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この作品からのみんなの引用
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私の診断名には「障害」という言葉が使われていますが、私はこれを、「社会の中で当たり前に生活することが困難なレベルの不具合がある」という意味でとらえています。一見どんなに普通に見えようと、実生活では明らかにいろいろな不具合が起きているからです。
― 289ページ -
「あのね、わかったんだよ!この研究によると、怒りは恐怖の表現でもあるんだって」
― 212ページ -
「ただ、これからはね、世の中でやっていくために、もっとうまいやり方を工夫することだってできるようになるんじゃないか、とは思う。診断名がついたことで、じぶんがもっと楽に社会の中で生活していくには、どんな方向で努力すればいいのかの手がかりができた。例えば、どういう分野の本や資料を調べればいいか、とかね。それに、これからはもう、自分だけでがんばらなくてもいいんだ。必要な時には、今日会ったみたいな専門家の人たちに相談することもできるし、助けになってもらうように頼むこともできる。そうでしょ?」
― 186ページ
みんなの感想・レビュー・書評
(60レビュー)読み始めからかなりの違和感。「著者あとがき」を読んでやっと納得。ノンフィクションを謳ってはいけないペテン本だな。あくまでも高機能自閉症の一例と捉えるべき。「異星人」「地球人」と区別して悦に入っているようだが、差別や偏見を生まなきゃいいが。
しばしば噛み合わなくなってしまう会話。「個性的」を通り越し、周囲の目を忘れたかのような独特の行動。 ボキャブラリーも、話題も豊富な僕の妻だが、まるで地球人に化けた異星人のようだ……なぜ? じきに疑問は氷解する。彼女はアスペルガー症候群だった。ちぐはぐになりがちな意識のズレを少しずつ克服する夫婦。その姿を率直に、かつユーモラスに綴った稀有なノンフィクション。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 うー... 続きを読む »
アスペルガーってよく聞くけどなんだろう?と思っていたところ、先生から貸していただけたので読みました。
妻の障害について具体的に書いてあって、みんながそのままではないけれど、1つの例としてわかりやすかったです。
周りも自分も知らないままに過ごしていて、悩んでいる人もいるだろうな、と思った。
外からアスペルガーの人を観察してこんなに分かるものか?と正直思った。なかなか世間一般の方々には理解し難い心の中を上手に描いていると感心してしまった。からくりについてはネタバレになるのでここには書かないので読んでのお楽しみ。
普段理解されない心の中をこうして本にまとめてくれて、多くの方々に知ってもらえるキッカケを作ってくれる素晴らしい一冊であると思いました。
そういう僕にもエイリアンの特性があったりします。この本を読んで、「そうだよね~」と共感できる人って、アスペルガーの人か、もしくは配偶者がアスペルガーの人なのではないかと思えてなりません。
高機能自閉症、アスペルガーの妻を持った夫の、日常生活と診断までの道のりをつづったノンフィクション(と思いきや最後にびっくりな種明かしもあり)。
読み物として純粋に面白かったし、彼らはこんな感じの捉え方をするのかと勉強になった。
久々にドーンと感動した一冊。アスペルガー症候群の妻を抱えた夫の手記、ということになっているけど、実は、読んでみてのお楽しみ。 アスペルガーについての格好の入門書にして、障害者関係に従事している人たちにとっても、かなり楽しめる一冊。 学習障害と並んで、最近とみに話題になることの多い高機能自閉症。 大人でも、こういう障害を持っていて、自分でも自覚がないし、また他人からも指摘されないので、 ま... 続きを読む »
