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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
(194レビュー)著者の名前は以前より知っていた。印象は格闘・刑事モノを得意とする超多産な通俗作家。この道三十年で速書きな分、余り質は期待できないとの先入観否めず。実際、個人的趣味から超古代ミステリー・モノを二冊読んだが、大風呂敷を広げた挙句の尻切れ蜻蛉にやや失望。只、この本は面白い。現代のメルヘン。タイプは異なるが幕末の士 吉田松陰の『体は私なり 心は公なり 私を役して公に殉う者を大人と為し 公を役して私に殉う者を小人と為す』を体現するような主人公の生き様に、我知らず共感を覚える。余りにも不器用な逆命利君の官僚魂に拍手!
えー先輩ブロガーさん方々の感想を見てまして乗ってしまいました
内容はミステリーではありません
日本警察内とくにキャリア組・・官僚の人間関係を描いたヒューマンストーリーです
http://momokeita.blog.fc2.com/blog-entry-83.htmlより
嘘をつくということは、どんな理由があるにせよ、後ろめたくて先の人生を堂々と生きられない。その場を取り繕うのではなく、どう対処したら起きてしまった現実を最小限の出来事として受け止められるか。
主人公の一言一言が、心に突き刺さった。今からでも変われるだろうか。
影響されすぎだが、息子ができたら東大に入れたい(笑)
高いエリート意識を持った警察庁のキャリア官僚が、ひたすら自分の路を突き進む新しい警察小説です。
次々と起こる殺人事件は、警察のスキャンダル、少年犯罪の問題を含んでいて重厚ではありますが、事件よりも主人公・竜崎のキャラクターが強烈すぎて深刻さよりもコメディ色の方が強く感じました。
東大以外は大学じゃないと言い放ち、出世に邁進する姿は最初は反感を抱くのですが、彼には彼なりの正義に忠実なのだとわかってくると、この不器用なまでに一途な変人が魅力的です。
連続殺人事件、警察組織の軋轢、そして家庭内の問題と山積みの課題を背負うことになった朴念仁の竜崎が、どうこの難局を乗り切っていくのか。
キャラクター達と事件の解決がすっきりと楽しい一冊でした。
2度読みしました。
この本を読んだことがきっかけで、今野敏さんの作品が好きになって他の作品を読みました。いま一番のお気に入り「同期」を読むきっかけをくれたこの本は、思い出の一冊です。
読みはじめは竜崎の凝り固まった考えを正すように話が進むのかと思ったけど、その竜崎が優秀で最終的に最も正しい判断をするのが意外だった。
てっきり伊丹の現場主義に傾倒していくのかなぁと。
四角ばったキャリア警察官の小説です。
最初読んでいるとただのエリート意識丸出しのいやな警察官に見えますが、物語を読み進めていくにあたり主人公の人間臭さや不器用さが徐々に出てきて、いつの間にやら感情移入をしてしまいます。
自分のルールを遵守する。エリート意識は持っているが、それに伴う責任感も人一倍ある。理想的な警察官です。
警察庁長官官房(キャリア)でマスコミ対策を担う朴念仁の主人公。
組織を揺るがす連続殺人事件に真正面から正義で対決する物語。
吉川英治文学新人賞受賞作です。
当初は主人公のエリート意識ぶりに嫌悪感がでてました。
ただ物語が進むうちに逆に善悪の信念に魅力を感じました。
あと各登場人物のなかなかクセがありおもろいです♪
仕事は優秀で努力家、家庭は妻に丸投げで崩壊危機。
何処にでもあるようで何処にもない感じがさらにおもろいです。
特に警察内での力関係でこんなに応対が変わるかとw
警察ものが好きな方にオススメの作品です。
文句なしの五つ星です。警察小説は、多少食傷気味ではあったが、今野敏は、切り口が従来とは異なり、刑事が犯人を追い詰めていくという展開ではなく、官僚機構とか、人間模様が描かれている。
主人公竜崎はじめ、登場人物が極めて魅力的。
今野敏さんのシリーズは非常にリアリティがある。この隠蔽捜査は、単なる捜査ものというより広報を経験した私にとって組織と広報の在り方を問うテーマとして読んでもよいように感じた。また仕事というタコツボにこだわり続ける男社会の虚しさも再認識させられたシリーズ第一作である。
組織の中での善悪。
社会の中での善悪。
家族の中での善悪。
人間としての善悪。
人物設定が分かりやすいのでテーマが多少重たくてもスイスイ読める。
ラストの台詞も好感が持てる。
こんな官僚いねぇよ(笑)
しかし、読み物としては、面白い。
タイトルからしてミステリー色が醸し出されているが、まったく違うね。今野さんが書くとこうなるのか。
次、『果断』確定!
