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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
(191レビュー)
私ねぇ
欲望に忠実なの
愛弟子と言ってもいいね
この言葉が大好きです。
最初は軽い気持ちでわくわくしながら読めますが、進んでいくうちに徐々に苦しくて切なくなる。
子どもから大人に成長するときの気持ちに似て。
晩年の子供を彷彿とさせる語り口と小説の雰囲気、大好きです。思春期特有と危ない均衡を保った少年少女を描かせると、山田詠美さんは一品だと思います。子供なのに心太が男らしすぎてやばかった(笑)
なんと言っても、読み終わってからの余韻が凄い!描かれる4人の子供たちの語り口、片田舎の風景、裏山の秘密基地、空も空気も風景もどっぷりと瞼に焼き付いて離れません。
読みやすいだけでなく、短いセンテンスが一つ一つ深くて、魔法のような抑揚に引きずり込まれる不思議な文体。
山田詠美作品は初めて読みましたが、流石です!
当たり前の欲望に忠実に生きる普通の女の子が語られることも、生と死の描かれ方が(構成)が斬新なので、余計に書き綴られていない(その後の...)物語への想像力を掻き立てます!
僕もきっとこの傑作を何度も読むことになる気がします...
矢沢あいの漫画を白樺派チックな文体で描いた・・・そんな印象を受けました。ベースとなるのは「晩年の子供」でしょうか。女子校だったのでいつもこういう思春期の男の子女の子のやりとりを見るたびに(世間ではこんなにあっけらかんと語られていることだったのか・・・)と未だにびっくりし、ちょっと馴染めない私がいます。が、終盤、ジャズ喫茶以降の描写はやはりさすが・・・・。私にとってのこの1冊、には成り得ないけど良い試みの作品だと思いました。「目に見えない手間をかけられた人なんだ」・・・こういう描写が、山田詠美・・やはりたまりません。
この本に『学問』とつけたセンスに脱帽。
最後まで読んでこれが山田詠美による学問だ、と。
「私ねぇ、欲望に忠実なの。愛弟子と言ってもいいね」
山田詠美の集大成といっても過言ではないこの作品。
過去の作品の良いところをすべて集めまた新しい形にしましたという感じ。実に素晴らしい。
こんな風にひとつひとつの仕草や情景を事細やかに描ける人いないのではないか。とくに愛というものに対して、男と女のあの独特な空気感に関して。
山田詠美の描く性愛。生と性の輝き。
読んでよかったと思った本です。
山田さんの本は初めて読みましたが、甘酸っぱく切ない昔日を思い起こさせてくれる作品でした。
1章ごとに登場人物たちの最後から始まるのですが、読み進めていくうち、生と死、というより、生活と死、というような感じを抱きました。
小さな頃から一緒に過ごしてきた友人、昔はよくわからなかった言葉も、感情も、駆け引きも、性も、成長するにつれ、少しずつわかる。自ら知りたいと学んだこともあれば、いつの間にか身に付いているものもある生活上の知。頭で理解し、体で理解する生物の欲望。
細かくてしつこい描写が逆に自分の中の懐かしいものを思い起こさせ、あの時はハッキリと理解していなかった自分の感情を文字に起こしてくれているようです。
山田詠美連続二册目。
一冊目なんだったっけ?
この本は、ある仲間の成長とその各々の人生の終わりについて
言及しているのだけど、
その過程でいろんなことがあって面白い。
っていうとちょっと違うか。
『学問』ってそうゆうこと?みたいな。
やはり山田詠美さんの小説だ、と思わされた。
タイトルの「学問」ってまさか……と思ったけど、予想はドンピシャだった。
ぼかして書いてはいるけれど、性的な記述が結構あって、ドキドキした。
男性は多分受け付けないだろう。
7歳の時、引っ越して来たばかりの家の裏山を探検していた仁美は男の子の前でシッコをしかぶる。そこから始まる4人の子ども達の物語。
オトコにはわからない女の子の性。
「学問」のタイトルとはうまくつけたものだ。
いちいちゾクゾクしてしまいます。
自慰をこんなに上手に文章にできるなんてさすがです。
でも登場人物たちの恋愛経験が豊富すぎて、途中から共感しにくくなりました。(笑)
-その得体の知れないものの愛弟子なるであろうということを予見したのは、仁美が、わずか七歳の時でした- 引っ越した町で出会った男の子『心太』は、みんがひいきする特別な存在で、仁美も彼の虜になる。 欲望と快楽の軌跡。 「なんだか作文を読んでるみたい」最初の印象はそんな感じ。中々どんな方向性なのかみえず途中で飽きてしまうんじゃないかと心配していたけれど、単調な文章なのに漂う濃密な空気感にい... 続きを読む »
10代女子の性についてストレートに描かれると、最初なんか嫌だなと思いましたが、からっとしているので読むに従ってさほど気にならなくなりました。生と性と死に人は一生翻弄されるものだ、と改めて思いました。
4人の友情については、私には今ひとつ?です。こういう付き合い方ができる人もいるのか…、と思いました。うらやましいというか、うっとおしいというか、です。
青春小説というジャンルにしましたが、
迷うところですね。
少年少女時代から中学、高校を経て大人へ
誰でも経験する変化に富む
眩しい十数年ですね。
なにやら理由は分からないが
言葉にできない感覚。
やがてそれは自慰だといわれるものを少女は
「身に付ける」。
性と欲望、
しっかり「学問」してください。
学校では決して学べない学問、「自らの欲望を真摯に追求すること」をテーマとしたお話。
登場人物の4人は、それぞれ人間の原始的欲望(食欲、睡眠欲、支配欲、性欲)に忠実な「愛弟子」である。
主に、主...
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