みんなのレビューページ
この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
(474レビュー)
2011/12/31
人の感情って本当に複雑で、矛盾した気持ちを抱えてやきもきしたりする。
私はバッチリ静枝タイプで、でも果歩のような自由奔放さに、子どもっぽさに、ちょっと憧れたりするのだ。
強がって友達には偉そうに言ったりするのに、男にいいように言いくるめられたりするのも私そっくり。笑
気心の知れた親友。良くも悪くも、相手の言葉や行動の裏にある心理まで分かってしまう仲。自分にもそんな仲の相手がいる。でも分かってしまう内容は大概において、がっかりするものだったりする。それでも、言わなくても通じる相手というのは一緒にいて楽だし、自分が褒められて嬉しいポイントを突いてくれてプライドをくすぐってくれるから心地よい。それは翻ってみれば相手からも私の心理が読めてしまうからであるのだなと今更気付いた。こう見られたいんでしょ、とか。こう言ってほしいんでしょ、とか。私もまだまだ。慣れ合いの末のヨイショではなく、心から尊敬し合える仲が理想です。
本に「出会う」という表現があるのはこのことだなと。この時期にこの本に出会った偶然はきっとこの本に
「呼ばれた」のだと思う。
主人公の果穂のふんわりとした空気が伝わってきて、描写が上手だなと思った。
忘れられない恋に対するせつなさとか無気力とか、表面に見える感情がなくても心の奥ではそういったものを抱えて過ごす事ってやっぱり誰にでもあることなんだと思う。女子は共感する人が多いんじゃないかな。
私は割りきったお付き合いをしている静恵にとても共感するけれど、将来を考えるほどの気持ちは持ち合わせてないな。
果穂が過去にどんな失恋をしたんだろうとどんどん読み進めたくなる一作。
長いことかかって読み終えた。
オズプラスで紹介されていて手に取った。
カフェオレボウルで紅茶をのむところと
朝食のシーンがすき。
果歩の料理のシーンもすき。
ところどころ、
江國さんってこういうふうに世界を
見てるんだなあって思うところがあって、
メモしておけばよかったと今後悔。
ふたりの恋に共感はできなかったけど、
余分なところの描写はとてもすきでした。
ん~微妙w
変わった恋愛のカタチを描くのは良いんだけど、どうせやるなら読者にそれを思いっきり納得させようとして欲しいんだよね・・・。
ってなんだこの上から目線レビューは・・・。
ヒロインの果歩と静枝。失恋を引きずっている果歩を慕う中野君。
静枝は不倫を継続中。
踏み出せないもどかしさや、正直になりきれない感情の揺らぎなど、人間ってそういうものなのだ。繊細な描き方。
大学の時、江國香織ばっかり読んでた頃に購入した。
1年に1回は読みたくなってしまう。読むごとにどんどん良くなっていく本。
女友達ってすごく難しいと思う。男性と違って、いろんなパターンの人生があるから、それについて嫉妬したり羨望したりそんな自分を恥じたり隠したり、「大人の女といわれる年齢」を必死で生きてる。
そんな不器用な友情(でもこれが嘘っぽくない女の友情かも。)のちょっとしたお話。
もう何度読んだか分からない。
読み終わるとまた表紙に戻って、すぐに読み返す。
どちらの女性にも共感と反発を抱くけど、自分自身が年齢を重ねる事で、見え方が違ってくる。
何度読んでも新鮮で、心地よい。
ひとりきり静かな休日の午後、カフェでコーヒーを飲みながら、自分だけの心穏やかな時間にひったり沁みる小説。 この著者は文章の透明感に定評があることは知っていたが、これほど繊細だとは思わなかった。女流作家の小説はあまり読まない主義だったが、他の作品も全て読みたいと感じた。 相手を知りすぎて、深すぎて、タブーが出来てしまう女の友情。忘れられない過去の恋愛。自分を慕ってくれる男の存在。忠犬のように相手を... 続きを読む »
ちょうど人間的に一番荒んでた時期に読んだ一作。
この人の影響を一番受けてるのではなかろうか。
そのくらいに読み返して、いまやカバーは破れてしまっている。
夢の中で生きている果歩も、現実に足をつけつつ逃避した生活を送っている静枝も、自分の中にいる。
結局は、その無駄さえも糧なのよってことなんだろうけど。
これすっごい好き。
神様のボートと似てるって思ってたら“一族”なんだね。やっぱり。
果歩になりたいって心から思う。
果歩みたいなめがねかけたい。
めがねやで働きたい。
カフェオレボウルで紅茶の見たい。紅茶茶碗はつかわないの。
ぴくにっくにいきたくなった。
これとっても素敵な物語
タイプの違う果歩も静枝、
どちらの女性も、自分にも似た部分があって
イヤな女だなと思うw
そしてどちらの女性にも共感よりも、
心配してつっこみたくなってしまいます。
静枝が、果歩の過...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

