ROMES 06 まどろみの月桃

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 41
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  • Amazon.co.jp ・本 (420ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198632144

感想・レビュー・書評

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  • 空港の最新システムROMESの3作目。
    今回は前作ほどインパクトはなかったですが、ROMESの性能はすごいですね。私も成嶋さんみたう操ってみたい。空港に行ったらカメラの位置とか確認してしまいそう。
    残念ながら続きは出てないみたいですが、また知的だけど協調性のない成嶋さんや、振り回されてる砂村さん、可愛いラブラドールのハルに会いたいですね〜。

  • 砂村さんがとてもとても振り回されているのだけれど、自分の現状に納得しかかっている気がして爆笑(笑)

  • 評価は4.

    内容
    世界最先端の施設警備システム・ROMES06を擁する西日本国際空港で、ついにテロ事件が起きた!? 中国のVIP暗殺を試みるテロリスト・グループのあまりにも周到な計画。ROMESの天才的なシステム運用者・成嶋は、故国と家族──すべてを失った男の執念から、空港を守り抜くことができるのか?

    巨大な中国に立ち向かうモンゴル人民の悲しい話だね。まぁしかし、中国への復讐を日本国内でやるのはどうかとおもうが・・・ただ、民族紛争は私では想像も付かないほど根が深くて出口の見えないものなんだろう。

  • すきなROMESシリーズの3作目。全体的に小さい出来事が多いが、切り口が今までと少し違うので、それはそれで良い。しかし、帯の文言ほどではないので、それに期待すると評価は低くなるかもしれない。

  • ・・・あぁ、読み終わっちゃった。
    相変わらず砂村さんは、ハル以下の処遇で気の毒ですが、たぶん、成嶋さんは砂村さんの気持ちを理解した上でのあの態度。
    「民族問題」というのですか?解決の糸口はあるのでしょうか?

  • ROMESシリーズ3作目。
    相変わらずのスーパーシステム。
    砂村も相変わらず報われない。

  • 月桃ってサンニンのことなんだね。目的のためには手段を選ばない、八角さんの強い思いと、おなじみの空港の万全のセキュリティ。民族の歴史が絡んでるからか、すごく面白かったけど、面白いという表現でいいのかわからない。安定の面白さのなかに詰め込んできたな、という印象。

  • 淡々とした話。

  • 関西の国際空港のROMESシリーズ第三弾。
    今回は、中国のチベット弾圧とテロがテーマで
    いつもの西空の警備の面々+空港外での動きが
    リンクするという過去2話と違った趣向。

    主人公の成嶋 優弥の過去もちらっと出て来たりと、
    これからの展開がまた楽しみ。

    エピローグも含めて、今回は悲しいしんみり、
    どーんと一本深い国際問題が通っているからか、
    無事解決万歳という今まで通りにはいかなかったようです。

  • ハルの西空内アイドルっぷりが凄まじい(笑)執念ともいうべき思想をずっと奥に秘めながら、着々と仕掛けていく彼が本当に凄い。対する成嶋さん、今回は相手が上手だったな。システムとしては勝ったけど、人間として、ずっと先を行かれてしまった。にしても体張った砂村君にもうちょっと周りは労わればいいと思う。アンナの純情ぶりは好ましかった。

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著者プロフィール

大学時代は安全保障問題を専攻。大学卒業後、防衛庁に就職し、調査専門職として勤務。退職後、フリーライターを経て1999年に北朝鮮問題を題材とした『プラチナ・ビーズ』で作家デビュー。2001年『スリー・アゲーツ』で第3回大藪春彦賞を受賞。

「2018年 『焦土の鷲 イエロー・イーグル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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