私説東京繁昌記

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  • 中央公論新社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120013249

感想・レビュー・書評

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  • 当然なのかもしれないが、装丁が「おかしな時代」と同じ平野甲賀だった。
    荒木経惟の東洋キネマと新宿南口の写真が懐かしい。

  • -私は、三十歳になったら隠棲する、という固定観念にとり憑かれていた-

    香港、上海、ホーチミン、バンコクあたりの猥雑な通りにあるオープンエアのカフェで読みたい本。戦後の東京変遷とそこに生きる東京人である著者の想いが伝わる一冊。東京人、故郷喪失物語。もちろん、荒木氏の写真も秀逸。

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著者プロフィール

小林信彦 昭和7(1932)年、東京生れ。早稲田大学文学部英文科卒業。翻訳雑誌編集長から作家になる。昭和48(1973)年、「日本の喜劇人」で芸術選奨新人賞受賞。平成18(2006)年、「うらなり」で第54回菊池寛賞受賞。

「2019年 『大統領の密使/大統領の晩餐』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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