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みんなの感想・レビュー・書評
(94レビュー)
ストーリーというよりは、雰囲気を読む、みたいな本だと思いました。そういう種類の本があると最近気知ったのだけど、それ以前だったらあまり楽しめなかったかもしれません。
姉さんに拾われて半沢良となった主人公が履歴書とリレキショを書いて、ガソリンスタンドでの深夜バイトを始めます。そこで出会うウルシバラという少女。
なんだか現実感がなく、ふわっと優しく、澄んだ雰囲気。
痛みとか辛いことも確実に存在しているけれど、ほのかに匂わせる程度だから、優しいだけで成り立っているのかな。このまま優しいまま続いていってほしい話です。
少し前に「あなたがここにいて欲しい」を読んだばかりだったので、世界三大美徳のひとつ「仲良し」が出てきて嬉しかったな。
ふんわりしてて爽やかな、深夜の少し冷たくて澄んだ空気のような、そんな印象の作品。この物語の終わりは終わりじゃなくて、まだまだ続いていく。雰囲気が凄く好き。手放したくない一冊。
一人の青年が勇気を持つまでの過程の物語。
一歩踏み出すことは本当に怖い事だ。
しかしそれを乗り越えなければ、
ならないのである。
世界が動き出す。
ずっと読みたかった、中村航。
就活中ってこともあって「リレキショ」買ってみました。
でも特に就活とは関係なかった。笑
不思議な雰囲気が広がっています。
偽名の男の子。そして拾われて姉ができる。
新しい自分としての履歴書とリレキショを書く。
不思議な世界なんだけどすごく落ち着く。好き。
ナカムラコウワールドだ。
2010/10/10読了
なんとなく不思議な世界で、謎は実に至る所に残ったまま
気になるところは多いけれど、ホワーんとしていて
個人的には好きです。これがデビュー作とは恐れ入ったわ
なんだか、かわいい。ウルシハラも姉ちゃんたちも。
ふわふわ,ほのぼのした作品
なんというかしっくりした結末が用意されているわけではないけれど読んでいて“いいな”と思う点が多々あった.
言葉選び,雰囲気の作り方はうまい
ほっこりする作品
静かな夜のガソリンスタンドで始まる。静かでやさしくて、きれいな世界だった。
ひっそりと息をしているような感覚。だけど、息苦しいわけじゃない。
この世界をひとり歩いてみたくなった。
ザ・純文学って感じ。村上春樹を意識しているのかな?
そんな重い文章ではないけど、比喩表現は豊か
ストーリーは悪くないが、モテモテ主人公系の展開はちょっと微妙。
中村さんの本はいつも、やさしいはなしなのでこの本もそうだといいな。と思っていたらやはり、やさしいはなしで安心した。
ウルシバラさんがいい。個性的な自分を持っている感じでいい。原付の免許を持ち、浪人生なところがまたいい。
良くんはやさしい男の子で、でもたぶん、普通の男の子なんだと思うけど、トウコさんに誘われて弟になっちゃう子だから少し、変わっているのかもしれない。
山崎さんのキャラがいい。一本通ってます!という感じ。
大きな恋愛的な発展はないけど、読み終えたときにすごく幸福な気持ちになる。
「100回泣くこと」の後に読んだ中村航の作品。
加藤さん再び登場!なんだかうれしかったです!!
中村航の他作品にも加藤さん出てくるのかな。出てきてほしい!
半沢良は何者?話が進むにつれて分かってくるんだろうなって思いながら読んでたけど、結局分からず。想像にお任せってことだったんだろか。
話の流れはとても心地よかったです。
ありそうでなさそうなファンタジー。優しい物語。
「大切なのは意志と勇気。それさえあれば大抵のことはうまくいくのよ。」
この言葉は今の自分にすごく当てはまる気がしてすごく感銘を受けましたヾ(゚∀゚)ノ゙
主人公はどうやら少し前に「姉さん」に拾われてきたらしい。弟がほしかったのだと、「姉さん」はいい、弟の名前は「良」がいいともいった。その姉さんの苗字が「半沢」だったから、「ぼく」は「半沢良」でいこうと思った。半沢良としての履歴書を書き、「姉さん」のアパートから近いガソリンスタンドに、アルバイトの面接を受けに行く。 アパートには姉さんの友達という、かっこいいけれどどこか不器用な女性が、ときどき遊... 続きを読む »
中村さんのデビュー作。
面白かった!
これは、色々と妄想しながら読む人にはたまらない作品だ。
主人公はなぜ姉さんに拾われ、なぜ本名を語らず、ただ流されるように生きているのか。
終盤で明らかになるかと思ったら、まったく語られず。
思わせぶりな描写はたくさんあるものの、確信に至るほどではないというさじ加減。
これが、妄想を刺激するのだ。
生い立ちが語られないことで、色々と想像しながら読むことができる楽しさもあるけど、本作の魅力はそれだけではない。
不思議少女の魅力だ。
深夜のガソリンスタンドでバイトをしている主人公に送った、ラブレター《招待状》――その文章が可愛いこと!
手紙を読んでいるだけなのに、まるでそこに少女がいるかのように錯覚するほど、生きた文章なのだ。
こういう趣向の作品もいいなあ。
妄想しながら読むのが好きな人におすすめな本。
ぜひ。
立ち読みして、これはすごく面白いぞ…!と思っていたのに、それから一年ほどすっかり忘れていた本。思いだしたらむしょうに読みたくなって本屋に買いに行って、読みました。予感的中!さわやか。良くんになる前の彼を見てみたい気もしたけど、描かれてないのが逆によかったかんじ。
拾われて半沢良になった僕
拾った姉さんと、その友達の山崎
受験勉強をしながら
窓から見えるガソリンスタンドで働く良に興味を寄せるウルシバラ
優しい世界が、心地よいバランスで進む
痛みを伴うような部分は必要最小限
極力排除して説明をせず
なんとなくほっこりするような一冊
終わり方もちょうどよく
大きなオチもないところが良い
直前に読んだバンド・オブ・ワゴンの食事が
なべ、ウイスキー、ドラッグをガリガリ、そしてトリップ
だったのに対し
こちらは
ちっぎたレタス、チェリートマト、ゆでたアスパラ
カリフラワー、大根の千切り、スライス玉葱、きゅうりのぶつぎり
鳥唐、焼き椎茸、、ビール、つけていた梅酒、マルボロライト、、云々
爽やかだ
そして自分はなんちゅう読書の継投しているんだと、ふと感じた
中村航さんの作品を読むのは2冊目なんですけど、早くもこの人の世界にハマりました!すごく癒されるし、癒しの中にもちゃんと展開があります。ただすーっと時間が過ぎるだけの癒し作品はたくさんありますが、この作品は少しドキドキ、少しハラハラ、たくさんほっこり、という感じです。
★★☆
友達(Fくちゃん)が中村さんのことを推していたので、
本屋さんで見つけて『やったぁ♪』って思って買いました(o^-^o)
とっても面白かった☆★
登場人物が、普通なんだけど、ちょっと変わっていて、魅力的。
江國さんの男性版みたいな感じ……かな??
他の本も読んでみたいー!
(2008.07メモ→2010.04ブクログ)
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

