年と、人に明かせない罪を抱えた真面目な“先生”の物語。漱石自ら「人間の心を研究する者はこの小説を読め」とまで言った作品。
読んでてもの凄く苦しくなる小説でした。人に明かせないものを抱える苦しさに、深々と共感しました。何かを言えないまま朽ちていくというのは、本当に辛いこと。
実に100年以上前の作品であるにかかわらず、男子学生である主人公の考えていることにものすごく共感を覚える。
そして、今の小説みたくご都合主義にならない筋書きを見て、100年前という時を忘れたリアリティを肌で感じることができた。
これだから文豪は凄い。
ただ、読んだあとしばらく心が沈んだ。
学生時代に読んだと思う。あのころ読むのと今読むのとでは
感じ方が違うものである。
先生の苦悩はあたりまえといえばあたりまえだな。
Kも何も結わずに去ってはいったが
一種 呪縛である。
「人を呪わば穴二つ掘れ」よく言ったものだ。
しかしながら現在でも通じる小説だとおもった。
ふと、本棚にあったこの本を手に取って久々に読んでみた。こころ、といえば高校時代に課題図書で読まされ、授業で勉強した本。当初は全く理解できずに終わったが、授業で一つ一つを噛み砕いていくうちに理解出来た。
今回も、一字一句をしっかり噛み締めながら読んでみた。まだ、この本の良さを十分理解できていないんだろうと感じる反面、いつかこの文章の美しさとか深さをしっかり理解できるようになりたいと思った。ただ、以前よりはしっかりと読むことができるようになっていたのは成長かもしれない。
こちらも、授業で取り上げたものを、
再び自分で読み直す、という形です。
リアリティ。
人間の醜く卑怯な部分が描かれているのが好きです。
ぜひとも、一度は読んでいただきたい作品。
日本語表現の豊かさを知ってもらいたいとき、真っ先に思い浮かびます。ハートでもマインドでもスピリットでもなく、こころ。いいですね。先生の話し言葉も清冽なかんじで、でもすこし陰っている感じがとても好きです。とにかく好きです。
私はよんで人間て脆くて弱くて、けどときどき美しくて愛おしいな、と思ったけど逆に思う人もいるだろうなぁと同時に思いました。色々な読み方ができる本だと思います。とにかく読もう。といいたいです。
高校の授業で読んで以来の再読。
やっぱりKの自殺した理由が分からない。
なぜ頚動脈を切っての自殺だったのかが分からない。
お嬢さんに寄せていた想いを親友に打ち明けたKはその親友に裏切られる。...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

