天使たちの課外活動 (C・NovelsFantasia か 1-57)

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 735
感想 : 63
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125011608

作品紹介・あらすじ

リィとシェラは進級して、中等部の二年生になった。二人とも去年に比べて背も伸びたしリィは髪も少し長くなったし、ちょっぴり大人びたのである。「十四歳になったら課外活動を始められるんだよ。いい機会だから何か一緒にできないかなと思って」とルウが言い出した。それはいい考えだとリィもシェラも思ったものの、二人は戸惑った顔を見合わせた。-何をやればいいのかわからなかったからだ。どうやったってその存在だけで目立つのに、「一般市民」を目指して果敢に努力する(すでにこの時点でかなり間違っているのでは)金銀黒天使が始めることとは?新シーズン開幕。

感想・レビュー・書評

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  • 普通じゃない主人公たちなのだから、無理して普通の学園ものにしなくてもいいのに…。それを言うなら何も中学生という設定にしなくても…ということになるが、リィやシェラのキャラクターが非常にもったいない。

  • ゴジラ夫妻はいなくて金銀黒だけ、残念ですが相変わらず面白かったです。今度から金銀黒白になるの?
    学内で収まる割合地味な推理っぽい話。新キャラの顔見せか?
    もっと成長してほしかった。1年じゃ短い、せめて3年欲しい。

  • この主人公たちで
    恋愛物語を作るとしたらどうなるんだろう?
    恋愛未経験者って言っているけどね
    もし作るって考えると
    それぞれの感じが変わってしまうのかもしれないし
    個性が変わってしまうような気もします
    普通の学園物にはならないんです
    学園ものってどんな物語が入っても受け入れてくれる
    懐の深さがあるんだけどね
    可愛いなぁという物語なんだけど
    多分恋愛にはならないんだろうな

  • 確かにかわいらしいお話。

  • [2021年4月現在、江東区&江戸川区にあり。但し最新刊8はまだ品川区のみ。]

    天使たちの課外活動初巻。
    デルフィニア戦記とスカーレット・ウィザードで知った茅田砂胡。
    人生の転換期を経てから全くこの手の本を手に取る機会がなくなり、子供が出来てから復活した読書は主に幼児本と育児&家庭本、ついで勉強本といった感じで、それこそ10年ぶりにまたファンタジーの世界を再読するようになったら、、、色々出てる!多少は題名を耳にした気もするけれど、そもそもスカーレットの外伝とか、デル戦も外伝2から恐らく読んでいなかった模様。読み進めるべきシリーズを書き留めておこう。

    きっとリアルタイムで読んでいたら一冊づつやっと出た!とやきもきして読んでいたんだろうけれど、既に発刊しつくされているから続けて読めて嬉しい。そして、「トゥルークの海賊」の伏線?となる、"惑星トゥルーク"の存在も!結局課外活動も"ボランティア"、もしくはボランティアこそ自分の出来る(得意)ことで他者に尽くす(提供する)ことと思ってしまう私には懇切丁寧な説明でも納得こそできなかったものの、リイとシェラが2年生になって表題のようなシリーズ名を冠されたことで、一応クラッシュ・ブレイズとの線引きが出来たかな?何より一時キャラかと思っていたライジャが新たな固定キャラらしいと分かってから、今後のライジャを中心とする活躍に最注目。ライジャと言うキャラが出てきたことでリィとシェラがとてつもなく常識的に見えてくるのが不思議(笑)今回の敵はITがらみだったのでどう理解して見つけるのかと思っていたら、、、、、結局カギは新キャラライジャだった。「ヴェロニカの嵐」でのキャラも出てきて一瞬誰だかわからなかったけれど、こういう時に強烈キャラやエピソードっていうのは役に立つ。シャンプー事件でしっかり思い出せました。一見さんには不親切かもだけど、シリーズ(歴史が長い)ならではの深み(振り返り)が出てくると、ますます楽しい!

    ★デルフィニア戦記(王女グリンダ)⇒スカーレット・ウィザード⇒暁の天使たち⇒クラッシュ・ブレイズ⇒天使たちの課外活動⇒トゥルークの海賊⇒海賊と女王の航宙記

    ★桐原家~、もものき~

  • 天使たちの課外活動
    200424読了。
    今年36冊目今月5冊目。
    #読了
    #天使たちの課外活動
    #茅田砂胡

    新シリーズ。中身は金銀天使と新キャラのサスペンスアクション推理??

    新キャラのライジャさんがいい。
    犯人は登場した時点ですぐにわかる。

    良かったのは以前出てきたペギーメイが、賢くかっこよく、でも生意気な振りをして出てきたこと。

    理解って難儀だ。

  •  リィ、シェラ、ルゥが三人でいる時に巻き起こった事件。
     年齢が大きくなったリィとシェラには「課外授業」への参加資格が得られる。何かをしようと話すけれど、一向に三人揃ってできそうなものが見当たらない。
     そんなときにリィとシェラの生活する寮の元寮長がストーカー容疑をかけられてしまう。彼の容疑はすぐに晴れたけれど、次に疑いをかけられたのは辺境の地から留学生としてやってきた青年だった。
     彼は故郷では「僧」として生活しており、人が嘘をついているかどうか見破れる少し(?)不思議な人で……という話でした。

     最初はストーカーまがいのメールが送られてくるだけの事件かと思いきや(それでも普通は大事件ですが……)、リィとシェラが真相を探ろうとし始めると次々に困難が襲い掛かってきて、ついに命まで狙われる事態になります。

     相変わらずのドタバタファンタジーですが、さらに濃い登場人物まで出てきてしまって、この話は大丈夫なのだろうか? と考えたりはしますが、そこは作者様の実力がすごいので、問題なくハッピーエンド。
     三人+ライジャはこの経験を課外授業に生かしていくことにする、という話でした。
     過去のクラッシュプレイズの登場人物も少しずつ出てくるので、それを読んでから読むと、余計に楽しめると思います。
    (私、順番を逆に読んでしまったので、少しもったいないことをしたなあ……と思っています)

  • 20180510 読破

    新キャラ登場
    久しぶりに金銀黒に会えたので評価甘め
    めざせ一般市民!はこのシリーズでも無理だと思うww

  • 201801

  • 学園ものになりつつあるかな、と思っていたら
    本当にシリーズとして開始したのですね。。。

    とりあえず楽しみ。

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著者プロフィール

茅田砂胡
5月3日生まれ。牡牛座。デルフィニア戦記シリーズで小説デビューをはたす。
著書に「デルフィニア戦記」「スカーレット・ウィザード」「桐原家の人々」「王女グリンダ」「暁の天使たち」「クラッシュ・ブレイズ」「祝もものき事務所」「天使たちの課外活動」「トゥルークの海賊」「海賊と女王の航宙記」シリーズ(以上、中央公論新社刊)、「レディ・ガンナー」シリーズ(角川文庫)がある。

「2023年 『天使たちの課外活動10』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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