友人が貸してくれました。 自閉症と言っても色々とあるんだなあ、と興味深く読みました。 それにしても一見普通の人となんら変わるところのない方が 電話での応対がマトモにこなせなかったり、電話番号が聞き取れなかったりしたら使ってるほうもそれがその人には大変難しいこととはわからないから困っただろうなあなんて思いました。 人の感じ方はそれぞれで他の人とまったく同じと言うことはありえないの... 続きを読む »
最初、読んだ時夫にイライラしっぱなしだった。
ただ、妻に対しての不満をこの本を書くことによって発散してるような気がして、、、。
でも、実はちゃんと最後まで読んだらちゃんと裏があったのよね。
高機能自閉症と名前を付けることによって、差別化してる印象を受けるけど、
その特性を理解する事によって、上手く共存する事も出来るんだね。
人はみんな少しずつ歪んでるから、
それを許す気持ちが大切だと思う。
かつて、高機能自閉症の子を担当した際、私の常識を超えた行動に困惑した事がありました。この本では高機能自閉症の方が実際に社会に適応すべくされている努力を垣間見ることができ、周囲の関わり方の参考になります。
アスペルガーの妻を持つ夫から見たアスペルガーを持つ妻との日常生活を書いたエッセイ。
アスペルガーの妻が感じる日常生活の生きにくさと、
それに適応するためにどのような工夫を行っているかが書いてある。
「自閉症」ということばを最初に聞いたのは、学生時代だったでしょうか。その当時は、うつ病や引きこもり状態、というような意味で使われていたような気がします。現在では、それは間違いで
(続きは以下)
http://muratyan.cocolog-nifty.com/book/2008/11/post-3571.html
「高機能自閉症スペクトラム」アスペルガー寄り、という障碍をもつ著者が、パートナーである夫の立場で書いた本。「努力も才能のうち」と言うなら、その才能のとんがりっぷりが面白いしすごいと思う。
自分の周辺にも「あるよなこんな事」ってことが書かれていたりしてスッと入っていけますよん。程度の差こそあれ、周りにこんな人いませんか?
高機能自閉症である著者が夫の視線で自分のことを綴ったエッセイ。
「障害」をあつかっていながら全くお涙ちょうだいではなく、
アスペルガーというちょっと変わった隣人を理解することができる良書です。
夫婦がきちんと向き合ってるのが素晴らしいなぁ。アスペルガー症候群を知るきっかけになったのは勿論、妻が自分の周りとのズレを少しでも埋めようと努力している姿が良かった。そして上手くいかないからといってすぐに見捨てるような夫ではなくて良かった!一つの理想の夫婦の形。
タイトルに惑わされず、良い人間関係を築きたいすべての人にオススメできると感じた本! 読んでみてまず印象的だったのは 高機能自閉症である「妻」が私とそっくりだったこと。 (夫に貸してみたら、確かに似てる!と) 私の場合は(調べたことはないけど)自閉症の傾向は恐らくなく、よって成長の過程で克服したこともたくさんあるのだけど、 ・言葉の扱いに敏感で ・電話での... 続きを読む »
”地球人”の夫と、
高機能自閉症である、”エイリアン”の妻の、日常。
一見ほのぼのだけれども、
やっぱり”エイリアン”が地球人の中で生きて行くには、
とてつもない苦労が付きものなわけで・・・。
あとがきにちょっと驚いた。
久しぶりに小説以外のジャンルを読んだなぁ。
背表紙の文言にひかれて買いました。あれっこれって私のこと?そういえばあの子ってこんな感じだな、なんてよく思うこと。この「ちょっと人と違う」が実は病気だったりする。「僕の妻」のように自分ではにっちもさっちもいかなくなった人には対処法が幾分分かっていいのだろうが、自分でもどうにかできるレベルなのに軽い気持ちで医者に行っちゃったら病気と診断されちゃうのって何だか怖い。すぐウツと診断されちゃうのと一緒だ。
自分の妻はこんな面白い言動とっちゃったんだよ、自分は妻に対してこんなに真摯に向き合っているんだ、っていうトーンかと思って、なんでそれだけのために本書いたんだろう、駄作だなーと思ってたら、最後にどんでん返し。そう告白されたら、なるほどと納得できるところがたくさんある。面白かった。
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

