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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
(550レビュー)
いじめが力ある者からなき者へのその行使だと定義すると必ずしも悪とは言い切れないよね。
スポーツで強いチームが弱いチームを下すことが悪いことではないように。
要は機能性の問題と思うんだよね。
いじめることでアイデンティファイする奴がいて、
それを叩くことでアイデンティファイする奴がいて、
守られることでアイデンティファイする奴がいて、
守ることでアイデンティファイする奴がいる。
そうして互いに依存しあえば問題無い。
でもバランスを欠くから問題になる。
共同体内で他者との関係性でアイデンティティを得たいなら自分も誰かにそれを提供しないと。
でないと隠したナイフで刺されちゃうにょ(>.<)
「いじめ」を題材にした作品。
単にイジメを受ける者の悲惨さを物語っているのではなく、どうして被害者はイジメを告発しないのか、親はどう対処していけば良いのかを巧みな心理描写で描かれている。
結局イジメは相手が憎いからするのではなく、ゲームのように楽しいからしてしまう。被害者が泣いたり怒ったりすればさらに盛り上がる。親や教師に言いつけたらよりスリルが増し、いじめる口実が増えてやっぱり楽しい。そこに加害者意識は全く無いのだろう。
子と、親や教師の「いじめ」への認識・対処に大きな差異があり、確かに現実世界でも微妙で難しい問題なのだろうなあと何処か人事で、だけどこれから私自身も、もしかしたら正面から受け止めなければならないことなのかもしれないと少し苦い思いをしながら読み進めていった。
短編集4話で、いじめに関わる子どもと親の話。 「コンジョーやキアイのないコっているんだよ。 歌の下手なコや、手先の不器用なコや、 数学の苦手なコがいるのと同じように。」 確かになあって思った。 これは、「諦めている」んじゃなくて 「認めている」んだと思う。 「親ばか」じゃなくて、 「子どもを理解」することだと思う。 荒木大輔の大ファンのパパの... 続きを読む »
うわぁ・・・冬に読むんじゃなかった。超落ちる。しかも短編集かよー。 冬だからこそ心にポジティブに響く長編をゆっくりじっくり読みたかったのに。 そうじゃなくてもこの精神的不安定シーズンにイジメがテーマの本とか・・・上がれないじゃない(涙) 小学生と中学生がメインの4話と、イジメはないけど先生が奥様方から文句岩れる1話。 先生の話はいいんだよ、別に。センギョーシュフなんてイセージンみたいな... 続きを読む »
イジメがテーマの短編集。
自分が小・中学生の頃はもっと行為が直接的で、いじめっ子は不良っぽい子達が中心というように、構図が分かりやすかった気がします。その意味では「エビスくん」に近い感じでした。
今は”普通の”子達が集団で、かつ遊び半分でやってしまうところが怖いです。
それぞれの短編で一応の結末があるものの、決して解決には至っておらず読後もモヤモヤが残りました。
家族や子供のイジメをテーマにした短編集。
最初の頃はあまり思わなかったが、『ビタミンF』と続けて読むと、とっても暗い気持ちになれる。(笑)
一話一話が重たい。
高校の頃に一度読んだが、もう一度読み直してみた。
家族愛やいじめのようなある意味日常的なテーマを扱っていて、
別にいじめは良くない、とか、家族を大事に、ということを
直接書いてあるわけではないけれども、
現代の家族や学生のありのままの姿が淡々と描かれているので、
読みながら考え込んでしまう。
そして、家族は大事にしよう、と思っている自分がいる。
重松作品に登場する子供はどれも大人びた冷静な視線を持っていて、私のような大人になりきれていない大人はどうしても感情移入し切れない。でも、ついつい作品に引き込まれていくのだから、とても不思議な気がします。本作は5編の作品からなっており、最初の4つは「いじめ」がテーマかモチーフになっています。ただ、いずれも絶望的なエンディングを迎えるわけでなく、どこか希望に満ちた安らぎも感じられるというのが重松作品の特徴かもしれません。痛々しい凄惨な描写が随所に出てくるので、「いじめ」を考えるために読んでおいた方がいいなんて軽々しく言えませんが、「いじめ」にどう向き合えばいいのか、少しはヒントになった気がします。
主に「いじめ」と「家族」をテーマにした短編集。 現代の家族を書くことを大きなテーマとしている著者だけあって、リアルな温度を感じる作品ばかりでした。 決して軽くはない話です。むしろ、読了感はずしんと重い。 壮絶ないじめの描写には、思わず背筋がぞわっと毛羽立ちました。 それでも救いがないわけじゃなく、温かさも感じる作品たち。 「ワニとハブとひょうたん池で」 プライドを持って生き... 続きを読む »
胸が苦しくて、読んでいて辛かった。辛かったけど、実際に世の中にはいじめは確かに存在していて、いじめられてる子もいじめてる子もいるんだなぁと思うと目をそらしてはいけないと思い、噛み締めるように何度も読みました。
あたしの学生時代には、無視とかそういうのはあったけど実際に殴ったり、みんなに晒されるようないじめとかそういうのは多分なくて、でも実際に目の前にそういういじめに遭ってる人がいたら、あたしは助けることが出来るだろうか。傍観するだけでなにもしないのか。そもそもいじめにあっていたら。自分はなくても、将来自分の子供が被害者だったら。加害者だったら。。。
そういうことを考えさせられました。
苦しかったし眠れなくなるくらい辛い読書になったけど、何度も積読すべき本だと思います。
いじめをテーマにした短編集。
人はナイフのように人を傷つけたり、傷つけられたりして生きている。
でもすべてのことに意味があって、何かを得るための学びなのやと思う。
最近落ち込んだり、辛かったりすることが多く、逃げ出したくなってたけど、読んでたら、きっと報われる日がくると思えてきた。
いじめを題材としたお話です。
非常に重い内容となっていますが、その分たくさん考えさせられるものがありました。「こんなイジメないでしょ〜」と普通の人は思うのかもしれませんが、あるのです。ゲーム感覚でのいじめも実際にはあるのです。
生々しくも、独語はなぜか清々しさを感じました。
胸が痛い…。読んでる最中辛くて辛くてたまりませんでした。短編集で「いじめ」のお話。あまりに辛くて途中でやめようかと思いましたが、読みました。何度かポロッと零れたりもしました。辛くて、痛くて、じくじくする。そんな感想です。
ちょい重ほんわか!ちょい重ってほど重くないけど、ちょい重ほんわか!
深夜の唐揚げよりは重いけど、うちのパソコンでのiTunesよりは全然軽い。iTunesってどうしてあんなに重いの。ボタン押しても動作が遅れてついてくる。いっこく堂やないけど。
痛々しいリアルないじめが描写されていて、さすが重松清だなと思った。けれど彼の本には「いじめはいけない」みたいな教訓的なものではなく、生身の人間の息遣いが感じられるので、たまに息苦しくなることもあるが、読んでいてとても考えさせられる。
「いじめ」をテーマとした短編集。いじめの描写がリアルで気分が重くなる。反面ストーリーはファンタジー入ってるなーと感じた。あそこまでディープないじめに発展してると、解決はそんな簡単じゃないのでは…と思っ...
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