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みんなの感想・レビュー・書評
(392レビュー)第124回直木賞受賞作品。 青年でもない、年配でもない40代前後の父親の視点から家族の絆を温かく描いた7つの物語。 主人公達の人生は縦横に繋がっています。 親子、夫婦、過去の恋人、仕事の仲間など現実に即して描かれ、そして家庭に対する幸せを感じながら力強く生きて行こうとする姿は、主人公達と同世代としては非常に共感する事が出来ました。 ビタミンFと言う錠剤が有るならば飲んでみたい、... 続きを読む »
悪い本ではないのですが…
暗くて、しょぼい中年の話なので、あまり合わなかった。
自分まで冴えない中年になりそうで、 もっと元気に生きろよ!って言いたくなっちゃいます。
まー、実際そんな簡単には行かないのですが、読む本ぐらいはガッツのあるものを読みたいんですよねー。
全体的には、思った通りにいかなくてもそれなりに頑張って生きていこうね。
って感じなので、 決して悪い本ではないのですが、今の前向きな気持ちに合わないので低評価です。
元気がない時なら救いになるかも。
2001年直木賞受賞作。
悲哀の中にある希望。
7つの短編にでてくる7人の父親の家族愛を感じて涙が出てきた。
いい作品に出会えた。秀作。
ある意味「疾走」よりも重く、「その日のまえに」よりも感動し、心が温まった。 ・・・読了後は心に何かつっかえ棒が残った。今でもなくならない。 いずれ消えるだろうが・・・読み返すたびに現れそうだ。 重松清の作品の中でも感情的に、重々しく、でもあっさりと読んでいった。 何故だろうか。 それはあまりにも現実に近い話を描いていたからだと思う。 「思う」のはまだ自分が家族を持つ大人ではないから... 続きを読む »
身につまされる作品です
感動・・・とは違います・・・共感・・・ですかね
自分と照らし合わせてしまいます・・・
ものすごく感懐深い作品です
家族、仕事、そして未来へ向かって・・・閉塞感に襲われる世代・・・
http://momokeita.blog.fc2.com/blog-category-20.htmlより
直木賞。
7本の短編集であり、すべての話においてアラフォー世代の父親が主人公。
人生の中途半端な時期を迎えた彼らは、家庭という舞台を戦場に奮闘する。
基本的には全編ハッピーエンドなため、ちょっとだけテンションが上がるし、「明日からも頑張ろう」という気持ちになる。
そういう意味では、まさしくビタミン的。
4話の「セッちゃん」は秀逸。
30代から40代へ、中途半端な時期に差しかかった人々の物語。
そんな物語を、まだ20代にもなっていない自分が読んだ。
なんでか共感してしまう(笑)
自分はおっさんなのでしょうか。
いいえ、
きっと自分の家族を考えたから。
きっと自分の未来を想像したから。
将来、自分はどんな家庭を築くのか・・・
はたまた結婚しないのか・・・
いろんな年齢の時に読みたい本。
その時々で感じ方が変わってくるはず。それが楽しみ。
人生の中途半端な時期に差し掛かった人達が主人公の短編集。
「パンドラ」の父親は見事なダメっぷりw
「はずれくじ」は最後が爽やかで良い。
「セッちゃん」はなかなか怖い異色作。
「なぎさホテルにて」は一番気にいった!特に30年前の手紙が見事。
その他はぼちぼち。
少年サッカーへ行ってる時。 空き時間に日向ぼっこしながらなにげに読書の最中、 「何読んでるんですか?」と監督の言葉。 「重松清です」 「ビタミンFのですね」 何気の会話に、きっとこの監督は重松清を読んだことないな、と容易に推測する。 重松清といえば「直木賞作品」的な受け答えを好きな奴に言うのはどれほど失礼なのか、少なくとも僕は気分を軽く害した。 でも、そこで気づいたのは... 続きを読む »
結婚は人生の地獄と言いますが、息子娘が思春期のお父さんならば、地獄も峠でしょう。上下関係もぐちゃぐちゃ、左右関係もむちゃくちゃです。まさに地獄オブ地獄。吐き気もするでしょう。自殺もしたくなっちまう。自分に正直にいきていきましょう。ただそれだけですね生きるコツは。まあ、僕もその世代になれば苦しむのでしょうが・・・。
もっと年を重ねてから読みたい感じではあった。
ただ、「大人って大変なんだな~」と思った。笑
全体的に途中まではけっこう怖いというか奇妙というかそんなストーリーが多かったけど、最後には「救い」がちゃんとあってほっとした。
もっとほっこり系を想像していたけど、ちょっと違った。これが直木賞なのかあー。
7篇の短編から成る家族小説。著者は私よりちょっと上の世代で、時代設定は懐かしく感じましたし、設定となる家族環境などにも自己投影しながら読めました。ただ、なんか文章や構成がちょっと技巧的過ぎるせいか、引っ掛かりがなく何かさらっと読み流してしまい、もっと強烈な切なさとか圧倒感みたいなメリハリやぎこちなさ部分も欲しかった気はします。ちなみに「セッちゃん」と「なぎさホテルにて」が個人的にはお気に入り。
さえなくて、苦くて、でも幸福な日常を父親の目線から描いた小説。
読んでいるだけで、自分が父として5人の人生を体験したような気になる。
「口笛吹いて」のテイストに似ている気がするが、それより...
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