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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
(74レビュー)
垣根さんの人間洞察力ってすごい。
読んでいてすごくリアリティもあるし
短くてもそれぞれの章の人となりがしっかり伝わってくる。
仕事ってこういうものなんだと分からせてくれる一冊。
リストラ請負会社を通じて映る、人それぞれの働き方、生き方。いやがらせ、腐る会社、辞職、8歳差カップル、新宿--たくさんのことが自分とシンクロする。この後味好きだなぁ。
企業のリストラをアウトソーシングする会社の社員と、リストラされる側の精神的攻防を描いた作品。 現代の会社組織の歪みをうまく描いていると思います。ただ、まとまりすぎているかなという印象が受ける。決して駄作ではないのだけどね。 5つの短編からなっているので、様々な会社がかかえる問題点を如実にしている点が一番の読みどころ。 お気に入りは第三話。高校の同級生だった男のリストラを受け持つという話。 ... 続きを読む »
垣根作品デビュー作。
書店で見かける表紙と裏書きのあらすじに心惹かれるも、テーマが“リストラ”という点から敬遠してなかなか手が延びずにいて……、ある日、中古屋で100円で売られていたので購入。
面白かった。大人の青春?連ドラ化してもウケるだろうやや奇抜な設定と、スッキリとした展開、爽やかな読後感。
新品で買っても損はなかったかな、と。
続編も読む予定。
2011.11.06了。
★テーマ:小説★
この本を読んだきっかけは、NHKで放送されたドラマでした。主人公はリストラされた請負会社に勤める、クビ切りのプロ。不景気にあえぐ会社に乗り込み、社員面接を行い、相手を退職に追い込んでいきます。面接の相手一人一人と向き合っていき、主人公自身も悩んだりします。この本の続編に「借金取りの王子」「張り込み姫」があり、それらも面白いです。
リストラ関係の話と聞くと暗そうだけど、笑いながら読める一冊。
しがみつこうとする人、わりとスパッと受け入れる人… 客観的に見てると面白いけど、それを仕分ける仕事って本当にストレスが溜まって大変なんだろうな。
リストラを請け負う会社に勤める真介の仕事は首切りの面接官。
日々様々なリストラ対象者との面接で良心の呵責を感じつつも
着実に実績を上げていく真介は仕事にやりがいを感じていた。
リストラと聞き悪態をつく年配男。さめざめと泣く女。虚勢を張る女。
色々な姿を見せる被面接者たちに対して出来る限りの心配りをする真介の様子には救われるものの「クビにする」という事実は変わらないんだよなァと思うと自分には到底務まりそうにないな・・と思う。毎晩うなされてしまうって(・。・;
中でも偶然高校時代の友人を面接するはめになった章は真介の戸惑いと真摯な心持が際立って興味深く読んだ。
人員削減のための面接を請け負う会社で働く村上真介が
担当する5つのケースが描かれる。
設定の割にストーリーは明るい。
そのぶん現実的ではないのかもしれないが,
小説としてはこの程度がいい。
リストラとなると個人的に感じる部分も多く(爆)リストラ請負業というのは一般的でもないが、垣根さんにしては一般的作品。主役の二人にしても、他の作品キャラの環境を変えただけという気もするが面白い。ラストの女性も事情は判らないが光る。5つのケースを題材として、それぞれ読ませる。これもシリーズ化してくれないかな~
リストラを専門に請け負う会社に勤めている真介の仕事は、クビ切りの面接官。昨日はメーカー、今日は銀行、女の子に泣かれ、中年男には殴られる。はっきり言ってエグイ仕事だ。それでもやりがいはあるし、心も身体も相性バッチリの恋人もいる。そして明日は…?笑って唸って泣かされる、女と男の危ういドラマ。
言葉を強調するため?わかりやすくするため?にルビのように振っている点々が多くていらいら。あと話が5つに分かれてるけど、各actのタイトルはない方がよかったしそこまで個々の話が独立してるわけでもないのでなんだか中途半端な印象。でもこの方の他の作品も読んでみたい。
垣根涼介っぽくないようで、やっぱりこの人の作品だなーと思った。主人公が車好きで、気の強い一人で生きてますって感じの女の人がでてきたり。
テーマは重いけど読みやすかったです。
そうそう。
実際の私の状況も結構がけっぷちで
地盤のしっかりしてなさ具合にに、
ときおり、えらく、不安になることがある。
それでも、最近、心が安定しているのは
周りの人々のおかげだと、心の底から感じる。
励まして、勇気をくれる人々が、たくさんいる。
私は本当に人には恵まれていると思う。
それだけで、十分じゃないか。
金も名声も得たって、それがない人は、たくさんいる。
何気ない優しさで、
明日もまた笑って生きていけるのだ。
タイトルだけで選ぶならきっと借りないだろうなと思うのですが、内容はとても面白かったです。
不景気の時代だからこういう仕事もあるのかなーと納得しつつ、村上さんの人間性が好きで考え方を知る場面が特に面白かったです。
人を相手にする仕事は決してマニュアル通りにいかない。
だから難しくもあり、面白くもあるのかもしれない。
辞めさせる立場にありながら、相手を納得させて退職させる様子はどれも痛快であそこまで言われたら怒る気にもならないのかもしれないなーと思った。
あと彼の女性の好みはとても滑稽です。
2010年にNHKでドラマ化。村上真介に坂口憲二、芹沢陽子に田中美佐子というキャストです。‘君たちに明日はない’シリーズのはじまりです。仕事とどう向き合うのかを考えさせられます。つづく。図書館予約数は4(2010/02/07現在)です。
リストラ請負会社に勤める『村上真介』 面接を通して知り合った年上の女性との恋愛を絡めながら進むストーリー。
以前に書いた「借金取りの王子」の前作です。こっちでは割と『真介』自身の話しが多く、しかも付き合うことになる女性とのことが多かったので、ちょっと物足りなかったです。どちらかというと、『借金取りの王子』ほほうが好きかな。
それにしても、やはり会社とはシビアなものですね。私も営業職などはやったことがないのでなおさらかもしれないけど、自分が会社に与える利益率なんて考えて働く人なんてそうはいのいと思うけど。中にはほんとに給料泥棒!と言いたくなるような人もいるけどね。
面白かった!

