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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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―悪気はなかったんだよ。
―助けてあげたかったんだよ。
―ごめんね。
― 446ページ -
見送っていたんだ。
見守っていたんだ。
― 280ページ -
「呪いというのは、そういうものだ」
― 263ページ
みんなの感想・レビュー・書評
(294レビュー)宮部みゆきさん、ファンタジーからサスペンスまで幅広いですが、こういう時代物は特に好きだなあ。三島屋の百物語の続編短編集です。幽霊屋敷にひとりぼっちで住む「くろすけ」、せつなくじーんと来ました。
すがすがしい読了感でした。
くろすけは切ない生まれだけどかわいらしかった。
おちかさんと青野利一郎先生にはうまくいってほしいなぁ^^
三島屋やおちかをとりかこむ『人の世の縁の妙』に、心が温かくなりました。
いい感じの挿絵がたくさんあったので、ページをめくるのが楽しみでした。
かわいかった…あんじゅう
(この時点でもうネタバレか?)
三島屋さんのシリーズは前作が結構暗いお話だったので、この本もそうかな…と思いつつ図書館で借りてきました。
今回はそんなことはなく…まぁ暗い部分もありますが、自分の過去を少しふっきれたおちかさんは明るくなってました。
面白かったです。
イラストが各ページに入っているのも感動。南伸坊のイラストがまたいい味でした。
-秘密は固く守ります。胸の内に、永の年月封じ込めてきた事柄を、ひそやかに語りたいと想う方々。どうぞ、三島屋をお訪ねください-
江戸で袋物屋『三島屋』を商う『伊兵衛』の元に預けられた姪の『おちか』。傷心のおちかの為に伊兵衛は変わり百物語を始める。
おちかの元を訪れた客の語る、怪しく不思議な物語。
同じ百物語でも、京極作品には妖は出てこないが不気味で怖いが、こちらに出てくる妖はとても愛らしい。特に表題にもなっている『あんじゅう(暗獣)』のひょうきんで可愛らしいこと。しかし、どれだけ相手を慈しもうとも、相容れない世界の住人。ふれあうことはおろか、自分の傍にいることが相手を害してしまうなんて・・・。それまでが本当に楽しそうだからこそ、別れがとても切ない。
何にしても、怖いのは人の情。
前作『おそろし』に続いて2作目。第2部という感じでした。
本作は前作に比べて穏やかで温かいお話が多かった気がします。
なかでも、表題作「あんじゅう」は心暖まるお話でとても良かったです。
奇妙な百物語の4編掲載されています。
私としてはこの本のタイトルにもなっている3話目の「暗獣」がジーンときましたね。
神様、幽霊、妖怪の話ですがそれらが恐ろしいのではなく、本当に怖いのは人間の胸の内。
宮部みゆきさんの本は「火車」しか読んだことなかったのですが、あまりの違いに驚きました。
これが初めての宮部みゆき作品でしたが、最もお気に入りの一冊。
怪異譚なのに怖い話ではなく、少し悲しい寂しい人情味ある作品でした。結局、これが宮部みゆきに嵌るキッカケになった。
久し振りに三島屋変調百物語シリーズを読みました。
随分前に買って、秘蔵してましたが、やっと読めました。
やっぱ面白いですね。
ストーリー展開が小気味良くて、最高に好きです。
まだまだ続くのかな。続くといいな。
超オススメの一冊!
ブログ「Portulaca」のみほサンがブログで紹介していたのを観て、スグ図書館で予約しました。
人気がある作品のようで結構待たされたなァ・・・。
厚い本なので、お正月にまったりゆっくり読もうと思って開いたら、
一晩でほぼ一気読みしました(苦笑。
「くろすけ」にしろ、可愛い女の子の姿をした「お旱さん」にしろ、
コワいだけでもなく、人間の醜さも温かさも全部ひっくるめて、やさしい話でした。
前後してしまいますが、「おそろし」も読みたいと思います。
(こちら「おそろし」の続編です)
すごく宮部みゆきらしいですね。安心の宮部みゆき。
中編が4本。読み応え十分です。基本的にやわらかな話なのに(畠中恵みたいな)、なぜかページをめくる暇さえ惜しい。ときどき、じんわりと涙がにじみました。授業中なのに。
ちょっと冗長に感じるところがあった、けど。何度でも読みたくなります。きっとその度潤いを与えてくれる本です。
おちかさんの百物語その2。このシリーズにひかれる点は、毎回出てくるこの世のものではないものが祟る呪うのではなく、恐いのはそれを生み出す人の心理なのだ、悪いのは幽霊の方ではないと語ってくれる点だろう。屋敷の精?「くろすけ」にしろ、可愛い女の子の姿をした「お旱さん」にしろ、そのものは可愛く、悪気がなく、それを幽霊や憑き物に変えるのは見る人の側にやましいところがあるからではないか、という。
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

