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みんなの感想・レビュー・書評
(90レビュー)
どれだけ何度も読み返したかわからない本の一つ。
破天荒で、すっかりどこかが徹底的に狂っていると自認識している自分にとって、ここまで気持ちよく自己肯定してくれる本は少なくて、とはいえ、まったくこの通りではもちろんないんだけど、世の中の・・・特に田舎の・・・『あたり前に普通に暮らす皆さん』と自分との差異のギャップがあまりにも自分にとって重く苦しくなった時に読み返し、自分に『よ~しよしよしよし』を与える。とかいうような、そんな感じの本です。少なくとも自分にとっては。
文字でパンクするっていうのは、この事。そんな風に思わせる本です。
まさに『ポンチ』という感じ。読後みょうに納得してしまった。反社会的な雰囲気で今まで出会ったことのな、独特の世界感だった。ぷっと笑ってしまった箇所もいくつか。
著者の作品は初めて読んだが、全部こんな感じなのかな。。
『「私はもっと有意義な人生を送りたい」という捨て台詞を残して妻が英国に留学してからこっちおかしなことばかりおこりやがるのであって、まず第一に仕事が完全に途切れてしまった。』 『どないしょ。どないしょ。と呟きつつ、ふらふら家に立ち帰ったのである。こんなことを言ってもなんにもならぬのが分かっていながら、人はなぜこんなことを言うのだろうか、なんて考えながら。』 『自分は激怒した。だってそうだ... 続きを読む »
十数年ぶりに読んだ町田康の著作。独特の文体と一本気な登場人物のキャラクターは相変わらず。が、なぜか全く心に響いてこない。たまたま本作が合わないのか、自分の気分が町田康の作風に合わないのかはわからないが、とにかく読み進めるのが苦痛に感じた。しばらく時間を置いてからまた読んでみようっと・・・
A面B面、共にやっぱり不条理物語。『けものがれ、俺らの猿と』が良かった。
町田康独特の、流れるような長い長い1文の文章を楽しめる作品。
虫とか泥とか不快感とか、それらを嫌悪感持たせつつ陽気に書かせたらぴかいち。
MVP:田島
もう完璧に町田康の小説世界に生きる主人公が友人に頼まれて人に嫌がらせをする話。
僕等も一応考える事は考えるかもしれないけど口には出せないような変な事を主人公にさせたりする。ってあたりが町田さんの凄さであると同時に小説の凄さか。
久しぶりに強烈な文体に出会った感じ。 なんて破天荒。ストーリーも文章も。 かなり突き抜けてしまっていて、正直、ついていくのが大変です。 いろんな意味でタダモノではないです。こんな文章が書ける人は。 「屈辱ポンチ」という本に納められた、2編のうちの1篇が「けものがれ、俺らの猿と」。 タイトルからして意味不明ですが、Getting wild with our monkey.とい... 続きを読む »
初町田作品。町田康はなんとなく敬遠し続けてきたのだが、突然、町田康が読みたいと思い。とりあえず読みやすそうなこれから。 「けものがれ、俺らの猿と」 「屈辱ポンチ」 なんの繋がりもない短編2作品収録。 タイトルの屈辱ポンチより、けものがれ~の方がボリュームがある。 文体にやられた。あばばば。 町田康ってこんな人だったのか。 もっとスマートな文章を書く人なのかと勝手に思っていた。... 続きを読む »
【本の内容】 ひょんなことから跋丸への復讐をすることになった「自分」と帆一。 考えつく限りの嫌がらせを実行するものの、なぜかうまくいかない。 無言電話、百枚の白紙ファックスを送るエスカレート戦術もうまくいかない。 そんな二人の珍道中を独特の文体とリズムで描く表題作と「けものがれ、俺らの猿と」の二篇を収録。 [ 目次 ] [ POP ] 友人に頼まれて復讐する事... 続きを読む »
変にリアルなもんだから、あー布団とか壁よごしちゃってなどが気になる。突き抜けた不条理さは癖になるな。でも、不条理なだけに、オチもつけて欲しいというのは贅沢か?
抱腹絶倒。相変わらず主人公は貧乏で反社会的だけど、シュールさで攻撃性をぐにゃりと曲げる芸がある。個人的にツボだったのは「婆の駒」と、四万円の高級牛肉を荒縄で縛り塩化ナトリウムを大量に振りかけ卑猥な写真...
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