ログイン
ようこそ、ゲストさん 新規登録
twitter,facebook,mixiでもログインできるようになりました

くらやみの速さはどれくらい についての感想・レビュー・書評


みんなのレビューページ

くらやみの速さはどれくらい (ハヤカワ文庫 SF ム 3-4)  175人が登録 ★3.92

著者: エリザベス・ムーン  翻訳: 小尾 芙佐 
早川書房 / 文庫 / 611ページ / 2008-12-10
ISBN/EAN: 9784150116934
(25)
(25)
(23)
(4)
(0)
評価平均: 3.92
登録数: 175
レビュー数: 33
価格: ¥1,050

みんなの感想・レビュー・書評

(33レビュー)
tetpoさんのレビュー 5

 近未来SFと銘打ってはいるものの、さほど現代との差異を感じさせない世界での、自閉症者ルゥの日常を淡々と描いている作品。 ”私は本物よ”的表情を浮かべる人たちの中で生きる、ルゥの平坦で、静かな日常。... 続きを読む »

2012-02-05 | コメントする»
ayanatamさんのレビュー

結末は悲しかった。私には。 なぜかな~と考えてみても、はっきりとした答えはわからない。 人間だれしも変わりうるものだと思う。 そういう意味では悲しくなる理由はない。 自閉症を治療すると... 続きを読む »

2012-01-28 | コメントする»
chikaさんのレビュー 4

一体何が“普通(ノーマル)”で、何が幸せなんだろうと考えさせられた。ルウにとって自閉症の治療をしたことは幸せだったのだろうか、と悶々としてしまう。
暗闇と呼ばれるものは宇宙であり、未来であり、未知の・未踏の世界と考えると、それを「いつもそこで待っている」と言い表すところにぐっときた。見えないからこそ怖くても勇気を出して飛び込む価値があるのだと、ルウは意図せず教えてくれたのかもしれない。
タイトルが秀逸。詩的でうつくしい。

2012-01-14 | コメントする»
りんさんのレビュー 5

売り文句は、21世紀版の「アルジャーノンに花束を」。
うん、その言葉に負けないだけの凄い作品です。
でも、読後の印象は、かなり違うものです。

以下、ネタバレありかもしれません。

http://asobo.littlestar.jp/rin/2011/12/03/%e6%88%91%e3%81%8c%e9%81%b8%e3%81%b3%e3%81%97%e3%81%93%e3%81%ae%e4%ba%ba%e7%94%9f/

2012-01-06 | コメントする»
kurarakatarinaさんのレビュー 3

題名にひかれて図書館で。、、よみづらい、長文、元気じゃないと読みきれなかったかも。ラストがあまりにあっさりです。
「アルジャーノン」とは比べるべくも無く。

2011-11-13 | コメントする»
sasanikkiさんのレビュー 5

全600ページ。
フェンシングとか、
脳神経とか、
クラシック音楽とか、
宇宙とか。
他の人とのコミュニケーションが少しだけ苦手で、
他人の言動をちょっとだけ気にしすぎて、
極めて素直で真面目で純真な主人公の話。
"自閉症"って病気の名前がそもそもどうなのかとも思うが、
"ノーマル"って言い方がそもそもどうなのかとも思うが、
世間では"ノーマル"ではないとされていると本の中では描かれている
"自閉症"の人たちの話。
『アルジャーノンに花束を』よりは現代的で読みやすかった。
とはいえ外国の作品なので、
特有の雰囲気はあるけれど。
最後の50ページぐらいがなかなか考えさせられた。
本のタイトルも深い意味。
文庫本のくせに1000円もしやがるが、
その価値はある。
素晴らしい本だと思う。

2011-10-29 | コメントする»
azothinさんのレビュー 3

自閉症の治療が可能となった近未来。治療可能前の最後の世代のルウは”ノーマル(自閉症でない人々)”との付き合いに困難を覚えながらも仕事や趣味を楽しむ日々を送っていた。そこへ成人した自閉症患者を”ノーマル... 続きを読む »

2011-10-16 | コメントする»
idmisakoさんのレビュー 4

「あなたはほんとうに癒されたいのか」 自閉症をもつ主人公は、自分の特性を活かした仕事に就き、趣味を持ち、日常生活に苦労しながらも自分なりに楽しく生活している。 そんな時「自閉症を治す」治療法が開発されて… 印象深かったのが、 礼拝にて司祭が話す、ヨハネ書、癒しを求めてベテスタ池のほとりに横たわる男の話。 ベテスタ池には天使がやってきて水をかき回す。その間に池に入ることで癒されると... 続きを読む »

