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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
(182レビュー)古本屋のイワさん、孫の稔……キャラクターのひとりひとりが魅力的です。軽妙な宮部節がなんとなく懐かしい。けれど描かれる物語は、どこかでずしっと重くもある、気がする。
古書店の店主イワさんと孫息子稔にまつわる6編の短編連作集。下町の古書店らしく人情にあふれる話であったり、孫息子にはめっぽう甘いイワさんも、稔の恋路には心を鬼にしていけないことはいけないと言い切るところ、さすが宮部さん、陰鬱にならず、清清しさを感じた。
短編集でした。でも短編集は短編集でも、連作短編集ということで、メインのキャラは変わらず・・・と言ったお話でした。宮部さんの作品キャラがツボに入るコトが多くて、短編だとその後が気になったりとかで、もっとそのキャラのお話が読みたかったなぁ・・・なんてことがよくあるので、今回はいっぱい同じキャラのお話が読めて、ちょっと読後感がスッキリでした。 今回のメインキャラは古書店を営んでいるおじいちゃんのイ... 続きを読む »
最近、古本に興味がでてきた。
そういえばこの本、古本屋さんの話だったな~と思い、何年かぶりに再読。
宮部さん読むのすごい久しぶりだったけど、やっぱいい。短編なのに、いい。ミステリ好きじゃないけど、宮部さんなら読んでいいかな。
古本屋の雇われ店長のイワさんと孫息子の稔が、本屋に来るお客さんの持って来る問題を解いて行くという短編連作集。
場所は「古本屋」だけども、話のメインは「本の内容」等ではなくて、登場する人物の内面に焦点がある。
決して明るい内容ではなかったり人間の気持ちの裏側を覗くような、気持ちが暗くなってしまうような顛末もあるけれども登場人物がその悲しみの中で、でも顔を上げて明日を生きて行くような姿勢が伺えるのがやはり「宮部節」だな〜と思う次第。
『歪んだ鏡』は個人的に印象強かった。
また、イワさんと稔に出会いたいな〜。
主人公は古本屋「田辺書店」を任された「岩永幸吉(愛称:イワさん)」と、その孫の「稔」。
短編集という形を採ってはいるが、それぞれは「田辺書店」における日常ミステリである。
イワさんは下町の小さな古書店を経営している(オーナーは樺野俊明だが……)に過ぎないが、それにしても、とんだ名探偵がいたもんだ。
この作品で描かれている「稔」と祖父「イワさん」との関係もほほえましく、素敵だ。
「稔」が10歳年上の女性と付き合っていた事には驚いたが……。
下町の古本屋、田辺商店。店主のイワさんと孫の稔。
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