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この作品からのみんなの引用
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美しいものを集めて、たくさん集めて、ポケットに入れて、こぼれるほど意地汚くぱんぱんにつめこんで死んでいきたいと私は思っていた。それだけがこの不自由な人類にゆるされた尊厳だと思っていた。
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一見全てが少女漫画のように甘く、ずっと思い続けていたみたいないい話に聞こえてくるのだが、私が感じるものはもっとどろどろした男の情念で、決して手放しで嬉しくはなかった。やはりマリコさんの言う通りで、気持ち悪いと思ってもおかしくないくらいずっしりとくることだ。
― 178ページ -
「引っ越しってたまらないんだよね。いつだって、いろんなものを置いてきちゃうから。準備してもしなくても、結局たまらないもの。」
― 57ページ
みんなの感想・レビュー・書評
(112レビュー)
ばななさんらしい。
読んでから知ったのですが
「ハチ公〜」の後日談なんですね、
そっちも読んでみよう。
ハワイ島に移住なんて羨ましい!
ハワイなら、こんな不思議な奇跡が
起こるのも有り得そう、
神秘の島ですもんね。
テトラちゃん、て名前が好き。
ハワイに行きたくなりました…(笑
「きっとね、私たちみんなわかっているのよ。ほんとうはね。これからのこともこれまでのことも。神様が目隠ししているだけなのね。せいぜい楽しみなさいって。」
――テトラちゃん、抱いてもいい? ――いいよ。 小さい時から、大好きなあなたが頼んだことを、私が一回でも断ったことある?それが全部の答えだよ、それ以外に私の気持ちはないの。 あーたまらなく好きだなと思いながら一気に読み切った。さすがよしもとばななさん。彼女の作品のなかでも最高にいいなぁと読み切り、あとがきを読んだら大好きな「ハチ公の最後の恋人」の後日談でもあると書いてあって、さらに... 続きを読む »
キッチンとその次のやたら眠い人が主人公の作品以来。
夏の終わりの読書にハワイ島の風景がぴたっときました。
この人の作品には死とか喪失感とかがいつもあるような気がしていましたが(あまり読んでいないけど)これもそういった感じでした。すごく映像が浮かぶのですがもう映画化とかされているのかな。
親ってすごく優しくやさしく愛情あふれることをしてくれる半面、ほかの誰にもできないような傷つけ方をする・・・確かに。
子供のころ、というより中学生くらいの言葉にならないような感情が共感とともに思い出されました。
この人の文章あまり好きではないのに、ついつい
新刊はくせのようにチェックしてしまう。
破天荒な母を持つ主人公テトラが
幼馴染で大好きだった珠彦君と再会して、
新しい生活が始まる予感がするまでの物語。
主にハワイが舞台なので、景色の描写や
ハワイの食べ物の描写はとても素敵。
ただ、行間を読むということは味わえない。
すべて言葉で説明し尽くされているから。
それがばななさんの文章の特徴かも。
私はこうで、今はこういう背景だから、
こうこうこう感じてって感じで。
私は行間から漂う気配を感じるのがすきだから
こういうすべて言葉で表現されている文章は
読んでいてくたびれる。でも好きな人は好きだと思う。
友人がこの本をお奨めしてたので、読んでみたらとっても心に染みてまた読みたい!と思った。昔、学校の先生に『どの家庭にも何か抱えているものがある、たとえ自分の家には何もないと思ってても、両親やその両親に遡れば必ず苦労してきたことや家族間のトラブルはある』と聞いて忘れずにいた。この本は恋人との話や家族、素敵なハワイの情景が描かれていて全体のバランスとしてとても良かった。
久しぶりに手にとった彼女の本。しばらく離れていたけど、ストンと心に落として読めた。ハワイに行きたくなった。一緒にいることが当然のような相手って、きっといるんだろうな。彼女の描く世界には、自然体の人が多い。無理しない感じ。手元に置いてもう一度ゆっくり読みたい。
久しぶりに触れたばなな作品。やっぱり変わらない、大好きな空気が小説中に濃く漂っている。包み込まれている。珠彦くんが愛おしくてとてもよかった。相変わらず人の死を、悲劇の涙を誘うために利用するようなやり方でなく、ただそこにある人々に寄り添うものとして描くのがうまい。美しいハワイの描写と、死と始まりと、子どものころの大切な記憶たち。それは、愛に満ちていて、読み終わるころにはなんだかやさしい気持ちになれる一冊。最初のシーンは特に好きな場面だった。
3連発
小早川
開幕3連発!