2011-09-21 | コメントする»
miralusさんのレビュー 4

自閉症の主人公の一人称、という点に興味を持った。タイトルにもなっている『暗闇の速さ』って面白い概念だよね。ラストは解釈の仕方が分かれると思うけど、『アルジャーノン~』ほど悲しくはない。いろいろと考えさせられたけどね。

2011-07-27 | コメントする»
kouさんのレビュー 3

長すぎ。もうちょっとテンポ良くまとめてほしかった。

2011-06-18 | コメントする»
しむさんのレビュー 5

『アルジャーノンに花束を』よりも『航路』を感じた。
中盤の社内の政治的なところに挫折しかけたけど、あとは面白く読めた。最後があっけなかったのが、ちょっと残念。

自閉症が治療可能になった近未来。自閉症者最後の世代であるルウは、製薬会社の仕事とフェンシングの趣味をもち、困難はありつつも自分なりに充実した日々を送っていた…ある日上司から、新しい治療法の実験台になることを迫られるまでは。“光の前にはいつも闇がある。だから暗闇のほうが光よりも速く進むはず”そう問いかける自閉症者ルウのこまやかな感性で語られる、感動の“21世紀版『アルジャーノンに花束を』”。ネビュラ賞受賞作。

2010-10-11 | コメントする»
おーい粗茶さんのレビュー 4

自分や世界とは、脳が知覚してきたものの集積だとしたら、脳のパターン認識を変更してしまうことは、自分が自分でなくなってしまうことなのだろうか? 本書はそういったテーマを、近未来の治療を受けようとするべきかを迷う自閉症の主人公の主観視点による淡々とした日常の場面描写の中に描く。世界とは、その人の知覚したものによって様々な様相である、ということと、自分が自分でなくなってしまうこととは、成長や変化ととらえた場合ふつうに体験しうることでもある、ということを示唆してくれる。

2010-07-28 | コメントする»
hiro_copさんのレビュー 5

帯に「21世紀のアルジャーノンに花束を」とあった気がする。
そのうえでレビューをすると、こちらの方が上だと思う。
幼少期であれば治療が行えるようになり、自らの世代以降には患者がいなくなった自閉症の主人公が送る日常、治療法が発見された時の彼の選択、そしてそのエピローグ。

「光が届く前に暗闇があるのであれば、光が届くときには暗闇がなければならない。とすると暗闇の速さはどれくらいなのか」という質問自体は決して難しくはない。しかし、答えることは難しい。

2010-06-30 | コメントする»
しのっちさんのレビュー

“21世紀版『アルジャーノンに花束を』”

2010-03-05 | コメントする»
琴師 命さんのレビュー 5

ネビュラ賞受賞作。


自閉症の幼少期において治療可能になっている近未来。

自閉症者最後の世代であるルウが様々な困難を乗り越え、決断していく姿に打たれます。


訳者の方の力量が素晴らしい。

「アルジャーノンに花束を」の訳者、小尾美佐氏にも拍手です。


くらやみの速さはどれくらい?

天文学のパラドックス。

ルウの決断。

あなたはどう答えますか?

2010-02-13 | コメントする»
aimeeさんのレビュー 5

今まで読んだ中で
一番痛いと思った小説。

光より常に先にある暗闇は
光速よりも速く進むって、
光がいくら速くても暗闇はいつも先に。
だから光を追う限り
終局に辿り着くことはない。*

世界に入り込んで、
わたしは、
そのままのルウを愛してた。

2010-01-31 | コメントする»
siiさんのレビュー 3

自閉症の治療が可能になった近未来。幼児期に行えば完全に、青年期であれば軽度(アスペルガーに近い)に抑えられる。 主人公ルゥは軽度の自閉症ながら、その特徴である高度なパターン認識能力を活かした適職に就いている。そこへ、青年でも自閉症を完全治療できる新たな治療法のニュースが入り、勤める会社から被験者になるよう命じられる。 ルゥは葛藤する。「健常者」になりたい。しかし、そうすればアイデンティ... 続きを読む »

2010-01-15 | コメントする»
nekohonさんのレビュー 5

「タイトル」と「表紙イラスト」と「自閉症というワード」に反応して購入しました。
悲しい言葉がポツポツ並んでいても、かすかな希望の感じられる…そんな印象を持ちました。文庫一冊にしてはかなりの長文ですが、引き込まれる様にして一気に読む事が出来ます。それほど魅力的な一冊(^-^)

