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- Amazon.co.jp ・本 (435ページ)
- / ISBN・EAN: 9784253173872
感想・レビュー・書評
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「四次元世界」に続く、少年時代に読んだ大人の松本 零士です。
「四次元世界」は、昔の小学館文庫から出ていましたが、こっちは、昔の秋田漫画文庫からでていたと思います。マンガの文庫本ブームみたいなのがあって、大人が読むのにも耐えられるのは、けっこう文庫出てていたのかな?
たしか、萩尾 望都の「百億の昼と千億の夜」も、秋田漫画文庫で、1番最初に読んだのです。
前も書いたけれど、本当に、松本 零士は変わらない。かわらないから、もしかして凄いのかも。
すでに、今と同じテーマ、時間の輪の物語をかききっています。 -
えろい。なんか生命力があって好き
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1975〜1976にかけて連載された24の短編集。松本零士の作品宇宙に迷い込むのにこの本ほど適したものはないのでは。1編を紹介させていただく。「暗黒地帯の羽音」。読者は生きるために原始的な人間を近代兵器で狩る種族に身をおいて話は進む。もはや彼らの領域に踏み込むしかないのだ。しかし、相手が自分の餌であるという一方的な見方がどうして通じるだろうか。彼らにとってはわれわれも餌なのである。その当たり前の摂理を突きつけられた次の瞬間に読者は更なる事実を見せつけられる。う〜ん。やられた。
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