みんなのレビューページ
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
(71レビュー)■再会、という懐かしい感じがすごくする短編が詰まった感じの。小学生のバスケ部友達だったけど、受験で無視されたりとかどんどん各々道に別れていく始め、みたいな感じがすごく懐かしくとても共感する。チャーリーとか、人生はブラの上を、とかもこういう子クラスに居てもおかしくないよなぁっていろんな立場に共感できる、そんな懐かしい学生時代へ「再会」できる作品。
重松さんはほんとにうまい。
子供目線も親目線もすごくリアル。まだ親になったことがないからわからないけど、子供の力になりたいのにどうしたらいいかわからないってほんとにつらいだろうなと思う。
なるべく子供のときの気持ちを忘れずにいたいけど、でもやっぱり確実に薄れていってしまうんだろうな。
学校の独特の閉塞感て中にいないとわからないし。
それでも親になるときは重松さんの本を読み返しながら少しずつでも当時感じていたことを思い出していけたらなと思う。
6編の短篇集。
最初の「いいものあげる」と最後の「ロング・ロング・アゴー」の人物は共通する可哀相な町の大金持ちのお嬢さんを友達としていた男女が大人になって小学校時代を振り返る。
「ホラ吹きおじさん」は何処の家でも一人は困った身内がいる。自分の家庭のことをみているようで何か心が苦しくなった。
重松作品は年齢をとったいま読むと自分の身近にあったことや、なるほどなぁ~と思えることばかり。
ちょっと切なくて、懐かしくて、心が温まる短編集。
チャーリーが好きです。小学生の頃の色々なことを思い出して、悲しくなりつつ、寂しくなりつつ読んでいました。
漫画『ピーナッツ』が読みたくなりました。
再開発によって招致された大きなショッピングセンター。
それによって寂れていく小さな百貨店とシャッター通りになっていく商店街。
相変わらずの「いたいたこんな子」と思わせる重松節です。
頼りなく薄くて慎重に扱わないと割れてしまう紙石鹸。
使わないし使えないけど大切で引き出しにしまっておくような微妙な宝物。
小学生の頃を思い出し胸がぎゅっとなる。
私は田舎生まれなので中学受験する子はひとりもいなくて、受験組・公立組という対立を味わうことは無かったけれど、現代の小6では切実な問題なのだろう。
今なら学校が違っても塾は同じ、という場合もあるかもしれないが、公立と私立ではおのずと塾の中でのクラスも違ってしまうかもしれない。
違う学校に行くと言う事はイコールその子とはもう遊ばなくなると言う事。
小中学生の世界は狭い。
大人になった今私の世界が広いとも思わないけれど。
読み終わった後にじんわりくるなあ。子どもの頃の人間関係なんかを思い出した。ジャイアン的な子がいたり、その取り巻きみたいな子がいたり、スナフキン的に孤高を保っている子がいたり、いろいろだったなあ。そして意外とオトナになった時の勝ち組負け組みたいな感覚ってその頃とは全く違っていたりするものです。微妙にせつなくなるストーリーだった。
たまたま手にとった、初めての重松清。ちょっと胸が苦しくなる6つの短編。確かに確かに子どもの頃のことって、思い出したくないものばかり。わたしも持ってた、ずるい正義感。
久しぶりの重松さんの小説。毎日の生活で遭遇する残酷だけれどそれでいて優しい♡ウォーミングな短編集。先天的に障碍のある弟が結婚するまでを見守る話「永遠」や、チャーリーブラウンと自身を重ねる「チャーリー」など、電車のなかでも思わずなみだがでてしまった。全体の構成も「おっ」と思う作りになっている。年代が近いせいか、重松さんの描く描写はどれも自分のこどもの頃の町中の様子とそっくりで、入り込める。
白と黒のあいだ、グレーゾーンを上手く表現している作品だと思います。子どもの頃にたぶん多くの人が経験した苦く切ない想いが文字に現すことでヒシヒシと伝わってきて良かったです。少し重めの作品
はじめて重松清さんの小説を読みました。短編がいくつか入っているものです。これも帯買い。(あそこけっこう重要。本下10cmぐらいの世界だけどね。)でもステキな物語でしたよ。あたまの中で忘れてた記憶が急によみがえったり「ああ。そうか。たしかに私もそう思ったかも」とか、「そっか、こういう思いをして生きてる人もいるのかも」とかね。頭のなかにビューーンと風がふいた感じ(どんなだ)『チャーリー』の話し、『よっぱらいのおじさん』の話しが好き。いろんなことって経験しないとわからないと思ってたけど、小説を読むと経験してないけど「ああ。なるほど」って理解できることもあるんだなと思いました。重松清さんの他の作品も読みたいと思います。あ。あと『ピーナッツ』も。
6編からなる連作です。
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

