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みんなの感想・レビュー・書評
(32レビュー)子供の学歴と親の収入の相関関係が話題になるのは昨日今日に始まった話ではなく、少なくとも私が高校生の頃からありました。しかし、親の学歴、親の収入、親の職歴、子供の学歴、子供の収入、子供の職歴がどれほど関係するものか、そして団塊の世代からその階層が固定化されたことなどを社会統計から読み取れるとは思いませんでした。著者は新進気鋭の社会学者であり、初めての新書執筆のようで気負いが感じられましたが、研究テーマは非常に興味深いので、2005年のSSM調査の分析も期待しています。
戦後社会をつくりあげてきた人々は死ぬほど頑張ってきたのに現在の自分はなぜぬくぬくと生活していられるのか。そんなことも考えたことがないから僕は大学に入ってもヘボなのだと思いました。
総中流が崩壊しつつある。
原因は経済成長が終わり階級の再生産、自営の数が少なくなっているからだ。これによりエリートの責任の空無化、一般層の一層の閉塞感が生じている。これを解決するには受験、新卒一斉就職をやめ、選抜機会の多様化を目指すべきだ。これにより、階級の固定化がなくなり、ホワイトカラーに責任感が復活する。単純な教育改革では何も変わらない。
エリート(ホワイトカラー上層)は再生産される、ということが具体的なグラフによってしるされており、総中流を謳った日本社会がとっくに崩壊しているということをあらためて実感させられた。
今まで肌感覚で感じていたことがデータで詳しく説明されてる。そして、第四章は非常に耳の痛い話です。親から与えられたものをかんちがいして自分の実績だと思っていると。
ちきりんtwitterで知る<br /><br /><i>ご参考)ペーパーテストでエリートを選ぶという方法を「平等だ」と感じる日本社会の仕組みについては、この本が非常に深い洞察を示していると思います。さすが学者さん。まだの方はぜひどうぞ!→ http://ow.ly/44r99<br />約9時間前 HootSuiteから <br />InsideCHIKIRIN<br />ちきりん</i><br />
総中流と呼ばれていた日本の変化を数字を交えて解説した本。
確かに固定化はしてるよね。
実力主義を声高に主張している一方で、階層の固定化がだんだんと明らかになっている。
特に、一度レールを外れた後に、再度上がるのが大変という意味では一度負けた人が再度やる気を出すのは難しいよなぁ。
amazonでも長らく売り切れだったこの書、とても期待して読み始めたが、第1章から第3章までのグラフとその解説は、どこまでが分析手法やデータの説明で、どこからがその分析とポイントなのか、という点が入り乱れていて、一つ一つは非常に丁寧に書かれているにも関わらず、少し読みにくいように感じた。 また、例えば「W雇上を開く」といった表現を随所でしていて、勿論始めに解説がされているのだが、どうも最後ま... 続きを読む »
8冊目です。 ついこのまえまで格差社会という言葉がメディアなどでよく取り上げられていました(今もそうかもしれませんが・・)。 それと同時に使われたのが「勝ち組と負け組」という言葉でした。負け組というのは一日数百円で暮らしている人たちなど社会的に負けと思われている人であり勝ち組とは一日で何百万もの金を稼ぐ「ヒルズ族」の方々などを指す言葉としてその年の流行語となるほど世間を賑わせました。 で... 続きを読む »
エリート(という言葉に反発を覚えるかもしれないとは著者自身が言っているが、つまりはホワイトカラー雇用上層)への洞察が鋭いと感じた。
私たちにとっては苦笑いせざるをえない部分があるのではないか。
「努力すればナントカなる」社会から「努力してもしかたがない」社会へ、そして「努力をする気になれない」社会へ─―。<br>
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2000年に出た本だけれど、今読んでもおもしろい。というか、最近の日本は「総中流」なんてのは嘘っぱちというのは自明のことなのだろうから当たり前と言えば当たり前なのだが。<br>
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やっぱり、親がどういう職業(階級)にいるかは重要事項でしょう。<br>
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ところで、著者がカリスマ美容師について触れている部分が地が出てる感じでやたらおもしろい。私はこういうことを言う人間が割と好きである。
日本における経済格差について調べているとき、最初に教授に薦められた本です。
最近話題の日本の階層化、格差の拡大、そのことを最初に指摘した本と言えるかもしれません。
本書は統計調査を基本に、日本の総中流社会の崩壊を指摘しています。また、経済格差がもたらす情報格差にも言及し、今後とも階層が再生産されていくであろことが指摘されています。
日本の不平等に興味のある方、情報格差に興味のある方、オススメします★☆
―――――――――――――――――――――――――――――――――― ■佐藤俊樹/不平等社会日本/中公新書1537/2000年/660円 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― さよなら総中流。「とんでもない事件や事故がこれから起こりつづけるだろう 」です。「努力をする気になれない」社会へ、現代の日本は、かなり急激な転 換を!。第4章「総中流」の落日ー自壊... 続きを読む »
[ 内容 ]
実績主義や自由競争の市場社会への転換が声高に叫ばれている。
だがその「実績」は本当に本人の力によるものか。
筆者は社会調査の解析から、専門職や企業の管理職につく知識エリートたちの階...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

