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みんなの感想・レビュー・書評
(198レビュー)
実家の本棚発掘記念。
「言わずにおいて」が、好きで好きで。
あの啖呵、ステキ過ぎ。
私も言ってやればよかった「ふざけんじゃないわよ、このオタンコナス」。
…言えないんだけどサ。
「ドルシネア」も好き。
読み終わると、にっこりほっこりしながらきゅって切なくなる。
やっぱり宮部氏のお話が好き。
内容(「BOOK」データベースより)
失恋からコンピュータ犯罪の片棒を担ぐにいたる微妙な女性心理の動きを描く表題作。『火車』の原型ともいえる「裏切らないで」。切なくあたたかい「ドルシネアにようこそ」など6編を収録。日々の生活と幻想が交錯する東京。街と人の姿を鮮やかに描き、爽やかでハートウォーミングな読後感を残す。宮部みゆきワールドを確立し、その魅力の全てが凝縮された山本賞受賞前夜の作品集。
ミステリーでありながら、日々の何気ないエアポケット的な時間をすくいあげている感じがする。
東京を舞台に、街と人々を鮮やかに書いていて、読後感がとてもいい。
宮部みゆきという作家の確立的作品とでもいうべきか。
ただ、少し文章的に甘さと弱さが感じられる。
短篇は苦手なのかと思われても仕方がないような気がしてならない。
模倣犯以来、ちょっとイヤになってたとこだった。
模倣犯は、ひとつの事柄をいうのに、やたらと修飾語とか説明的なものが多すぎる。
短編ならそんなことはないだろうと。
面白かった。
それまで敬遠していたミステリーも読むようになったのはこの人のがきっかけだったことを思い出した。
6つある話のうち、「裏切らないで」はイマイチ。あとはまぁ好きかな。
短編集だったのですが、全体的に女性の業というか性というか欲というか・・・そんなものがメインだったように思いました。男性に依存したり、借金してまで着飾ったり、若さを求めたり。そういうのが自分の中にあまり無いから、出てくる女性たちの行動は不可思議なものに映りました。ホント私は女らしくないんだな・・・とちょっと凹み(笑)。
この本の中で私が1番好きだなぁ・・・と思った作品は「聞こえていますか」。物語は年配の1人暮らしやら、その家族との関係やらでせつなかったのですが。主人公の男の子がお引越しの関係で偶然出会ったアルバイトのお兄さん。その男の子とお兄さんの関係がツボでした。やっぱり「お兄さん」はいい!!(萌)
短篇集。どのお話もやさしくて、読後感がやんわりだった。
宮部みゆき2冊目なんだけど、比喩のうまさに毎度はっとさせられる。よくここでこんな表現生み出せるな! と思う。
「返事はいらない」「聞こえていますか」のストーリーと、「裏切らないで」のガミさんが好き!
宮部みゆきの長編はかなり厚みがあって手に取る気になれなかったので短編を読んでみました。
題名から引き込んできますね。どれもおもしろかった。一番は「聞こえていますか」。
長編も読んでみたいと思います。
短編6篇。銀行CDトリックの「返事はいらない」、オチは単純だが筋が素敵な「ドルネシアにようこそ」、突飛過ぎてイマイチな「言わずにおいて」、おじぃさんの遺品である盗聴器の設置動機が最高な「聞こえていますか」、都会の孤独を感じる「裏切らないで」、指輪が語る歴史がオチになる「私はついてない」。
「聞こえていますか」が最高だった。盗聴器をなんのために使うのか。その理由がすばらしく、切ない。ミステリーという枠を超えてすばらしい短編になっている。いいなこれ。
温かいというか、柔らかいというか、読み終わってホッとする短編集。
どれも良いと思うが、私の一番のお気に入りは「ドルシネアにようこそ」。伸治に共感できる境遇であるせいかどうかはわからないが、帰宅中の電車内で読んでいて、不覚にも涙が出そうになった。
どのお話も大好きーっ
宮部みゆき、なんでこんな考えられるんだろう。
とっても頭もいいけど、とっても妄想っ子なんだな、きっと。
ミステリーというか、
いつも最後は驚かされる。
悔しいんだけど、それが快感だったりする。
だから繰り返し読むんだな。
ハートウォーミングな短編集です。事件は起きるんですが、殺人描写というのがあまり出てこず、残酷さや凄惨さというのは感じられません。読んでいると、ホッとします。まるでココアを飲むように、ホッとします。表題作の中に、銀行のカードシステムがどうのこうのと難しいことが書いてあるのが、唯一の難点ですかね。ゆっくり読んでみてもよく分からないんです。ただ、それさえなければ、ラノベなんじゃないか、っていうくらいにサクサク読めます。登場人物たちも、どこかアニメっぽさを連想させてくれます。
長期出張の為にブクオフで20冊くらい文庫本を買った。そのうち10冊くらいは宮部さんの本です。宮部みゆきが,面白い作品を書くことは十分に解っていました。でもこれまでわ他の贔屓の作家の本を読むのが目いっぱいで手が出ませんでした。そして,出張先での観光も一段落したので読んでます。でわまた。すまんこってす。すこすこ。
いつ読んだかすっかり忘れていたので、再読。
2011年の今になって読むと、あちこちが懐かしい。
駅の掲示板、速記、カード破産、ディスコ……。
今や聞かなくなった単語がちらほら出てくる。
20年も経てば、さすがにそんなものだろうと思うけど。
描かれる世相がどことなくバブリーだ。
懐かしいといえば、宮部さんのハートウォーミングな読後感、
というのもまた懐かしいのかも。
作家の作風というのも、少しずつ変わっていくのだろう。
「ドルシネアにようこそ」は、今読んでも良い。
失恋からコンピュータ犯罪の片棒を担ぐにいたる微妙な女性心理の動きを描く表題作。『火車』の原型ともいえる「裏切らないで」。切なくあたたかい「ドルシネアにようこそ」など6編を収録。日々の生活と幻想が交錯す...
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