みんなのレビューページ
みんなの感想・レビュー・書評
(48レビュー)昭和30年代、東京オリンピック、学生運動、ドヤ街、あいりん地区、宮古島…あたしの為の小説かw 切ない話しだった。自分だったらどれくらい勝を支えられるだろう。最初はその気でも、時間が経てばその選択を悔やんで不幸になるかも。やはり萄子の決断、正しかったんだな。もちろん淳が居たから出来たことだけど。
どうして婚約者は失踪したのか?といったミステリー要素と、行く先々での人との出会いといったロードムービー的要素、どちらの視点でも楽しめた。
東京オリンピック前後の時代背景も興味深かった。
まだこの作者の作品はあまり読んでないけど、心理描写があっさりすぎず、くどすぎずでちょうどいい。
【No.74】失踪した婚約者の奥田が最後まで報われなかった。なんとも切ないラスト。最近、乃南さんにはまり中。「どうせ自分にはもう明るい未来が待ち受けている可能性もない。誰からも見向きもされない人間なのだと、そんなことばかりを考えるようになっていた。毎日毎日、苦い薬を少しずつなめるようにして時を過ごし、怒りと苛立ち以外、何も感じることのなくなった心を持て余して、ため息を繰り返しながら床につく、もはや... 続きを読む »
彼の口から語られた失踪の真実は、ちょっと身勝手な気もするけれど、わかっていても、どうしようもないこともあったのだろう。
宮古島の台風の激しさとあいまって、せつなかった。
でもやっぱり、今のダンナの辛抱強さが一番すごいかも。
乃南さんの作品の中でも、一番読み応えありました!
内容が内容なだけに、ハッピーな気持ちにはなれませんが、小説を読んでこんなに泣いたのは久しぶりです。
おそらく、私自信が登場人物に感情移入しすぎたんでしょう。
乃南アサさんが、人物描写の達人と謳われる理由が解った気がします。
でもね、ラスト、切ないね。
【川崎、熱海、焼津、田川…わずかな手がかりをもとに、萄子は必死に婚約者の跡を追った。やがて捜査から、ある男が重要人物として浮上するが、勝が逃亡する理由は不明のまま。勝への思いが消え入りそうな萄子だったが、当時米領の沖縄・宮古島に彼がいる可能性を大阪で知る。島でわかった慟哭の真実とは?】 萄子、奥田、韮山、そしてこの事件に関わった人全ての気持ちを考えると とにかく切なかった。 萄子の直向さ... 続きを読む »
◆あらすじ◆
川崎、熱海、焼津、田川……わずかな手がかりをもとに、萄子は必死に婚約者の跡を追った。
やがて捜査から、ある男が重要人物として浮上するが、勝るが逃亡する理由は不明のまま。
勝への思いが消え入りそうな萄子だったが、当時米領の沖縄・宮古島に彼がいる可能性を大阪で知る。
島でわかった慟哭の真実とは?
'60年代の出来事・風俗をちりばめ、男女の一途な愛を描いた傑作ミステリー!
日本各地が出てきて
旅好きとしては、予想を裏切る面白さ。
ちょうど行ったばかりの
大阪の西成、飛田新地が出てきて
タイムリーで
情景を思い浮かべられることができて
尚更面白かった。
川崎、熱海、焼津、田川…わずかな手がかりをもとに、萄子は必死に婚約者の跡を追った。
やがて捜査から、ある男が重要人物として浮上するが、勝が逃亡する理由は不明のまま。
勝への思いが消え入りそうな萄子...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

