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みんなの感想・レビュー・書評
(24レビュー)いまいち。途中で止まらない場面もある一方、進まなくて飛ばし飛ばし読む所も。翻訳者もあとがきでけっこう批判していて面白かった(笑)
途中だれそうにもなったが、比較的楽しんで読めた。ただ、お涙頂戴的なラストは個人的には頂けない。あんなうまい話があるだろうか?訳も少し読みづらかった(これは仕方のないことだが)。
ディケンズが生まれ育った時代がフランス革命から数十年であり、革命の余韻がわずかでも感じられる環境であったのか、その後の社会にあってもディケンズ自身が社会の底辺に近い貧困生活を経験してきたことが、この作品にリアリティを与えているのかも知れません。
たとえば作品冒頭に出てくる...
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フランス貴族の子でありながら、その暴政を嫌い、家名を棄てて渡英したチャールズ・ダーニー。人生に絶望した放蕩無頼の弁護士シドニー・カートン。二人は、無実の罪にしてバスティーユに18年の幽閉生活を送ったマネット老人の娘ルーシーに想いを寄せる。折しもフランスでは、大革命の日が間近に迫っていた──。
登場人物が多く、最初は誰が誰かを把握するのに必死だったが、物語展開がわかりやすく、人物の素性も次第に明らかにされていき、上巻の後半部分は小説の舞台にグングン引き込まれていった。
実際に自分が見たこともないはずのパリとロンドンの風景が目の前に浮かんでくるかのような、臨場感あふれる文章は非常に読みやすかった。
最初の方はいつまでたっても主人公が登場せず、場面設定もよくわからなくて何度も挫折した。けど50Pを過ぎたあたりから面白さが出てきて引き込まれた。フランス貴族の退廃ぶりが、いかにも昔の翻訳、といった感じで回りくどく描かれたいたのが逆に新鮮だった。
フランス革命を貴族の視点から見るとなるほどそうだよね〜、と思って読んでいましたが、最後の解説を読んでやっぱり物語なんだよね、と。。確かに設定に無理はあるけれど、ラストは魂が洗われるようだと思いました。(浸りすぎ?)
フランス革命時のイギリスとフランスが舞台だが、政治的な話は全く無く、歴史小説というより歴史に翻弄された人々の人間ドラマ。
後半になって主人公が誰なのかはっきりするので、前半部分は読み進めるのに苦労した(単に私の読解力不足かもしれない)
が、後半はページをめくる度にどきどきの連続。圧巻。
本の登場人物に惚れ込んだ経験ってのは少ないけど、シドニー・カートンには読んでいる間と読後一週間はぞっこんだった。かっこよすぎるぜ、シドニー!!私はイギリス小説特有のチャーミングな文章がこの『二都物語』で好きになった。
映画を見ているよう。面白かったけど、ディケンズの評判を落としたという評判にも納得。
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