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この作品からのみんなの引用
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互いの考えが手に取るように分かれば、確かに仕事はしやすいだろう。しかし、これがプライベートな問題となると話は別だ。互いの気持ちが読めないからこそ、人は言葉をぶつけ合う努力をするものである。
― 458ページ -
私は彼女の後ろ姿を見送りながら、深く暗い影を背負っているのは自分だけではないのだ、という事実を噛み締めていた。もちろん、それが分かったからと言って、自分の中にある苦い気持ちが薄れるわけではなかったが。
― 202ページ -
いつの間にか、頭の奥で鈍い痛みが生まれていた。病院に特有の消毒液の臭いが、どうにも苦手なのだ。今まで何度、こうやって病院の待合室で時間を潰しただろう。そのほとんどが、被害者の供述を取るためである。もしかしたら、消毒薬の臭いではなくkそういう気の重い作業に対する嫌悪感が、頭痛を引き起こすのかもしれない。
― 269ページ
みんなの感想・レビュー・書評
(58レビュー)故郷を捨てた男はそれでも刑事にしかなれなかった―。警視庁多摩署で現場に戻った鳴沢は、刑事部屋で倦厭され孤立する女刑事とコンビを組む。命じられたホームレス傷害事件に腐るふたりだが、被害者の周囲にはなぜか公安の影が…。東京郊外の新興住宅地に潜む、過去の闇を暴けるのか?
久々の鳴沢さん。やっぱり年内にまた鳴沢さんに会いたくて、読んでしまいました。前作に引き続き鳴沢さんに恋しています。ほんとかっこいい、鳴沢了!今回はちょっと冴に嫉妬したけど(笑)、でもなんか鳴沢さんの恋模様が好きだったりする。で、肝心のお話の内容だけど、今回も堂場さんの文章に引き込まれて、ハラハラしながら読みました。とりあえずこのシリーズまだまだ先が長いので、鳴沢さんに惚れ惚れしながら読んでいきたいと思います。
鳴沢了シリーズおもしろい。今回は彼女ができるのか???とちょっと期待してみたが・・・・。ん~人生一度きりなのにそんなに思いつめるなよ!と言いたくなるくらいじれったい鳴沢了だが、未解決の事件を色々な側面から熱く追っていく了は男性の色気を感じてしまう。
では早速続いて読むとしよう!
鳴沢了シリーズ第2作目。
第1作目の雪虫でもそうだったんですが、またも昔の事件が発端となっていて・・・と言う展開。悪くはないのですが、シリーズものの1作目・2作目共にと言うのはちょっと微妙かと(笑)。
そして鳴沢は今後も毎回彼女が変わるのでしょうか・・・気になります。このシリーズ、10作もあるのですが毎回こんなに重いのかしら。鳴沢の精神的ダメージが大きすぎる気がしてなりません。
ひきこまれて一気読みでした。ハードボイルドをするにはいささか未熟な鳴沢了第2弾。今回は美女刑事・冴さんとコンビを組んでの事件。話は非常に切ない結末を迎えますが…。また傷ついて、やはり受け止めきれなくて…か。このパターンを今後繰り返すのでしょうか。文もストーリーも好きですが設定がややしんどいという自分には珍しい感想です。もちろん次も読みますけどw
刑事・鳴沢了シリーズ第2弾。故郷の新潟県警を辞め、警視庁で現場に戻った了。しかし親のコネで入庁したと噂され孤立する。同じく問題児として孤立する女刑事とコンビを組むことに。
ホームレス傷害事件を追ううちに過去に活動していた宗教団体の影が・・・。
恩師の勧めで再び始めたラグビー、女刑事冴との恋の芽生え?そして了の人間味あふれる熱いストーリー。
ただ了が吹っ切れずにいる新潟での出来事(シリーズ第1弾「雪虫」参照)が何度も出てきて少しうんざりする。
昔住んでいた場所が舞台というだけで嬉しかった。
故郷を捨て、刑事を選んだ男というのがかっこいい。
東京郊外の新興住宅に潜んでいる過去の闇を暴こうとする警察小説であり、人間ドラマでもあるといっていいだろう。
刑事・鳴沢了シリーズ第2弾。1作目で、担当した事件が原因となり、故郷の新潟を捨てて東京に来ていた鳴沢は、結局、東京でも-おそらく新潟県警の捜査一課課長の父のコネで-警官になっていた。しかし、多摩署に配属された鳴沢は孤立して、毎日を資料室で過ごしていた。同じ頃、連続暴行犯を緊急避難で射殺した美人刑事が、多摩署に異動になり、やはり孤立していた。
その二人が、ホームレスの傷害事件捜査を命じられる。最初はつまらない事件かと思っていたが、その事件はそこが深かった・・・。そして、互いに孤立し、人を死に追いやった思いを抱えた二人は、惹かれ合っていく。
ネタバレになるので、書けない部分があるが、鳴沢の周囲にはある種の人が集まってしまうのか?と思いながらも、ストーリーのおもしろさに引き込まれて読んでしまった。これからもシリーズを追いかけたい。
刑事・鳴沢了シリーズ2作目
新潟県警を辞め、警視庁に入り直した鳴沢了。
邪魔者扱いされ3カ月も資料室でぼーとしていたところにホームレス襲撃事件が起こるが被害者のホームレスは姿を消し、30年前の公安事件が浮かび上がってくる。
同期の女刑事小野寺冴との恋愛もあり。
故郷を捨てた男は、それでも刑事にしかなれなかった。警視庁多摩署で現場に戻った了は、刑事部屋で倦厭され孤立する美女刑事とコンビを組む。命じられたホームレス傷害事件に腐る二人だが、被害者の周囲にはなぜか公安の影が……。東京郊外の新興住宅地に潜む、過去の闇を暴けるのか?
鳴沢了、再び〜〜♪一作目で刑事をやめてしまったかと思いましたが、新潟県警を辞めた後、警視庁多摩署に刑事として復活。一作目の出来事で刑事への真っ直ぐさは薄くなりましたが、その分人間として厚みが出てきそうな予感のある作品でした。こういう了さん、好きです。
鳴沢了は第一作の新潟を出て東京の多摩地区で刑事になっていた。シリーズの二作目で、あいかわらず、了の不器用な生き方みたいなものをぐずぐずとつづるのが長いのと、彼の内面の変化から後半の成り行きが読めてしまうのは何か物足りない。多摩地区の地理が詳しく述べられ、地元の人には手に取るようにわかるのだろう。
鳴沢了シリーズの第2弾。
前作の新潟の一件の後、了は東京で刑事になっていました。
刑事になるために生まれてきたというか、
自分が生きていくには刑事以外思いつかないというか・・・
いずれにしても深い心の傷を抱えながらも
その傷の原因となった刑事という仕事から離れられない運命なんでしょう。
そしてそこからやはり這い上がって成長して欲しいと読者としては思うわけで。
まぁ辞めてしまえばシリーズにはなりませんが・・・^^;
この作品では了は新しい恋をします。
たぶん恋仲になるんだろうなと思ったら
結構早い段階でなりました。どないやねんと思いましたが
突っ張っているものほど実は脆いのか?
この作品でも了はまた新しいそして深い傷を負います。
かわいそうに。
でもそれもきっと今後のさらなる成長に一役買うんでしょうね。
重たい。。。
話は前回の雪虫と同じように、昔の事件から自分の近しい人が事件に関与しているというストーリー。
その経由に出てくる女性との恋愛も前回と似たような感じ。
しかし、この話は毎度毎...
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