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闇の左手 (ハヤカワ文庫 SF ) についての感想・レビュー・書評


みんなのレビューページ

闇の左手 (ハヤカワ文庫 SF (252))  521人が登録 ★3.85

著者: アーシュラ・K・ル・グィン  原著: Ursula K. Le Guin  翻訳: 小尾 芙佐 
早川書房 / 文庫 / 379ページ / 1978-09
ISBN/EAN: 9784150102524
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評価平均: 3.85
登録数: 521
レビュー数: 78
価格: ¥924

みんなの感想・レビュー・書評

(78レビュー)
依汐さんのレビュー 4

面白い。SFジャンルが得意ではないと思われる私でも楽しく読みきることが出来た。 しかし、『シグフレソル』が何を意味しているのか、読み終わってもさっぱりわからなかったのが心残りです。 ゲセンの言葉な... 続きを読む »

2012-01-29 | コメントする»
たかやまさんのレビュー 4

光は闇の左手(ゆんで) 暗闇は光の右手(めて)。 二つはひとつ、生と死と、 ともに横たわり、 さながらにケメルの伴侶、 さながらに合わせし双手、 さならがに因ー果のごと。 さ、寒かったーー!! とても寒い世界の物語でした。 ゲド戦記大ファンの私としては、★5つをつけたかったのですが、 いかんせんちょっと読みにくい。 同著者のエッセイ「ファンタジーと言葉」を読んでから読... 続きを読む »

2012-01-14 | コメントする»
55ukiさんのレビュー 3

 ゲンリー・アイとエストラーベンの心の交流を描くのであれば、遠い惑星<冬>まで行かなくても、アラスカとか北極が舞台でも十分、成り立つ小説ではないかと思った。
 ゲセン人の生殖のあり方には驚いたが、それ以外にには、地球人とすごく違うところがあるようには、感じられなかった。
今の地球に、いろいろな人がいすぎるのかもしれませんが・・・。
 
 

2012-01-09 | コメントする»
ゑこびすさんのレビュー 4

ヨーロッパのキリスト教使節の、
中世日本訪問時の記録物語を読んでいるかの如く気分になった。
あくまで気分だけど。
アイとエストラーベンの、
二元論的思考を超える関係への昇華に立ち会った時、
深い深い所で感動が芽生える。
文化人類学的、民俗学的な言及も、
物語に厚みを持たせている。
読み手を選ぶとは思うが、
選ばれた読者は至福の読書体験を得られる名作である。

1970 年 ヒューゴー賞長編小説部門受賞作品。
1969 年 ネビュラ賞長篇小説部門受賞作品。

2011-12-27 | コメントする»
yuinosukeさんのレビュー 5

作者はゲド戦記を書いた方らしいです。(こないだ気づいた) この本を読むのは何度目かわからないけれど、何度読んでも面白い(?) 話は暗め。異世界もの。異世界の神話なども出てきますが、概してわかりづら... 続きを読む »

2011-10-26 | コメントする»
okinawaseminarsさんのレビュー

人間は「ちがい」を超えられる気がします。

2011-10-16 | コメントする»
spoon45さんのレビュー 1

ヒューゴー/ネビュラ ダブルクラウン

 1969年発表。女流SF作家による作品。

 おもしろくなかった。

 以前は宇宙連合の植民地だった酷寒の星に降り立ち国交を復活させようとする宇宙連合の使者と星の大使との交流を描いているのだが・・・。

 確かにある環境を想定して、そこで生き続けている人類の末裔を描く力はあるんだろうが、どうもピンとこない。この手のSFはあまり好きではない。

2011-09-16 | コメントする»
知世さんのレビュー 2

文章がとにかく硬くて読みづらい。
元々の原作がそうなのか、翻訳の文体がそうなのか判断はつかないが、読み易さという点でかなり損をしているように思う。
ただ、雪原での旅の厳しさと同時にその情景の美しさは素晴らしかったし、ジェンダーの捉え方など細かな内容の点では良かった。

2011-08-13 | コメントする»
かずさんのレビュー 4

「ゲド戦記」でおなじみアーシュラ・K・ル・グィンの小説。 もうなんというか、好き。ちょうど好き。 最近すこしばかり興味がある、男とは女とはをあつかったジェンダーについてのSF。 お話は両性具有の人々が住む、極寒の惑星が舞台なんだけどかなり考えさせられた。というか再確認した。男と女に違いなどないということを。 下品な言い方をすると、ついているか、ついていないか。だけどそれが性格になんの影... 続きを読む »

2011-07-24 | コメントする»
konnokさんのレビュー 5

アーシュラ・K・ル・グインのSFではこの小説が一番好きです。世界観がきっちり作られているので語られている物語がすんなりと読めます。アースシーの世界と言われる他の作品群とあわせて読むとこの作品の面白さが増すかもしれません。

2011-07-08 | コメントする»
obelisqueさんのレビュー

£1.50

2011-06-30 | コメントする»
tabidokushoさんのレビュー

タヒチなどを舞台とした作品です。

2011-06-21 | コメントする»
無夜さんのレビュー 5

図書館で借りました。  SF。両性具有者のいるゲセンという惑星の物語。そこに男性が訪れる。  ゲセンの青年エストラーベン(ここには性別がないから、すべてが息子ですべてが彼)と、宇宙からやってきた使節ゲンリー・アイはゲセンに宇宙と同盟を結ばせようと行動を起こすが……。  兄と弟の近親相姦もオッケーな世界。なんかよく兄は子を身ごもっては死んでたりしますが。  この人種はケメルという月に一度... 続きを読む »

