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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
(28レビュー)ネビュラ賞を受賞した表題作のほか、ヒューゴー賞に輝く「接続された女」など、全12編からなる短編集。 最初の2~3編を読んだ時点で、本をやぶって窓から投げ捨てようかと思った。 訳のせいもあるが、文章が荒れてて、とにかく読み辛い。内容を理解しようと読み手が歩み寄らないといけない。それだけ読者を遠く見離してる感があった。 とはいえ、以前読んだ「たったひとつの冴えたやりかた」が比類なき傑作だったから、... 続きを読む »
うん、うーん・・・
これは合わなかった。それも、1作目から合わない感をずっと感じていた。
唯一「断層」が面白いと感じた。
本編よりも最初と最後の解説の方がむしろ面白い。
けど、これは女性の作品だろ~
とっても刺激的な短編集。発想がいいし、彼女の哲学はもっといい。
個々には「接続された女」はなんか頂点にあるような感じだし、「男たちの知らない女」も読んだ当時ショックだった。
面白い視点で物事を捉え、
それを上手く表現できる人だ。
様々なテイストの作品が綯い交じった素晴らしい短編集。
表題作には強く惹きつけられた。
「接続された女」1974 年 ヒューゴー賞中長編小説部門受賞。
「愛はさだめ、さだめは死」1973 年 ネビュラ賞短編部門受賞。
定められた愛だって定められた死には勝てない。死はすべてを包み凍らせる。煉獄のように綺麗な星の下で燃え続ける。それが人間であろうとも宇宙人であろうとも。
人間、及び愛に対する作者独特の視点が面白い短編集。出てくる科学的、SF的ギミックはやはり古臭いが、30年以上前のものなのだからそれはどうしようもない。
その登攀シーンが神々しい"そしてわたしは失われた道をたどり、この場所を見出した"、12モンキーズに似ている"エイン博士の最後の飛行"、男性社会の中で異物のように紛れて生きる女性の物語"男たちの知らない女"、逃れられない本能と知的生命としての自制心のせめぎあいを圧倒的な迫力で描く"愛はさだめ、さだめは死"、種を守るための自己犠牲の念と自己の進化(クラークのスターチャイルドのような)への憧れの狭間で揺れる男の話"最後の午後に"辺りが印象的。
「たったひとつの冴えたやり方」の ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアの傑作SF短編集。 ヒューゴー賞、ネビュラ賞を取った短編をそれぞれ収載。 「たったひとつの冴えたやり方」よりもちょっと先鋭的で 脂の乗ってる感が伺えます。 読者の想像力に挑むような挑戦的な部分もあり。 話がたくさんあるのでとても語り尽くせませんが、 とにかくどれも面白いです。 中でも 「乙女にしておぼ... 続きを読む »
1973年に出版された中短編集。
この中でいちばん有名なのは「接続された女」であり確かに面白いのだけど、個人的には初めて表題作を読んだ時の方が衝撃的だった。これを読むまで、一見残酷に見える生物の営みがその生物たちにとっては無上の幸せなのかもしれない、などと考えたこともなかった。
あと鳥インフルエンザが流行った時、短編「エイン博士の最後の飛行」を思い出し、ゾクッとした。
まえがき、あとがきも必読。
昔懐かしい60年代SFもあれば、現在の社会を暗示した物語もある名作本。この人は短編の名手だと思います。「たった一つの冴えたやりかた」を読んでいないのであまり大きなことはいえませんけれど…。
題名のセンスもいい。この人の人生もドラマチックで引き寄せられる。
SF史に残るこの作家の強烈なプロフィールを知ってしまってから読んだので、感動の度合いが下がるかと思いきや、圧巻でした。粒ぞろいの短編集です。 愛はさだめ、さだめは死/ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア、伊藤典夫・浅倉久志訳(ハヤカワ文庫SF) 鴨がこれまで読んだことがあるのは「接続された女」1本だけで、サイバーパンク寄りの作家だと思ってましたが、収録された全作品を読んで実は作風にか... 続きを読む »
エキセントリック! この短編集を評するに、これ以上の言葉を私は持ちません。 前書き及び解説を先に読んでしまう癖のせいで壮大なネタばれをされてしまいましたが……、そんなことなど忘れてしまうほど、どっぷりとジェイムズ・ティプトリー・Jrの世界に浸らせてくれる、素晴らしい短編の数々! どの短編一つとっても全く異なる世界が広がり、それは男の視点であったり女の感性であったり、はたまた異星人のもので... 続きを読む »
中学の時にこれを読んで、頭を思い切り殴られたような衝撃を受けたのを覚えている。特に、異星生物の一人称で描かれた表題作はショッキングだった。その後の読書の流れを変えたかもしれない。
短編集。異星生物のライフサイクルを一人称で書いた標題作「愛はさだめ、さだめは死(原題/Love is the plan the plan is death)」。これ本能という意味もある「PLAN」を「さだめ」と訳したのが見事。「たったひとつの冴えたやりかた」といい、ティプトリーは邦題で得しているかも)、むしろ現代でこそ描かれて然るべしなサイバーパンクの嚆矢「接続された女」などが有名だが、入院中に看護師さんたちの献身的な姿に感動と驚きを感じていた時に読んで、まさに個人的に納得してしまった「女性とは何か」を描いた「男たちの知らない女」が忘れられない。他の収録短編はちょっとわかりにくい感じのが多かったので全体として4点で。
2008年、ハヤカワ文庫の100冊
「たった一つの冴えたやり方」は良かった
翻訳、SFと苦手な感じなんだけど、12編の短編集ということは一つ一つが短いはず
読みたいね
雑食、悪食を厭わぬ私、だが、「SF」と銘打ったものにはなぜか少し縁が薄かった。ヘソ曲りの私は「空想科学小説」という括りが気に入らなかったのかもしれない。なんであれ人間の空想(想像力)の産物なんだ、小説は小説でしょ、ナルニアだってなんだって時空を超えてるという意味ではSFだよ、火星人が出て来たって文学は文学だよ、わざわざ「空想」とか「科学」と謳って差別化しなくても……、あくまで私はヘソ曲りだった。この書はハヤカワ文庫ではSFに分類されている。それがわかっていて、タイトルが魅力的だったから手に取った。長年のヘソ曲りを反省した。おかげで「入り込む」のに少し頁数を要したが、つまり、面白かった。作者の経歴もすごすぎるし。喰わず嫌いもいけませんね。先入観や偏見は、日々排除するよう心がけましょう。(でも、相変わらず天の邪鬼でヘソ曲り)。
訳がちょっとあわなかったけど、差し引いても面白かったです。
きわどいシーンが無くても全編そこはかとなくエロティックな作風でした。
後書きの作者についてがもう一本の短編ってくらい面白かった
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