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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
(23レビュー)現代のスポーツノンフィクションというジャンルの礎となった作品。ノンフィクションにおける『主観』のさじ加減が絶妙。また、ライフステージにおいて20代後半という時期をどう捉えるか。個人的に多いに共感できた。
沢木氏の著書では「深夜特急」よりもこちらの方が、私の中では思い入れが強い。
未読の方は「敗れざる者たち」を先に手にされた方が、カシアス内藤氏の物語を時系列で読むことができるでしょう。
「やはり、それでも勝たなければならないのだ…。」
再起を賭ける天才ボクサー・元東洋ミドル級王者カシアス内藤と、彼の夢に関わる人々の力強くも儚い物語。熱いタイトルが秀逸すぎの、沢木耕太郎による私ノンフィクション作品。
カシアス内藤の内面から発せられる言葉の数々には、正直心打たれます。その分、最終話に向かって徐々に崩壊していくそれぞれの想いと繋がりは、読んでいて辛い。自分の生きかたに躓きかけたとき、再読すべき本のひとつだと僕は思います。
沢木耕太郎が、元々は取材相手であるカシアス内藤と仕事抜きでここまで深く付き合い、私財を投じてマッチメイクまでしたことに驚かされる。しかしそれ以上に、今でもその二人にカメラマンの内藤利朗を加えた三人の友情が続いており、それによってジムが設立され、当時の写真集まで出版されるという人のつながりに驚かされた。その写真集「カシアス」も早速購入したが、それが少しでも「E&J カシアス・ボクシングジム」の運営資金の足しになればと思う。2007/10/21読了
観察法の授業で人の行動を記述する際、ある事実が本当に起きているのか(客観)、それとも起きているように見えているだけ(主観)なのか分からないという疑問を持った。それを先生に相談したところ、紹介された本。できるだけ主観を排し事実を淡々と積み重ねていく記述の中に、なぜか人々の切ない感情が浮かび上がってくる本。最近になり主人公のカシアス内藤が、ガンと闘いつつ、エディさんとの約束のジムを開いたと聞いた。夢は続いていたと知り、改めて切なくなった。
スポーツノンフィクションの中でも傑作中の傑作と思われる。なによりもココまで取材対象の懐にはいれる沢木さんがすばらしいです。
主人公であるかカシアス内藤氏の写真集が発売になりました。
ボクサー、カシアス内藤についての小説。
小説というか、ドキュメントに近いですね。
優しい内藤が、どのようなボクサー人生を辿ったかを綴ったもの。
格闘技、あんまり好きじゃないけど、ボクシングは好きなんで。
なんか、ちょっと悲しくて切ない感じの話です。(アホ友文庫よりもらったもの)
私が進路に悩んでいたときに後輩が突然貸してくれた本がこれ。最初なんか読み辛かったけど、だんだん引き込まれました。そして考えさせられました。うん、今できるベストを尽くそう、何事も。後から言い訳や後悔しても仕方ないんだよね。
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