2011-05-28 | コメントする»
雪守さんのレビュー 4

今改めて見れば、表紙が絶妙。たった一人の使節としてやってくる主人公と雪の星に棲む両性具有の人類たちの交流。その特殊性から築かれた文化は主人公に戸惑いをもたらしながらもゆっくりと受け入れていく。物語の本筋に関わらないながらも挿入された逸話も異質な世界を更に引き立ててくれていました。

2011-04-27 | コメントする»
no73mさんのレビュー 4

性別のない惑星ゲセンという舞台設定がとにかく素晴らしい。詳細なゲセン人の生態や文化の描写にただただ圧倒される。
権謀術数渦巻く国家内外の争い、極寒の地での逃走劇、アイとエストラーベンの友情などツボを抑えた物語にもグイグイ引き込まれる。
セクシャリティーやジェンダーなどについて深く考えさせられる一冊。

2011-04-18 | コメントする»
ayumitさんのレビュー

周期で性別が変わる相手と向き合うということの難しさ!
日頃自分の感覚かジェンダーに根付いていたことに気づかされる。

2011-03-29 | コメントする»

学生時分背伸びして買った本を再読。ル・グウィンと言えばフェミ論と誰だって考えるだろうけど、性差がないこの世界の物語をつづるのは母さまにとって喜びだったのだろうかそれとも怒りだったのだろうか。作中淡々と進む世界。二人の主人公の会話は時にむづかしく、時に理解不能で、「女」という立場からこの物語を読まざるを得ない私には妙にひりひりと感じる部分すらあった。しかしやはり女性にしか書けない小説だよなぁ、これは。

2011-03-21 | コメントする»
ろくさんのレビュー 5

全く異なる生物学的要素を持つ惑星の人々の生活などの描かれ方が、とにかく圧巻。文化の違いの中で育まれる関係性の描き方も巧み。

2011-03-05 | コメントする»
モヨコさんのレビュー

酷寒の惑星ゲセンに人類の同盟エクーメンからの使者としてやって来たゲンリー・アイ。2つの国カルハイドとオルゴレインを訪れて同盟を結ぶように説くが使命は受け入れられない。カルハイドの宰相だったが叛逆者として追放されたエストラーベンだけが唯一の理解者。冬の大氷原を2人で横断するクライマックスが圧巻。SFというよりも人間ドラマ。さて、フェニミズムとSFを論じる時必ず引き合いに出されるこの作品の特徴は、この... 続きを読む »

2011-02-06 | コメントする»
asagao26さんのレビュー 5

精緻に構築された世界に圧倒されます。淡々とした感じの語り口なので、前半少し読みにくかったのですが、半分を越えたあたりからの怒涛の展開のおかげで一気に終わりまで読んでしまいました。 一番大好きな主要人... 続きを読む »

2011-01-08 | コメントする»
chikaさんのレビュー 4

SFなんだけど、ファンタジーの香りもする。
全くの異世界(ここでは惑星)では、互いのコミュニケーションが上手くいかないのはもっともだと思う。それでも、ゲンリーとエストラーベンは何とか互いを理解しようと妥協点を探り、共に目的を果たそうと努力する。
二人の氷の世界での逃避行が圧倒的に面白かった。

設定がきちんと練られている世界に突如放り込まれるので、読み始めて暫くはなかなか自分が見ている立ち位置がどこなのかが分かりづらかった。
それも読み終えてみれば、異世界に放り込まれたゲンリーの、掴みどころが見えない不安な気持ちを追体験させてもらっていたのかと納得がいった。

「闇の左手」というタイトルが、非常に詩的で美しい。
光は暗闇の左手。

2011-01-01 | コメントする»
snow222さんのレビュー 3

西の善き魔女5巻のサブタイトル、『西の善き魔女』その人であるル・グィンの作品ということで読んでみた。

普段まったくSFを読まないせいか、世界観に入り込むのに時間がかかった。硬い翻訳文の影響もあるかも知れない。

人称がすべて「彼」なので読んでいて「や」のような感覚になったり。

2010-11-22 | コメントする»

「光は暗闇の左手、暗闇は光の右手」
惑星<冬>では性別がない。西暦49世紀、遺伝子実験が行われた結果、惑星<冬>の住人はすべて両性具有である。惑星<冬>は人類社会の中でも特異なものである。<冬>には戦争がないが、暗殺は多い。そんな社会にゲンリー・アイは翻弄される。
この小説の大きな特徴は二元論ともみられる。光と闇、生と死、男と女、背信と忠誠、恐怖と勇気、そして右手と左手。しかし2つの項が拮抗・反発するものではなく、調和し、相互に意味を引き出す。
星のようにちりばめられたシンボルと詩的でレトリカルな文体で、惑星<冬>の説話なども織り込まれる。作家の想像力と構想力にただ圧倒される小説であり、半世紀たった今なおエポック・メイキングな小説。

2010-11-11 | コメントする»

私が持っているのは辰巳四郎さんデザインのカバーで、買ったのは17~18年前。久し振りに読み直しました。今、ル・グィンの本を読み返そうブーム中。

こんな本読んだら、感想を言い表す言葉をどんなに考えても陳腐に思えてきます。

2010-10-20 | コメントする»
七三十さんのレビュー 5

ル=グウィンはおそろしい。

2010-10-15 | コメントする»

全78レビュー中 1 - 25件を表示
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