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みんなの感想・レビュー・書評
(131レビュー)ものすごく面白かった。フランス文学作品によくある、うじうじ生きるだめ無職の心理描写と、明治の関西のど田舎独特の粋な感じがあわさって、とってもとっても良かった。始めは、町田康の自伝的なものかとおもったけれど、明治時代の実話に基づいてるらしい。実話ものでも、物足りなさは全くなかった。町田康の作品を初めて読んだけれど、個性的な作風なのに受け入れやすくてびっくりした。明治時代の話なのに堂々と平成の話をしたり、「がーんとなった」等、口語っぽいものもうまく表現に伝わってて、ほんとうに面白かった。
素晴らしい。
殿堂入り!
熊太郎の思ったこと、出来事は決して他人事でないように思えた。
個人的に思いと行動が一致しないことは意外とあって、この本で今まで見えてなかった自分の中の一部分にスポットライトが当たったような感じがした。
熊太郎が紆余曲折した人生を経て、最後に発した一言がとても感慨深い。
長くて、読み終えるのが大変でした…
最後、熊太郎の本音を聴いたあと、すっきりした顔をした弥五郎はなにを感じていたんでしょう。
それと、葛木ドールとの一件は、どういうことだったのかなということが気になりました。
(★★★より上の ★★★+ )
まず本の厚みにおどかされ、
何とまあ理屈っぽいガキかとあきれ、
その熊にいさんの思弁にただただ吃驚しながら、
河内弁(?)の寄ってたかっての大騒ぎを唖然としながら面白可笑しく読んだ
ものの、読後感は重い。
思考とそれを説明する言葉とがうまく繋がらないことからの悲しみ。
ダメ男の人生を800ページ超もかけて描く超大作。もう嫌というほど駄目な日常が延々と描かれる。駄目っぷりやまわりとの掛け合いに笑ってしまったり、思わぬ大活躍で爽快な場面もあるが、さすがに長過ぎる。半分ぐらいに納めても十分な内容。
読売新聞で連載していたらしい。我が家は読売なのだがそんなことはつゆ知らず、「あ、町田康って町田町蔵*1やんか!」と適当にかりたら、なんだか時代物のようで時代物ではないような感じの作品でした。リアルな話し言葉での会話の連発とダラダラとした理屈っぽい主人公の考えのバランス配分が絶妙です。読みにくいようで読みやすい。
2011/06/04完讀 六顆星名作! 這個故事以河內音頭的「河内十人斬り」殺人事件為內容。主角熊太郎成長在明治時代,他擁有極度的思辯癖,但極其單純貧乏的河內水分鄉下的「百姓言葉」卻無法表達他心裡所想,這種焦躁使得他常常腦中充滿大量想法擠來擠去,但舉動脫口說出的話語卻又是另外一套,或者想太多讓事情更為複雜,讓他更難平衡。沒人能理解他,被當笨蛋,又讓他更加受傷;又因為小時候殺害葛木ドール... 続きを読む »
河内音頭が頭に鳴り響く長編小説。
町田康氏は元パンクロッカーの町田町蔵。
こんなに長い小説は初めて読んだしこんなにダメな主人公にも何故だか共感してしまった。文庫でてるから、そっちもいいかも!!
意思の疎通の難しさをこれほど表現できたものもないと思った。
分厚いので200ページぐらい読んだあと半年ほどほったらかしていたが、初めっから読み直して読了した。
分厚くてなかなか読み終わらないのに読むのが止まらない。
本を読むうちに河内音頭が、いや、熊太郎音頭が染み付く。
わけわからんのにわけわかる。
なんじゃこの話。
長い。。。
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

