幽霊の勇士 (ハヤカワ文庫 FT ア 1-8 魔法の国ザンス 8)

感想・レビュー・書評

• 

  ベージュさんさんの感想

  フォロー

  2012年8月30日

  今回の主役は「幽霊」のジョーダンです。
  ルーグナ城のタペストリーが綴る、
  400年前の野蛮人の戦士の回想物語です。
  
  怪物にかじられるわ、毒を盛られるわ、
  谷底に投げ捨てられるわ、剣で切り刻まれるわと大冒険の連続です（笑）
  
  しかし彼はへこたれません。
  課せられた使命を果たそうと、文字通り「命がけ」で立ち向かいますが、
  最後に待ち受けていたのは「残酷な嘘」でした。
  
  幽霊のロマンスは３巻の「ルーグナ城の秘密」でも登場したミリーに
  続き、２回目ですね。
  
  ダブルプロットでもない珍しい構成だと思っていたら、
  後書きに、著者が前半が大幅にカットしていたとありました。
  
  その分、冒険活劇として十分に楽しめた一冊です。

  0

  詳細をみる
  コメント0件をすべて表示
• 

  むしこ／まるた曜子さんの感想

  フォロー

  2011年10月31日

  思い出語りがいつまでたっても終わらないので、アイビィのターンはいつくるんだろうとずっと思って半分が過ぎました。こういう話の作り方だったのねとやっと気づいたのはその時でした。
  
  全体的には楽しかったですけど…スタンリーとヒューゴーの扱いが相変わらずで、非道い女だなアイビィ（笑）

  0

  詳細をみる
  コメント0件をすべて表示
• 

  樹さんの感想

  フォロー

  2010年9月24日

  頭の固い野蛮人の男と半悪魔の美女。男は非業の死を遂げ、女は望まない結婚の末、死を選ぶ。そして幽霊となった男が、ザンスの王女に生前の冒険を語る……。と書いたらまるっきり悲恋ものだけど、まあそこは、ザンスですから。

  0

  詳細をみる
  コメント0件をすべて表示
• 

  kiyosiさんの感想

  フォロー

  2008年7月29日

  ドオア王の治世七年。ルーグナ城は王子の誕生に沸き返っていた。が、王女アイビィとしては、赤ん坊の弟に両親をとられておもしろくないことこのうえない。気を紛らわそうと魔法のタペストリーを眺めていると、幽霊のジョーダンがやってきた。ジョーダンによれば、タペストリーは、四百年前に冒険行に乗りだした彼自身の生涯を織りなしている最中だという。勇士ジョーダンの波乱に富んだ人生とは…。快調シリーズ第八弾。
  
  　１９９８年９月８日購入
  
  　２００３年６月２６日再読

  

  0

  詳細をみる
  コメント0件をすべて表示
• 

  つかささんの感想

  フォロー

  2007年5月1日

  ザンスシリーズ　８冊目

  0

  詳細をみる
  コメント0件をすべて表示