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みんなの感想・レビュー・書評
(11レビュー)われわれを説明しているものは、われわれのなかの誰かである。ひとつの≪われわれの解説書≫に目を凝らす者達の間には、何かしらの同質性があるのではないか。われわれでない者達の解説を、われわれは受け付けない。これには、ある種の自己紹介的な特徴が現れる。アイディンティティとか呼ばれるものを崩壊させない程度の解説が必要なのだ。われわれには、われわれが、われわれ以外の何かを観察する時の「客観性」など求められてい... 続きを読む »
短編(中篇)集
表題作「ベガーズ・イン・スペイン」はさすがにおもしろかった。
新人類として眠らない人間というアイデアが、なかなか斬新ではないでしょうか。
「ダンシング・オン・エア」も衝撃的な作品。
全部読み終わってみての読後感はどうかなぁ…。
おもしろいとは思うけど、あまり私の好みではないかなぁ。
よかった。表題の短編が特に良かった。
2作目の眠る犬の冒頭で子供が死んでしまったときには、読むのをやめようと思ったけど、狂乱の様子をうまくまとめていて、かえって感動してしまった。
表題の短編はプロバビリティー三部作になっているみたいだけど、評価が低いので読むの保留中。
遺伝子操作で、睡眠不要となった子どもたちの物語。優れた知能とほぼ不老の身体を持つことで、家庭や社会から羨望と嫉妬と差別を受ける。ミュータント物定番の展開ともいえるが、現代社会の問題点を活写して、なお重く暗い。自分とはさまざま性質の違う人たちに対して、人はどうしてこんなに不寛容なのかしらねぇ。
鳴り物入りで登場のクレスですが、何だかちょっと残念な作品でした。思っていたほど面白くないんですよね。ちと残念です。
遺伝子操作により眠る必要の無くなった無眠人。彼らは果たして幸せなのか?確かに親の言い分と子どもでは全く違うでしょう。ましてその違いが大きければ、彼らは異端児扱いされてしまうだろう。
自分の子供ならどうするか?等と結構深く考えさせられました。
日本オリジナル短篇集。7篇収録。 家族間に生じる相克も含め、社会の動きを追うことで、異質なものに対する人類の不寛容さをリアルに描いた表題作「ベガーズ・イン・スペイン」。 遺伝子改変により睡眠を必要としない“無眠人”として生まれたリーシャと遺伝子操作を受けなかった双子の妹アリス。 “無眠人”の社会的貢献により、“無眠人”“有眠人”ともに同じ人類として共存していけると無邪気に信じるリーシャに... 続きを読む »
7つの中短編からなるナンシー・クレスという人のSF短編集。
中でも本書のタイトル伴っている「ベガーズ・イン・スペイン」はヒューゴー・ネビュラ両賞を受賞してるだけあって一番楽しめました。
他には、「ベガーズ・イン・スペイン」と世界観を共有している「眠る犬」や「密告者」、このあたりもお気に入り。
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

