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みんなの感想・レビュー・書評
(6レビュー)
他の藤沢作品と大きくことなる。司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」のような作品。
ただしこちらの舞台は、米沢藩。奥羽越列藩同盟。となるので、歴史が語るように未来は見えているのである。ただ、主人公の雲井龍雄なる人物を知らないので、どのように結末になるのか非常に面白く読むことができた。
他の藤沢作品と異なるので注意が必要。
この話は読み難くて一日3~40ページくらいしか進まず、仕方なく延長して借りて、昨日やっと読み終えた。
いや~読んでてなんていうか。辛いっていうか苦しいっていうか。
私には政変がごたごたずらずら書かれた内容って合わないというか・・・興味が湧かないのだ、と痛感したわ^^;
まぁ男が自分の藩を救おうと、山形の山奥でウツウツとするのを嫌い東京や京都に上って時代の流れの中に身を投じるのは勝手だけどさ。
それを待つ身にもなってみろよぉ。。。と、ひたすら仕送りして待ち続ける、
姑や嫁さんに同情してしまったり^^;。
ま・早く言ってしまえばこの話しの中の主人公、雲井竜雄の激烈な性格が
あまり好きになれなかったのかもしれない。
「あー死ぬまで頑張ったのねぇ・・・」って話しではあったのだが。^^;
「‥いわば、藩が遠ざかったような気分が龍雄にある。‥あれほど愛し、忠誠を誓った藩とは異質の、得体の知れないものに、米沢藩全体が変貌しつつある、‥」
激しく憤り、やがて断罪にのみこまれた男の寂滅。
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