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みんなの感想・レビュー・書評
(52レビュー)地球生態系の頂点を巡って、陸と海の戦いがまもなく始まる。ただ上中巻千頁余を費やしながらYrrはまだ姿を現さない。これを冗長とみるか書き込みと見るかにより好みが分かれるだろう。良いSFが科学的事実の積み上に鮮やかな虚構の花を咲かしてみせることだとすると、先ず科学的事実の部分では充分に堪能できた。あとは下巻でどんな奇想とエンディングをみせてくれるか。陸からの問いかけに果たして海は応えるのだろうか。
海洋やら、生物学やら専門家が集まってきて、だんだんおもしろくなってくる。
パニックと、それを守ろうとする、定番のSFではあるけど、メタンハイドレードとか結構しっかり科学的な話になってると思う。
世界の海がカオスになり始めて、yrrの存在が出てくるあたりで、ちょっと「あれ?」と思ったけど、まだ楽しい。
そして下巻へ。
上巻が登場人物の紹介だとしたら、中巻は彼らの内面に少し深く入り込んだ形といえる。そこへもってきて、さまざまなものの細かな説明がこの厚みを引き起こしているわけだが(苦笑)、個人的にはこういうふうに人物の葛藤と事件を絡ませる流れは嫌いではない。少なくとも、上巻よりは面白く感じるようになってきた。徐々に体制と方向性が見えてきた組織と謎の存在イールがどう動くのかを楽しみに、このまま下巻に進みたい。
大陸棚崩壊に端を発した巨大津波は北ヨーロッパの沿岸都市を破壊した。この非常事態に科学者が集められ、深海の知的生命体の存在が示唆される。この生命体とコンタクトをとるため、科学者たちは巨大艦インディペンデンスに乗り込む。
崩壊から大津波がくるところ、アナワクがエスキモーとしての自分の生き方を見つめなおすところがよかった。
この本は中巻までが面白い。
「異変はさらに続いた。大規模な海底地滑りが発生、大津波が起きてヨーロッパ北部の都市は壊滅してしまう。この未曾有の事態を収拾すべく、ついにアメリカが立ち上がった。女性司令官ジューディス・リーのもとに、ヨハンソン、アナワクら優秀な科学者が世界中から集められ、異変の原因を探り始める。だがその矢先、フランスを襲った病原体が奇怪なカニの大群によってアメリカの大都市に運び込まれ、パニックを引き起こした!」(文庫背表紙より)
謎解きの行先・・・こう来たか~。
ネタバレになるので、詳しく語れないのがもどかしい!
中巻前半はまだパニック状態。でも中盤から科学者結集→知識を総動員→おおまかな原因を発見という流れで若干希望が持てる進展に(そうでもないか?)
未知なるものとのコンタクトが、どのような結果をもたらすのか?
下巻に注目!!
上中下、全て読んだけど苦しかった。
「素敵!」と思えた場所が一箇所あっただけでも良しとするべきなのか、それともその一箇所のためだけに膨大なページをめくった自分を嘲笑うべきなのか悩めるところ。
海と人と。
海が崩壊すると地球が崩壊するんだな、っていうのは解った。
BOOKOFFで上下だけ売っていたので買ってしまってから気付いたのだが、
面白くて先に下巻を読んでしまった。やっと中巻を入手。やはり面白い。
遺伝子を自由に組み換えることで様々な生物兵器を生み出す、深海に棲む謎の知性体Yrr。
鯨やシャチやサメを操って人間を襲わせたり、猛毒のクラゲやヒョウモンダコを大量発生させたり、猛毒のバクテリアを仕込んだカニやロブスターを陸上にまで送り込む。更には海底のメタンハイドレードを崩落させて大津波を起こし、ヨーロッパを壊滅させてしまう。
人類に対する攻撃方法のバリエーションの多さに圧倒され、
同時に人類が地球に対して行ってきた破壊活動の多さにも気付く。
人類と地球の関係を深く考えさせられる一冊である。
壮大なスケールで物語りが動き始める中巻も読みごたえ充分な内容である。上巻を読みながら予測、推測した展開とは違うベクトルに変貌してゆくストーリーは「こりゃ大作だ。映画化したくなるわ」と読みながら感じた。上巻~中巻までを読むと下巻が楽しみになる。ちなみに私は「上、中、下」の3冊を同時購入して読み始めたが、上中巻までを読み切るのに、ボリュームの割にそんなに時間はかからなかった。
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