彼女のオススメで購入。
主人公は警察官僚。
初めはエリート意識の塊の主人公が嫌いだったが、だんだん信念に素直に生きている様に好感を持つようになった。
続き物らしいので、続編も読んでみよう。
警察官僚、いわゆる警察組織の中のキャリアと呼ばれる主人公竜崎伸也の活躍を描く話。
初めはこの竜崎の変人ぶりというか、徹底した現実主義さに多少嫌悪があったものの、読み進めていくうちにだんだんと好きになって最後には現実で友達になってみたくさえなる。
これだけ個性が強くおもしろみのある人物は自分の読んできた小説の中では1番なのではないかというくらい好きになった。
内容も警察はもちろん家族・友人との関係も描かれていてテンポよく最後まで読む事ができ、読み終わった後の爽快感は最高だった。
ただ1つ個人的に知識・勉強不足の点もあるが、警察の役職の名前が多く出てきていまいち力関係や位置など細かく把握できない(ただ説明も丁寧にわかりやすく書いてあるので大まかなイメージは出来る)でなんとなく流してしまったいたので次作を読む前に勉強したいと思う。
再読。
シリーズ2作目『果断』が文庫になっていることに気付いたので、1作目を再読しました。
骨太な警察小説です。多分私にとって初今野敏がこの本。これをきっかけに今野敏を読み始めました。
再読でも面白さは損なわれず。
ちなみに主人公の竜崎ちょー好きですが、身近にいたらちょっと煙たい。
逆に伊丹は、小説のキャラクターとしてはまあまあですが、近くにいるならこっちだな。
この二人のコンビがいい!
テレビの二時間ドラマで、2(だと思う)を見てこの本を買ったので、陣内さんと柳葉さんの顔で再現されました。
2作目読むの、楽しみ!
とても読みやすいのですが、何処にでもいるようで何処にもいるはずがない、主人公のキャラにどうしても共感が発生しません。
妻・長男など、家族との関係にしても有りがちな様で、有り得ないバランスが、どうしても障害となってしまいます。
頭がきれる事と、努力家である事と、普通の人である事の整合性のとり方に、今後変化があるのでしょうか。
今度観に行く劇の原作なので読んでみた。ということで、ついつい主人公のイメージは上川さんに…f^_^;)
警察の話でも、主人公が官僚なので、事件よりは組織が話の中心になっているにも関わらず、かなり緊迫感があって面白かった。
ただ、イメージが上川さんのせいか、官僚が主役のせいか、何だか陰の季節とかぶるような感はあるかも。
シリーズ物なので、続きも読んでみたい。
再読
転迷を読んで最初から読み直したくなった。
最初はかなり階級意識が高かったよう。竜崎も成長してることがよくわかる。
それにしても、奥様が立派。
それなりの人は人を見る目もあるということか。
小学生の時いじめられ、それを発奮剤にして努力し東大に入り警察官僚となり出世の階段を登っている竜崎。彼はただのキャリアではない。自分の保身よりも国家、国民のために原理・原則に則り物事に対峙していく。警察...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