2009-11-12 | コメントする»

近未来の自閉症を主人公にしたSF小説。
ずしんと重たいし、いとおしい。

2009-08-07 | コメントする»

小説って残念ながら装丁で売れたり売れなかったりが極端ですよね。前作の女船長カイシリーズは、イラストの表紙でどちらかと言うとライトノベル風情の仕上がりだった。ただし本編はしっかり読めるSFで「表紙さえもう少し工夫されればなあ、、、」と思っていました。一方、今回の「くらやみの、、、、」はSFというよりミステリーものの表紙のようで、こちらのシリーズは好きです。ネビュラ賞受賞という権威もありますが、しっかりした構成で読みごたえ満点。この手のものを書かせたらエリザベスはピカ一ですね。

2009-07-10 | コメントする»
hitomyさんのレビュー 4

考え方、感覚、好きなこと、嫌いなこと、コントロールできる部分とできない部分。自分が自分自身であるということ、自分ではなくなるということ。その線引きはどこでしたらいいのか。アイデンティティっていうのはどうやって確立したらいいのか。難しいし答えがないのかもしれないし、普段はそんなことよりも先に考えなければいけないことがいっぱいある。だけどふとした瞬間に、少しずつ意識をして自分なりの考えがもてたらいい。「ここからが私だ」と。
そしてできれば、ルウのように変化を恐れず、どんなふうになった自分でも受け入れる覚悟ができたらいい。いつか。

読みやすく、温かく、忘れられない小説になると思う。


「私はきょう、自分の無秩序な過度の感覚を楽しむ必要がある、来週のいまごろそれらは失われているかもしれない。そのときどんな感覚が生まれようと、それが楽しめるようにと願う。」

2009-05-21 | コメントする»
小箱まなみさんのレビュー 4

自閉症が幼児期の治療で治る世界。生まれた頃に治療が確立していなかったせいで自閉症として社会を生きるルゥのもとに、成人の自閉症治療の試行の話がやってくる。障害だけを自分から取り除くことなどできるのだろうか。障害すらも自分のものとして生きていくより他に自分の同一性を守る方法はないのではないか。ルゥや周囲の人々の思いは絡み、そしてひとつの結論に至る。
「障害」に対して蔑むでもなく天使扱いするでもなく丁度いい距離感。ルゥの言葉がとても興味深い。

2009-04-25 | コメントする»
よりさんのレビュー 4

ネビュラ賞を受賞したと帯にあったので読んでみました。梶尾さんも推薦文章書いてらしたしね。 確かにアルジャーノンに花束をを彷彿させます。それは仕方がない。ただ主人公が自分と言うものに対して変わってしまったらそれは自分なのか。正常と障害を持つ自分とは何が違うのか。(正直ドンやクレンショウ氏の方が異常に見える場面が多々ありますし…)そして自身を変えることを受け入れられるのか。そう言った深い問題に... 続きを読む »

2009-03-24 | コメントする»
yocificoさんのレビュー 5

訳者が「アルジャーノンに花束を」と同じ小尾芙佐なので、21世紀版と評されても不思議と腹が立たない。 自閉症者ルウの視点とそれを取り囲む人たちの視点が交互にテンポよく語られる。 自閉症である自分と自閉症が完治した自分。それは果たして同じ自分?新しい治療により正常に戻れるというが、正常とはいったい何だ? * * * 抑うつ状態だった自分は薬を飲み正常に戻ることを選択した。勤めていた会社も辞めた... 続きを読む »

2009-03-19 | コメントする»
小野不一さんのレビュー 5

 近未来SF。主人公のルウは自閉症である。味わい深い文章であるためスラスラ読み進めることができない。文体とストーリー展開が見事に一致している。稀有。

 <a href="http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20090306/p1" target="_blank">http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20090306/p1</a>

2009-03-08 | コメントする»

全33レビュー中 1 - 25件を表示
「くらやみの速さはどれくらい (ハヤカワ文庫 SF ム 3-4)」をブクログ大賞に投票
第3回 ブクログ大賞[2012]
ブクログの特集まとめページ

関連商品

ひとりでお帰り (コバルト文庫)
谷山 浩子
エンバーミング-THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN- 6 (ジャンプコミックス)
和月 伸宏
ボードゲームカタログ
アイスエイジ 4 (クイーンズコミックス)
もんでん あきこ
餓狼伝(25) (イブニングKC)
板垣 恵介