みんなのレビューページ
この作品からのみんなの引用
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女って考え方のスパンが短いから、次々目標がないと失速しちゃうんですよね
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電気はつけたら消せと習わなかったのだろうか。家電製品の社会にいたから気になるのか。夏場の東京電力があれだけ低姿勢で節電を呼びかけてもこのザマか。「上沼町に原発を」私は駅向こうに行くたびに思う。幸せは家の中でやってくれ。家の塀にぶらさげるのは「落し物」とか「球根さしあげます」とかで十分ではないか。そしていつも思う。社会をどんどん俗悪なものにしているのは私の世代なのだ。小学生の名前の変異を見れば歴然とわかる。このクソ世代がやっていることが。
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サンタクロースなんていないってみんな十歳やそこらで判るのに、なんで残りの人生七十年間サンタクロースなんだろう。夢がある?夢なんて見てる暇あるか。サンタクロースよ、もし存在するならば世界中の職安を回って、失業者達の親指に穴のあいた靴下に片っ端から条件のいい仕事を入れて回ってくれ。
― 25ページ
みんなの感想・レビュー・書評
(248レビュー)「勤労感謝の日」と「沖で待つ」との二作が入っている。「勤労感謝の日」はお見合いの顛末記。さっぱりした気性の女性がつまらない男と見合いして、けったくそ悪いから塩でも撒くかというお話。「沖で待つ」は同期入社した男女の職場奮戦記。異性間に芽生えそうな恋愛感情は存在せず同姓間の友情とも異なる不思議な関係。同期という仲間意識がほどよい男女の距離をつくっている。私にもそういう女性の友人がいるといいのだが。
【「勤労感謝の日」のみの感想です】
勤労感謝の日と無職のお見合いというコントラストは見事であった。
ただ、惜しむらくはお見合い相手の性格が非常にステレオタイプであり、そこに主人公の欠陥を正当化させる役割を担わせている点に不快感を覚えた。
2編ともそれぞれ違う雰囲気の話で楽しめました。
『勤労感謝の日』は、実際作品のような相手だったらきついだろうなと思う。サバサバした女性の話。
『沖で待つ』の方が話としては深いように思う。
絲山秋子の『沖で待つ』を読んだ。 図書館に行くと彼女の本が気になる。 どれも薄い本だから(笑) さらっと読めるのが僕にちょうどいい。 ネットとかで素人の書評を見ると星が分かれている作品のようだ。 感性の合わない、頭の固そうな人には評価が低かった。 彼女の作品はもっと読者に近いところで読むほうが面白いのに、どうして小説にこうあるべきだ論を持ち込んで面白くなくさせちゃうのか勿体無い。 ... 続きを読む »
2011.9.8〜11
短編ふたつ。勤労感謝の日という短編は、下品だなという印象で終わり、内容すらすっかり忘れ、直木賞を取った「沖で待つ」が、こんなのだったら興ざめだなと思ったが、こちらはまあまあだった。うーん、でもまた読みたいと思わせるものではなく...。可能性は探りたいけれど。といった感じ。まあでも、だったら他の人の作品を読むかな。
第144回芥川賞受賞作品。他に「勤労感謝の日」という短編も併録されている。 林真理子さんがこの作家をほめていたが、なるほどうまい。 力強く無頼な感じのする文章が、さくさくとしたテンポで歩を進め、短編ながらずっしりとした読み応えがある。 「沖で待つ」は、会社の同僚だった男が不慮の事故で亡くなり、主人公の女が、生前の約束を果たすために、男の単身赴任のマンションに忍び込み、パソコンを壊してデータを... 続きを読む »
絲山さんは仕事を思いっきりやってきて、きついところも面白いところも、十分に経験してきた人なのだろうなと思う。
同期の同僚に対して、それほど強い感情を持つものなのかどうなのかがわからないというような評を見かけたこともあるのだが、読む人によってはそういう印象を与えるのかなと思った。
ただ、そういう印象を与えることがあることも織り込み済みで、この小説は書かれているように思える。
私自身はこういう働く人たちへのまなざしが好ましいと思える。
1986年施行の雇均法が生んだ男女の友情というのがテーマだそうですが、それより「死んだらHDDを壊してもらう約束」という具体的部分に「おッ!」と思ったし、「いいな!」と思いました。
(でも今や情報はサーバー内だなぁ)
同期の友情が描かれているときいて、読んでみた。
芥川賞受賞だからもっとすごい小説なのかと思いきや、けっこう拍子抜けした。
自分自身新入社員だからリアルな描写もあったけれど、なんかなぁ…残念ながらよさがわからず。
第百三十四回芥川賞受賞作ということで気になり手にとってみました。三時間ほどであっという間に読み終わってしまいました。
ですます調で、話がスムーズに展開していき、とても読みやすかったです。
太っちゃ...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

