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みんなの感想・レビュー・書評
(159レビュー)
気に入ったシーン
p320 子規庵
子規「淳サンは、大そう本を読む」
真之=淳サン「乱読よ。本は道具だからな」
子規は、一つの本を大切に読むタイプの人間。
真之は、多読派。読み終わったらあげてしまうか、借りて読んで終わり。だから蔵書というものがない。
話の大筋とは全く関係ない1シーンだが、おもしろいと思う。
本の読み方は1通りではないということ。
2011年12月27日読み始め 2011年12月31日読了
日清戦争のお話が主です。
正岡子規の病状が悪くなっていて、ドラマを思い出すとより切ないです。秋山兄弟の生き方というか、美学というか、そういう信念の描写が多くあり、ここは小説の方が説明が多く面白いです。
『坂の上の雲』は2巻が一番おもしろいと思う。
好古、真之、子規の3人がそれぞれの道を歩み、たくましく成長してゆく姿が読むものを感動させる。僕が特に感情移入するのは、同じ名前(読みは違うが)真之の姿。アメリカに渡り日本海軍の発展に必要な知識を得るために奔走する真之。その独自の思考法や、目的を達成するための行動は勉強になる事が多い。何より、この時代の青年が持っていたメンタリティ。それを真之の歩みから感じる事ができる。真之だけでなく、病身ながら明るく生きる子規の姿にも大きな感動を覚える。
好古だけはなんだか近寄りがたい気がする。
誠に時代が大きく動いていた時分の話。子規、漱石、真之など、それぞれの分野で時代に名を残す人物が幼なじみであったり、学友であったりと、いわばローカルで狭い範囲で成立した歴史的濃度の濃い人間関係。こんなものを良く発見して小説のモチーフにしたものだと思う。
それにしても「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」が子規の作とは恥ずかしながら知りませんでした。確かに「写生的」でイメージがよくわかります。会心の作ですね。さて、3冊目ではどう展開するか楽しみです。
二巻では戦争のことばっかり。しかも難しく書いてるから、蒼穹の昴読んでからでほんとによかった。 日本がどうしても西洋化したくて(することによって合理的に強国になる)やっていることが、アジアからみたら裏切り行為になっていたとは面白い。 あとアメリカうざくて面白い。 経験はひつようだが、比例してゴミもたまる。そのゴミを躊躇なく捨てられるか、見分けられるかが大人にはは必要だ。その点素人は合理的なことは素直... 続きを読む »
ちょっとレビューをさぼっていたら、内容を忘れた。。。
でも、この時代の人の学習の仕方はスゴイ。今と違って情報がなかった分、集中と選択がうまい、と思った。選択というのは頭に残すことも大事だが、必要のないものは捨てる。この勇気が大切なのかもしれない。
日清戦争に突入していく。わたしはどうも戦争モノは苦手だ。たいていの歴史小説では、どのような戦術を取られたのか、どんな政治力が働いたのかと詳細に述べられているが、わたしはどうしても興味が持てない。男性向け(とも限らないんだろうけど)の歴史小説は、その傾向が強いので、それなりに面白いとは思いつつ、夢中にはなれない時がある。前半はその傾向が強かったので、読み流し、後半はわたしにとって面白くなってきた。子... 続きを読む »
【78】
日清戦争開戦から日露戦争前夜まで。
感想は最後にまとめて
以下メモ
陸海軍を統帥するのは天皇であり、首相ではない⇨昭和の参謀本部独走
「人間の頭に上下などはない。要点をつかむという能力と、不要不急のものはきりすてるという大胆さだけが問題だ。物事ができる、できぬというのは頭ではなく、性格だ」
子規の革新精神のすさまじさと、そのたけだけしい戦闘精神に酔ったがごとくになった。
2011.10.25読了
日清戦争とロシアの動きを知りたくて読書。
日清戦争前後の様子が生き生きと描かれている。ついに大連、旅順も登場する。しかし、日清戦争時の旅順攻略、黄海海戦などの歴史は非常に不勉強だと痛感した。改めて学びたいと思う。
登場人物の細かなエピソードが面白い。
ロシアの動きがその後の日本の外交戦略と太平洋戦争へも大きく影響する。
鹿児島の方言としてチェストーという言葉が存在するのを知ったのはつい最近である。本書で登場して驚いた。
読書時間:約1時間15分
本書は日本領事館大連出張所でお借りました。
日清戦争での勝利、真之のアメリカでの留学の様子、子規の文学活動、三国干渉、義和団事件を経て日露戦争の足音が聞こえてくるまで。
山川の日本史教科書では「日本軍は、清国軍を朝鮮から駆逐するとさらに遼東半島を占領し、清国の北洋艦隊を黄海海戦で撃破し、根拠地の威海衛を占領した」と一行で記述されている箇所に150ページ近くを費やして詳細に描写している。
この巻は日清戦争とその後の三国干渉を経て、日露衝突が近くなるまでが内容。
後の日本軍部の大物が、この戦争では現場で指揮官やってたり、清国側の政治構造と軍の関係、黄海海戦の動きなど、詳細な情報を知れて、全体的に深められた。
正岡子規は病床の中、俳句短歌の革新に本格的に乗り出していく。
自らの生命が短いことを自覚し、その運命に苦しみながらも、熱い思いで革新の動きをしていくのは、まじで格好いい。
激動の明治世代でも、この時期の人達のアツさには感化されずにはいられないな
2巻目にしていきなりこの展開!?と思わされた。
日清戦争が始まろうとしているところから物語が始まるからである。
近代史上初めての対外戦争が勃発しようとしているとき、好古・真之・子規はそれぞれの場所...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

