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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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「いいかげんに、人生を勘定するのは、やめようぜ、っていわれたよ。不幸がいくら、幸福がいくらあった。あのとき、どえらい借金をおれにしちまった。……そんなふうに考えるのはやめようぜ。金勘定するように、過ぎてきた日々を勘定したらむなしいだけだ。」
― 246ページ -
「やさしく、おだやかに生きてきた人が、ぷらぷら親のすねをかじって生きてきた馬鹿野郎に殺されることもある。この世に、公平なんて、もとからありゃしないのさ」
― 245ページ -
なぜ、と問うても分からない何かが、突然、自分を取り巻く世界を変えてしまう。それでも、その変わってしまった世界の中で、もがきながら、必死に生きていくしかないのだ。誰しもが、自分らしい、もがき方で生き抜いていく。まったく後悔のない生き方など、きっと、ありはしないのだ。
みんなの感想・レビュー・書評
(555レビュー)
小中時代に好きだった本。文庫で出てたので再読。大人になってから読んでも面白い!!
日本とは別世界のファンタジー。だけど、古の風土や文化を大切にしていたり、登場キャラクターの人間くさい感情や行動はとても身近で親しみが持てます。
日本人作家で始めて、こういう異世界ファンタジーを読んだ。なかなか面白かった。また、日本人作家ならではの発想のファンタジーでアリだと思った。子供が居たら読ませたいと思った。
老練な女用心棒バルサ(30歳)は、新ヨゴ皇国の二ノ妃から皇子チャグムを託される。 精霊の卵を宿した息子を疎み、父帝が差し向けてくる刺客や、異界の魔物から幼いチャグムを守るため、バルサは身体を張って戦い続ける。 建国神話の秘密、先住民の伝承など文化人類学者らしい緻密な世界構築が評判を呼び、数多くの受賞歴を誇るロングセラーがついに文庫化。 読む前までは、30歳と言う年齢は児童... 続きを読む »
仕事を始めると、本当に時間が無くなるのね。それでも読書と掃除はするけど。
すぐれたファンタジーは現実を映し出す。続きを読むのが楽しみなシリーズを知ることができて嬉しい。
著者はしっかり生きてきた人なんだろうなぁ。だから、きっと説得力のある登場人物や世界観をつくり出すことができたんだ。
バルサとタンダはどうなるんだろう。星読みのエリートの人のその後も知りたい。チャグムはどんな王さまになるかな。
とても面白かった!
古代日本、とはいっても、描かれているのはきらびやかな都ではなく、どこか懐かしくて癒される、田園風景といった感じです。
早く続きを読もうと思います。
評判がよさそうなので読んでみました。ファンタジーなのにのっけから読みやすいですね。普通は世界観をつかんだり、地理をつかんだりするのに結構な紙面を割くので、この辺も一つ売れている理由な気がします。一冊で一つの話が終わるくらいなんで、かなりテンポよく進んでいきます。ライトなファンタジーという感じがしました。
1月22日 読み始め
2月02日 読了
『精霊の卵を宿した皇子と女用心棒の冒険ストーリー』
元々は児童文学として書かれた小説ですが、大人が読んでも引き込まれました。
解説に恩田陸さんが書かれた『母国語で読める、しかも私たちが読むべきファンタジーにようやく巡りあったのだ』の言葉はまさにその通りでした。
今までファンタジーは海外物で2作しか読んだことはなかったのですが、翻訳された物は回りくどい表現になっていて読み終わったあと、楽しかったという気持ちよりも疲れた気持ちの方が強かったです。
この『精霊の守り人』は素直にストーリーを楽しみ、主人公たちに課された運命の行方にハラハラしました。
今回の新潮文庫盤は大人向けに漢字を増やしてあるそうですが、児童文学として書かれた物なのである程度の年齢の子供にも、このまま読んでもらうことも出来るかと思います。
守り人シリーズ一作目。
解説にもあったけど、優れたファンタジー(異世界モノ)は児童文学としてだけでなく、大人が読んでもおもしろいとのこと。(大前提として子供のためにかかれているってところが重要)
要は子供相手だからって薄っぺらな世界観の作り込みではなく、大人が読んでも読み応えのある作品観があるかどうかってことか。
作者は文化人類学者らしくて、その辺りも普段読むようなオカルトっぽいのとは系譜が違っておもしろかったです。
2人の別れはちょっとつらかったけど、運命に翻弄されることを受け入れたチャグムの今後はもちろん、
星読みのシュガのその後が気になる。
続き早くよも^^
もっと早くに読めば良かった。ファンタジーは普段あまり読まないけど、すぐに入り込めた。
主人公が30代だって所に少し驚いたけど、違和感なく読めた。
バルサとタンダの関係がどうなっていくのかも今後楽しみ。
すごい作りこみ。神話や、それに隠された秘密・そして曲げられた歴史などなどなど。前半の歴史を説明する部分を終えれば、ページをめくる手が止まらない展開。卵のヒミツ・その行方にはドキドキ。専門用語・造語も多く、分かりにくい所もあったがすごくよかったと思う。
まず槍を持って戦う用心棒、バルサが素敵です。かっこいいんです。
またこの作品は国の歴史や伝承などの世界観が上手く作られていて、すごいと素直に思いました。
チャグムとバルサのかかわりなんてのも、大切な要素ですね。
戦いのシーンも迫力があったと思います。
獣の奏者に続いて読み始めました。
精霊の守り人となったチャグムと
女用心棒バルサの物語。
いつの時代も権力が存在して
歴史がねじ曲がってしまうのが悲しい。
世界観がいい。
和製ファンタジーの金字塔のような作品。
日本人文化人類学者が書いた作品だけに、アジアの世界観や伝承がうまく織り込まれていて大人にも読み応えアリ。
シリーズがずーっと続くので、捜す時間が無いような時...
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