・・・・・
まぁ
シンプルに
ロマンチックで
読みやすい
小説でした
ハワイいいよなぁ
ウクレレとかもいいよなぁ
行きたいよな
ハワイ
って気持ちになりました。
あと
中学校の時に
恋愛とかしておけば
良かったなぁとも思いました。
そんなにもてなかったんですが
これは
青春ドラマを見るたびに思う事です
この小説は
面白いけど
何かが足りない
スパイスが足りない
ドキドキハラハラが足りない
でも
そこが
ハワイっぽくない!
シンプルってのもいいぜ
まだ
味わいきれてないのかもね
一人に思われ続けること、それは決して甘いだけじゃない。現実には恋愛以外の色んな要素があって、一つの出来事が一概に良かったとか悪かったとか言えない、けど、今を享受することは悪くないみたいな?
なぜか、懐かしい気持ちでいっぱいになったこの本は、「ハチ公の最後の恋人」の後日談らしい。
珠彦くんの愛は果てしなく大きくてテトラちゃんがうらやましくなってしまった。珠彦くんのウクレレが聞いてみたかったし、テトラちゃんのキルトの仕上がりも見てみたかった。
切なさと懐かしさが詰まっていました。
読んでる最中、なんだか懐かしい感じがずっとしていて。
そしたら、やっぱりハチだったよ!
大好きな話だからすごく嬉しかったです。
パンケーキが素晴らしく美味しそうでした。
ハワイの空気感も。
ハワイと、国境と、初恋と、家族。愛されるって、すごいことなんだなあと思う作品でした。こんな風に愛されて一生涯を終えることができたら、どれほどしあわせなんだろう。抱き締められるあたたかさって、どんなものより安心できて、どんなものより説得力のあるものなんだなあ。と、たくさんのことをしみじみと思いながら、一気に読みました。それから、ハチ公とマオちゃんにもう一度会えたこと、本当に嬉しかった!
読み返し一回目。 前読んだときにはイマイチ思い出せなかった『ハチ公最後の恋人』がかなり思い出せたのは何故? ハワイ行きたい!! よしもとばなな読むとハワイに行きたくなる!! 絶対に僕にあってる気がするんだよね~ でも帰って来なくなる可能性があるから行かないけど。 奇跡が起こりやすい土地だってさ。 行ったら僕の暗くてトンネルの中を歩いてるような人生が終わるかなぁ? 手相に旅行線出... 続きを読む »
幼い頃初恋の珠彦くんとはなればなれになっていたテトラ。
その後キルトで生計を立てるようになったテトラは
ある日スーパーで彼に当てて自分が書いた詞が歌われているのを聞き
アーティストのヨシムラユキヒコと連絡をとった。
ユキヒコによれば彼は珠彦の弟であり、
珠彦はハワイで白血病で亡くなったということだ。
彼を弔うキルトを作るためにハワイへ向うテトラだが…
最近のばななさんの本は本当にハワイ一色!という感じがするけれど
この本はなんだかそんな感じがしなかった。
あとがき読むまで気づかなかったけれど
「ハチ公最後の恋人」の続編にあたるお話だから
そっちの要素も上手く配分されているからかなぁ。
図書館にて。
相変わらず、すぐ近くに「死」のある小説を書く人だなと思った。
そしてこれも相変わらず、登場人物のキャラと名前が不思議だなと思った。
こうやってこの人の小説はこっちの方向へ行ってしまうのかしら…?
昔書いていた小説は似たような設定でももっとキラキラした簡潔なセリフがあった気がするのに、いつの間にか説明的な小説ばかりになってしまっている気がする。
言いたいことがたくさんあるということなのかもしれないが、残念。
生きているということは、なんて儚くて綺麗で寂しくて奇妙で怖くてあたたかくて涼しげなことなのだろう。それは希望で光で諦めで絶望であり。どんなに小説の中で誰かが苦しくて辛い状況であっても、例えそれが人間を...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

