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みんなの感想・レビュー・書評
(12レビュー)
NHKで日中合作の「蒼穹の昴」を見るようになって、読みた読みたいと思っていた原作を読むことができたが、今度は、歴史上の事実を知りたくなってこの本をアマゾンで探して購入した。
テレビや小説は歴史の断片だけど、この本を読んで、「蒼穹の昴」がどういう時代背景の中で描かれているかが少しわかった。
まあ、歴史の本と言っても解釈はいろいろあるし、特中国は「気に入らない歴史は抹殺」してしまう国なので何が正しくて何が違うのかはわからない。
けど、「西太后」は決して「政治家」ではなかったんだと思う。
それにしても、皇帝は悲惨な人生だった。
改革を急ぎすぎて墓穴を掘ってしまったけど、もう少しやり方が違っていたら・・・。
西太后は、自分の力であそこまでなったんではなく、たまたま、周囲の状況がそうさせたという部分もあると思う。それにしても、すごい女性であることには違いない。
「西太后というキャラクターは満州人であるとか、皇太后であるという以前に、非常に中国的なのだ。わがままで、自分勝手で、メンツを気にするくせに矛盾した言動をしても平気で、周囲の顰蹙を買いながらもなぜか中心人物になってしまう」
まさに、あとがきにあるような印象を受けた。
女性キャラクターとして。わかりやすく、滑稽でもあり、真偽問わず逸話がいくつも残されるような。
最後の方は瓦解してしまった感があるが、清の国家運営の随所に歴代王朝の歴史に学んだ仕組みがある。でも200数十年という繰り返しを止められなかった。
文章が簡素でさらっと読めた。
話の逸らせ方がうまいと感じた。
もっと色んな本を書いてほしい。
内容は
西太后と西太后のダンナの咸豊帝の幼少から
西太后が紫禁城内で、どのように自らと
周囲の地位を上げ下げしてきたか。
また、数ある西太后に関する俗説を訂正したりで
西太后のヒールぶりを期待する人にはガッカリだろうが
西太后の良くも悪くも女的性格に共感する人には安心な本。
……なのだけれど、
今回は、現在の中国が清の時代の影響を色濃く持ってる
という点を踏まえて、読みなおしてみた。
尖閣諸島のこともチロッと出てた!
西太后と、彼女が生きた清末の史実が淡々と綴られている。日本の幕末と同く、中国での清末の時代も、国内では地方勢力が力をつけ、海外の勢力も入り乱れた権力闘争が繰り広げられたという意味で、歴史好きには非常に面白い時代である。 そのような動乱期において、それほど政治に通じているわけでもない一人の女性が、50年にわたる強固な独裁体制を築いたからには、どんな酷い恐怖政治を行ったのかと考えてしまいがちだが、ど... 続きを読む »
中国のおける三大悪女の一人と称される西太后。
本当は私達がイメージしている彼女とは違う側面もあったらしい…。
何故彼女は極悪非道の女扱いにされてしまったのか…。
そういう事が少しだけわかったような気がしました。
皇后選びの選秀女システムとか初めて知った。西太后直筆の朱諭とか見てみたい。確かに、腹心を何度も罷免してまた戻すというやり方は、毛沢東そっくり。これは中国の伝統なのかしら。
西太后に触れた書籍として最も優れている。
固定観念に縛られず、西太后の実像に迫っている。
現代中国を知る意味においても最適。
ただ昭烈帝の陵墓は一度も盗掘に遭っていないというのは嘘である。
世間一般の人が持っている西太后のイメージと本当の西太后は違うんです。
現代中国に実は多大な影響を及ぼしている清朝末期、現代中国を理解する上で読んでおきたい本。
ただ繰り返し説明が多少あってげんなりしたとこがあったので★三つにしちゃいました・・。
[ 内容 ]
内憂外患にあえぐ落日の清朝にあって、ひときわ強い輝きを放った一代の女傑、西太后。わが子同治帝、甥の光緒帝の「帝母」として国政を左右し、死に際してなお、幼い溥儀を皇太子に指名した。
そ...
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