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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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植物のときは、媒染をかけてようやく色を出すだろう。頼んで素性を話して貰うように。そうすると、どうしても、アクが出るんだ。自分を出そうとするとアクが出る、それは仕方がないんだよ。だから植物染料はどんな色でも少し、悲しげだ。少し、灰色が入っているんだ。一つのものを他から見極めようとすると、どうしてもそこで差別ということが起きる。この差別にも澄んだものと濁りのあるものがあって-中略-おまえは、ようこ、澄んだ差別をして、物事に区別をつけていかなくてはならないよ
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因縁も結局、縁だからね、なにがどう翻って見事な花を咲かすか分からないもの
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年をとってありがたいのは、若いころ見えなかったことがようやく見えるようになることだ
みんなの感想・レビュー・書評
(343レビュー)
あの世とこの世を繋ぐ「りかさん」。
我が家にも、もう20年以上前に骨董市で買った雛人形がいるけど、
りかさんがいたら、どんな暮らしをしていたか、知れるのにな。
あ、そろそろお雛様の季節がやってくるね♪
日本版トイストーリー。人形達が思い思いに自分が背負ってきた過去を語る。戦時中の話、病気の女の子の話、海外の貧しい女の子の話、などが出てくるが、全体的な統一感、それぞれの背景の深みに欠けており、様々な人の生きざまを人形に語らせるという奇異な手法で強引に面白おかしくまとめあげた小説に過ぎないと思ってしまいました。
お雛祭りにりかちゃん人形がほしいと頼んだ。
ようこにおばあちゃんから届けられたのは黒髪の市松人形の「りかさん」だった。
女の子と日本人形の心の交流を描いた乙女チックな物語かと思って読むと見事に裏切られます。かつて持ち主だった人間の心を背負った古い人形のことが、怖くて、哀しくて、愛おしくなるお話です。
2008年6月に読んだ本。レビューのようなもの(というか、読みながらの当時の記録)は拙ブログにて。「からくりからくさ」と同じリンクです⇒http://dolcevita-sana.blogspot.com/2008/06/blog-post_30.html
「りかさん」「ミケルの庭」の二編が収められた一冊。しかし実は、「りかさん」の続きにあたるストーリーは別の一冊「からくりからくさ」であり、「ミケルの庭」はさらにその続編にあたる、エピローグのような作りになっている。百年ちょっとの時間軸と、そこに登場する人々の網の目のような「縁」。だんだん一枚の絵が出来上がっていくような展開にすっかり引きこまれて、ひと息に読んでしまった。 この本を紹介するのに、祖母... 続きを読む »
久しぶりの小説(*^^*)♪『西の魔女が死んだ』の梨木香歩さんの作品♪人形の世界がおもしろく描かれていました♪人形の過去の経験を知り、傷を癒すという部分が、人間にとっても大切なことをあらわしているなぁと感じました★
もともと児童書として世に出された本ですが、この本を、本当に読んだと思えるようになるまでには、ずいぶんと人生を積む必要がるように思います。
何歳になっても、読み返すたびに新しい発見のある作品と思っています。
おばあちゃんから贈られた市松人形のりかさんの案内でようこが足を踏み入れた不思議な人形の世界。
時として本人を損なうほどに強すぎる人の気持ちを吸い取り、癒しを返してくれる人形たち。そこに秘められた人々の「思い」を感じるうちに、ようこ自身の中にも何かが芽生えてくる…人形たちが語るのはつらい物語、悲しい物語ばかりなのに、不思議な温かさと大きな癒しを感じる作品。
「りか」というのは黒髪の市松人形の名前で、ようことテレパシーで会話ができる。戦争中のアビゲイルの話は愚かな教師達に泣けた。実を言うと私は人形が苦手だ。特に日本人形が怖くてたまらない。読めば少しは苦手意識が軽減されるかと思ったけれどますます怖くなった(笑)
こどものころのようこがかわいくて、一緒に冒険しているようなきもちになる、人形や人形の着物のことがちっともわからなくても、ほのかに桐箪笥や土蔵のかおりを感じながらすんなり読み進められるおはなし。
「からくりからくさ」を読んだときに りかさんの声をもっと聞きたいと思ってたら、「りかさん」の存在を知り早速購入しました。
買って良かった!!とっても優しい気持ちになりました。
『歴史って、裏にいろんな人の思いが地層のように積もって行くんだね』
成長した容子の中におばあちゃんやりかさんの思いをしっかり受け取っているのが分かります。
こちらも好きな物語。
でも本当は、人形はこわくて苦手です。
おばあちゃんや、りかさんの主人公への接し方が、とても素敵。こんな大人がまわりにいれば、きっときちんと年齢を重ねることができる。
人形のこと、染めのこと、いろんなことが知れて興味深い。
アメリカから渡った戦時中のお人形、アビゲイルのことは、胸が痛くなります。
完璧。そんな感じがした。何が?といわれると困るけど。
物語の大切なエッセンスが出揃った。そんな感じ。
児童文学に分類されているのかしら?
確かに大人でない人たちから読みたい作品かもしれない。...
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