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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
(1144レビュー)
音楽好きで、雨男の死神の話。
この本をこの人が書いてなかったら、絶賛するんだけどなって感じの本。
それでも、かなりの高水準。『死神対老女』の出来は秀逸。
『重力ピエロ』、『魔王』等に見られるテーマが重い作品ではないので、 肩の力を抜いて読めるのは事実。
そっちを先に読んで苦手だと思った人には、この作品をオススメします。
定価で買ってモトが確実に取れる人だから、安心して購入できる数少ない人の一人だとも思ってる。
んで、この人の小説の特徴に他の作品の登場人物、事柄が小説の中でリンクするんだけど、
今回は『重力ピエロの』の春が『旅路を死神』に登場します。そんな感じで発見する楽しさがこの人の小説にはあったりもします。
伊坂さんのエッセーが面白かったのでとりあえずタイトル買いしてみたんですが、最後まで読めた!!偶然ですがもう一冊買った本も死を扱っているのですが。
ほかの作品も手に入ったら読んでみようと思います。
以下作品感想はすべて同文。
評価とかはあえてしません。
『読み始める前』
けいたの気持ち「なんか安心というか心強い!なんてったって死神が主役!こいつが窮地に追い込まれたり、ひっくり返させられたりすることはないだろうから・・・バックにジャイアンがいるって感じ?」
まず『死神の精度』・・・・・
けいたの気持ち「んーーーおもしろくないなぁ 失敗しちゃったかなぁー」
つぎ『死神と藤田』・・・・・
けいたの気持ち「やっぱり・・おしろくないなぁ・・・・・」
http://momokeita.blog.fc2.com/blog-entry-69.htmlより
6つの物語があります。 死神の仕事は、人間の死を「可」にするか「見送り」にするか、その担当する人間と接触し一週間以内で判断する。 この死神がとってもユニークなのだ。 「人間が作ったもので一番素晴らしいのはミュージックで、 もっとも醜いのは、渋滞だ」 というくらい音楽が好きなのが死神。 人間が死んだとき、“ミュージック”が聴けなくなることを一番悲しいことだ。 ... 続きを読む »
死神「千葉」が人間の死を見極めるために、調査対象の人間と過ごす1週間の話の短編集。
バリバリフィクションの設定なのに、世界に引き込まれてしまった。
生きることについてちょっと考えさせられる部分もなくはないけど、基本的には軽く読めてニンマリできるエンターテイメント小説。
まず、このタイトルに惹かれた。「死神の精度」いったい何のことなのだろう? と。読んでみると、これがまた、面白い。死神の「千葉」という男が主人公なのだが、この男の性格がまた面白い。無機質でそっけないのだけれど、冷徹な訳ではなく、むしろ飄々としてユーモアたっぷりなのだ。そのせいか、親しみが感じられ、そのシュールな発言に吹き出してしまうことも。全部で6話の短編集という形なのだが、前の話と後の話が微妙につながっていたりして、それがまたいい味をかもし出している。文章の書き方や構成も、短編推理小説的な色合いが濃厚なので、そういうのが好きな人は、きっとのこの本を楽しめるだろう。
「終末のフール」に続いて,自分にとって2作目の伊坂短編集.
なかなか面白かったけど,「千葉」のキャラクターが(他作品の主要人物に比べると)そこまで魅力的に感じれなくて,もう一歩という感じ.
ただ,作品間のリンクや,伏線の貼り方・まとめ方なんかはさすがでした.いろんなテイストの伊坂作品が楽しめて読みやすい小説になっていると思います.
一話一話全く違った話から入っていくかんじが楽しかった。主人公の死神(千葉さん)が死ぬ人々に感情移入するわけでもなくただただ話が進んでいくのがいい。飽きないで読めた。
なんか伊坂っぽくないなぁと思いながら読んでいたけどやっぱり伊坂だった。大どんでん返しという感じではなく、ほんのりとした感じの。死神の精度を決める基準はわからないけど千葉はいいセンスだとおもう。映画は金城武が千葉役だったみたいだけどちょっと違う気がした
伊坂幸太郎の連作短編集。
死神の視点からの描写が面白い。また、伊坂作品に独特の軽妙な会話も微笑を誘う。各編、ちょっとした謎解きも用意されており、退屈せずに一息で読み終えることが出来た。
終盤の一編で、「重力ピエロ」の主要登場人物、春がゲスト登場?してるのも、作者の遊び心か。死神との会話も含蓄があって、「重力ピエロ」を読んでる人は別の意味でも楽しめるのでは。
最終章、ラストで「えっ!?」と唸るような、ちょっとしたサプライズがあり、好印象。
短編小説のように一話一話完結していて、読みやすかったです。死神が人間と触れ合うことで、心が変化していく様子が描かれていてよかったです。最後にすべての話がつながったように納得できたのがよかったです。本の内容の量の割には読み応えがあって満足できました。
私にとって初めての、伊坂幸太郎作品。
淡々、飄々とした「ミュージック好きの死神」千葉のキャラクターによって、
死を控えた人間たちの人間くさいところが際立ち、とても面白く読んだ。
私の心をきゅっと掴んだのは、千葉に「若者を集めてほしい」と頼んだ、
美容師の老婆の話。
ひとつひとつの話は独立したものだが、時として意外なリンクを見せ、
読者をハッとさせる。
本作に続いて「ゴールデンスランバー」も読んだが、
伊坂幸太郎は伏線の張り方や、ストーリーの構成に長けた作家であると思う。
雨空しか見たことのなかった千葉が初めて目にした空の青は、
この本の表紙のような、あんな青だったのだろうか。
気持ちよく読める本。
人にお薦めできます。
初めて読んだ伊坂作品の再読。
初読のときは、死神の描き方が非常に新鮮で面白いと思ったが、再読してもやはり面白い。
ベタベタした感情やしがらみを取り去って、事実だけを見ると、本当に人間というのは可笑しな生き物だ。人間の使う言い回しも、確かに妙な比喩が多い。
「藤田さんは一味違うんだよ」という発言に対して、「一味違うも何も、お前は藤田を食ったことがあるのか」という疑問を持つ、とか。ここは前に読んだときも笑ったが、今回も笑ってしまった。
事実だけを淡々と述べると人間は怒ってしまうことも多いんだな、と思う。つまり人間は事実より感情や関係性の方を重要視しているということなんだろう。
短編6話中の最初の2話は、
死神の生態を理解しきれてない状態で読んでいたので、面白くなかった。
が、3話から要領が分かり始め、あとは楽しく読めた。
死は、残酷であるが、全ての作品において、
どこか胸がキュンとしたり、ほわぁんとしたりするので、
悲しい話と言うよりは、
人情話なのかも。
伊坂さんの作品で、初めて面白いと思った作品です。(まだ3冊しか読んでませんが・・・)
他は難しいけど、これは私にも理解できました。
しかも登場人物の話がつながっていて、すっきりした。
死神が主人公。一週間後に死ぬ予定の人間を観察して、予定通り死なせてよい場合は「可」を上司に報告する。死神なので仕事としてたんたんと観察して報告する。そして殆ど「可」を報告する。
これは主人公が死...
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