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みんなの感想・レビュー・書評
(212レビュー)
芥川の歴史小説の短編集。今昔物語等に題材を取ったものが多い。
面白い。
人間の気持ちも、えがかれている時代(平安)から、作品が書かれた時代から、いま読んでいる現代まで、通ずるものがたくさんあるなぁ。古典ってやっぱり面白いなと思います。
でも、ある短編が、この先どうなるの~ってわくわく読み進めてたのに、「未完」って出てきたときは、びびった~そして残念に思いました。
文教大学広告企画制作サークルの発行誌 『FOGPARTY』Vol.6 において、「本~めくり、ひろがる、せかい」の特集に応じ、学生の皆さんから選ばれ紙面にて取り上げられた図書です。
企画コーナー「FOGPARTY Vol.6 掲載図書」(2012/1/10-2012/3/19 2Fカウンター前)にて、展示中です。どうぞご覧下さい。展示期間中の貸出利用は、本学在学生および教職員に限られます。
湘南OPAC :
http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1508644
http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1197718
【収録作品】
・羅生門
・鼻
・芋粥
・運
・袈裟と盛遠
・邪宗門
・好色
・俊覚
人間のエゴイズムを描いた作品が多い。
しかし、そこには「人間の醜さ、哀れさ」よりも
「人間の強さ」を感じる。
「羅生門」は授業で読んだことがあった。
「鼻」は、どことなくゴーゴリの「鼻」を連想させた。
他にも、「芋粥」など、興味深い作品が多く収録されていて、満足だった。
「羅生門」や「芋粥」や「鼻」は純粋に面白かった。短い作品だが考えさせらる内容でよかった。でも未完に終わった作品があったり、冗長に感じられる作品があったりで、全体としては満足感に欠ける。やはり作家も好不調があるのか、いい時期に書いたものがやはり面白いようだ。
青空文庫であったので携帯で読みました。
昔、教科書で勉強したことがあることは覚えていたんだけど。ここまで内容を忘れるものかと言うくらい忘れてました。
そんな状態で羅生門を読んだのですが。
率直にホラーな内容じゃんか!(笑)
夜、ばあさんが死体の髪の毛抜いてるとか想像しただけで怖すぎるしょ。
◆ 羅生門
以前にも読んだが、内容がすぐに思い返せなかったので、podcastの朗読とともに読み直した。
人間の汚い一面を容赦なく突きつける作品。
最後まで救いがない。
高校の国語で初めて出会った「羅生門」。
「下人がにきびを触る」という何気ない一文にさえも、意味を持たせようとする国語の不毛な感じが好きでした。
昔のひとの文章はどうにも苦手だけれど、芥川龍之介が一番読みやすい。
なんていうか、「自分」というものにとことん向き合っている感じがひしひしとして、さぞ生き苦しかろうと思わずにはいられません。
まあ、あくまで私の勝手な解釈による偏見ですが。
やはり「羅生門」がいちばん好み。
うっすらと情景が浮かんで、後味悪い終わり方が素敵です。
下人のその後を、これまた授業で書かされた思い出が…。どこの学校でもやられたのでしょうか?
とりあえず、いちいち言葉が小難しくて楽しいです。
もっと読んで日本語を学びたいと思います。
の都が、天災や飢饉でさびれすさんでいた頃の話。荒れはてた羅生門に運びこまれた死人の髪の毛を、一本一本とひきぬいている老婆を目撃した男が、生きのびる道を見つける『羅生門』。あごの下までぶらさがる、見苦しいほど立派な鼻をもつ僧侶が、何とか短くしようと悪戦苦闘する『鼻』。ほかに、怖い怖い『芋粥』など、ブラック・ユーモアあふれる作品6編を収録。
何と言っても「芋粥」。
人間観察の鋭さ、心理描写のうまさ、絶品です。
人間は欲求が満たされないことを嘆くけれど、欲求が充足されてしまった後には一体何が残るのか。
人間は欲求の奴隷だ、なん...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

