- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784260013253
感想・レビュー・書評
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今年最大のヒットだ。僕のなかでは。cbcという日常のルーチンを見直し、研修医時代に得たうろ覚えの知識をブラッシュアップする。項目はきれいに整理され、症例ベースでアトラクティブ。みるべきポイントがまるで囲んであるのも専門医の追体験ができるようでとても会得しやすい。一発診断と確定診断が別れているのも極めて臨床的だ。
特にその口調が現場の臨床家らしいのもとても好感がもてた。リアルな臨床家で教育者でないと、ああいう口調にはならないと思う。研修医は必読だが、この口調を学ぶためだけでも、指導医が読むのも良いと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
QY400 に配架
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血算の読み方に関する定評のある教科書で,異常のパターンと考え方をいくつか示してくれる。専門医より一般向けで,検査値に関わる人全員が知っておくべき内容といったスタンスだろう。
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血算の異常を血液内科の先生向けではなく、一般診療医向けに書かれた本です。構成も症例提示ベースにテンポ良く解説されていて読みやすく分かりやすいです。ページでデータが途切れて読みにくいところがあったり、似た疾患はまとめて、比較出来る表のようなものがもっとあったら分かりやすかったかな、と個人的には思いました。ですが、いい本だと思います。
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WH120
血算の異常別
各章の最初に総論
具体例として、症例提示→snap診断→追加検査→確定診断が多数書かれている
『最低限の病歴と血算から、可能性の高い疾患を「一発診断する」力を身につけるための本。血算は、すべての臨床検査の中で最も基本的で頻用される検査。臨床現場では簡単な病歴と血算を中心とした情報だけで、診断を推定しなければならない場面は多く、また実際かなりの疾患の推定ができる。誰も教えてくれなかった血算の読み方・考え方が学べる本書は、研修医、若手血液内科医はもちろん、すべての臨床医、検査技師にも役立つはず。』
総論
スーパールール 血算の読み方・考え方
実際の血算
血算とは
血算の略語,単位,基準値
各論
I 赤血球減少症(貧血)
II 赤血球増加症
III 白血球増加症
IV 白血球分画異常
V 白血球減少症
VI 血小板減少症
VII 血小板増加症
VIII 汎血球減少症(赤血球↓ 白血球↓ 血小板↓)
IX 汎血球増加症(赤血球↑ 白血球↑ 血小板↑)
X 治療に伴う血算の変化 -
2015年10月新着
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所在:紀三井寺館1F 請求記号:QY400||D2
和医大OPAC→http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=167375 -
読み易い。あまりみない病気も多いけどね。けっして詳しく書いてあるわけじゃので。思い出す程度に。
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毎月の血液検査でわからないままにしていた血算の疑問が次々解けた。薬剤師のモニタリングにも役立つ本。