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みんなの感想・レビュー・書評
(47レビュー)表の夢想家よりも裏の実務家として、二人三脚の経営をしてみたいと思うきっかけになった本です。思えば、今でもこの想いを捨てられないからこそ、今の仕事をやっているんだと気付かされます。
本田宗一郎と共に、本田技研を世界的企業に育て上げた藤沢武雄市の自伝。技術者である本だとの対象的な人柄が面白い。印象に残ったのは、他人のふんどしで相撲をとるのではなく、松明を自分の手でもって進むということをホンダはずっとやってきたという言葉。
ホンダのもうひとりの創業者、藤沢武夫。天才肌の本田宗一郎と経営のプロの藤沢、どちらが欠けてもホンダイズムは生まれなかったと実感。
あくまで経営者として本田の才能、ひいては会社をどれだけ生かせるかという姿勢は今の経営者達には改めて気づく事が多いのではないだろうか。
どうしてもずーっと読み続けたい本は
ハードカバーにこだわりがちな僕
これは文庫
まあ、ぶっちゃけそんな事はどうでも良い
これからも何度も読み続ける教科書のような本です。
シンプルにこの本についてのレビューはこれだけで
「どう」?
■概要
優れた経営者の影に、優れた2番手あり。
名経営者と名番頭。それが、本田宗一郎と藤沢武夫。
世界のホンダをつくった、藤沢武夫の自伝、経営論。
■仕事に活かせる点
ずっと読みたかったのですが、本屋でたまたま発見し、購入!
ビジネスを創るということが、トップとは別の視点で描かれるところが面白いですね。
経営者の自伝的経営論も面白いのですが(松下幸之助とか、稲盛さんとか)この本もおもしろい!
(はっせー)
本田宗一郎の相方、藤沢武夫による経営学
・自分の持っている才能を知りたいというのが、私の夢だった。
・タテ糸がまっすぐに通っていて、はじめてヨコ糸は自由自在に動く。
・他の人が見てくれているという自信
・たいまつは自分で
・陳腐化する前に、どんどんと生み出している。
・夢は尽きることなくあったかもしれないが、そこには、明確な戦略などなかったかもしれない。
・あるとすれば、自分でやる、失敗してもやる、といったところ?
・一人のカリスマに左右されない組織作りのためには?
・自分ごととして考える仕組み:社員食堂
・ホンダでは、研究所がホンダと分離されているが、ミスミの目指す「創って、作って、売る」のワンセット化とは対照的。分離される弊害は?そしてそれを取り除くための仕組みは?
本田宗一郎が個性的でその魅力が光が、
その個性を存分に活かすことが、ホンダにとっての最大の
長所となるように舵取りをした藤沢氏が素晴らしい。
型にはめることなく、長所をいかに伸ばし
どうすれば会社が今だけでなく将来、ずっと先の未来まで
存続し得る企業となれるかを考え実行したことが書かれている。
読んでしまえば、あぁそうかとも思うが、
いろいろな個性がある中で、常に最善の選択をしていく
またその選択が客観的に見て、社内のどこから見ても
妥当な判断をするに至る経営力はすごい。
現状そこから何十年たっているが、未だに成長を続けている
ことから考えても、その血が脈々とホンダ内で受け継がれている
のだろう。
こんな経営者の仕事ぶりを間近で見てみたいものだ。
この本の後書きが書かれたのが、
私が4歳の時でした。
記憶も定かでない年齢の頃に、
同じ日本人に、こうした素晴らしい方がいたことを誇りに思います。
本を読んでいると、
その時代の息遣いや、人間の温かみのようなものが伝わってきます。
最近ではSNSやシリコンバレーのベンチャーが
注目を集めていますが、
そもそも日本人にも、
ゼロから何かを創り上げるベンチャー精神が
備わっているのかな、と思います。
ホンダには勤めていませんが、
同じ日本人としてこの心意気を受け継いでいきたいと思います。
1:家庭を大事にしない人、奥さんを大事にしない男はだめ。芸術が人と人とのふれあいから生まれるものだと
するならば、家庭も芸術でなければならない。そして、経営も。
2:経営者として常に自分の身の回りをキレイにしておくと(外面も内面も)苦しんだ時に、みんなも苦しんでくれといえる。
そして、従業員もそれに応えてくれる
3:小さな企業のうちから、部長や課長などの「階級」をつくると、組織の運営が鈍くなってしまう。
4:経営とは「全てをシンプルにする」こと。
・生命を預かる仕事
人間を判断するときには、その人の家庭を見る
・万物流転の法則
不景気に値下げするなど他と違うことをする
増産すると、増産による利益なのか、ギリギリに絞った線で利益が出てきたのかがはっきりしない
・本業以外に手を出すな
自分たちの力でやれるという誇りを得る
他に便乗しない
古い知識を今振り回したら時代に取り残される
・たいまつは自分で持つ
相手の立場で土地買収をする
流通のパイプを太くする
販売店の信用を得る
人のふんどしではなく、自分で完成品を作る
・仕事の履歴書
日々の仕事を記録し、功績・能力を明確にする
・営業力と技術力のバランスを
帰りのお客さんの顔をよく見て商売する
「たいまつは自分で持て」というたびたび出てくる言葉に藤沢氏の経営哲学が表れている。本田氏とのかけあいの会話を読んで、自分も技術屋の方と信頼関係を築ける事務屋になりたいとますます心に決意した。
非常に頭がいい人だなという印象。自動車業界に勤める事務屋として、藤沢武夫氏と本田宗一郎氏の関係は羨ましい限り。自分も技術屋とこういった信頼関係の下、仕事を進められるような事務屋になりたい。
本田宗一郎と二人三脚で「世界のホンダ」をつくった藤澤武夫の記録。両方をセットにして読むと、いろいろなことが見えてくる。自分がどちらに共感するかで、表舞台に立つか裏方に徹するかを決めるという手もある。ちなみに、私は藤澤武夫のほうにより共感しました。編集者は黒子ですから。
野中郁次郎『経営は哲学なり』では、ホンダを宗一郎とともに支えた藤沢武夫の万物流転経営を解説!
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

