図説 アルプスの少女ハイジ (ふくろうの本/世界の文化)

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 53
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309762074

感想・レビュー・書評

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  • 自分の知っていると思っていた「アルプスの少女 ハイジ」と原作とは違うところがある!って知らなかった。続編が書かれたって知ってた?

  • ふむふむ

  • 日経新聞の書評で紹介されていたので手に取った本。想像していた以上に充実した内容で感動。ハイジを再読したくなった。
    舞台となったマイエンフェルトが実在する町であること、貧しい農家の暮らしぶり、干し草のベットが実際使われていることなど興味深い。

  • ハイジはアニメのイメージでしたが色んな国で愛されているんですね。
    あのチーズとパンは現地で食べてみたいなあ。

  • 大変詳しい内容で大満足です。
    だけど、アニメのハイジの時代考証をもう少し知りたい。
    次はどの本にしよう?!

  • ハイジもスイスも有名なのに殆ど知らなかった19世紀のアルプスの生活や時代背景がわかりやすく解説されており、大変興味深かった。

  • ハイジの実写映画を観て興味が湧いたので読んでみた。原作当時の時代背景の解説や、登場人物の行動の検証、作者の生い立ちまでとてもマニアックなファンブック。日本国内で出版された翻訳本の紹介や、パロディ本、映像化作品の解説まであって、原作のみならずその他の媒体も見比べてみたいなあと思いました!挿絵や資料写真も多く、読み応えがあり楽しい一冊。

  • ハイジの物語を豊富なビジュアルとともに追いながら物語が描かれた当時の時代背景を参照することでより深い理解が得られると同時に、「ハイジ」という作品の日本での受容の歴史、さらには作者・シュピーリの詳細な生い立ちも併録され、作品ファンにとっては強力なガイドブックとして是非傍らに置いておきたい一冊。

  • アニメでなじんだ「アルプスの少女 ハイジ」。
    この物語を題材に、当時のスイスの時代背景を解説。
    ハイジファンも、スイスファンも楽しめる本です。

  • 私が知らないだけかもしれないが、「赤毛のアン」関連の本(特にムック)が数多いのに比べると「ハイジ」にまつわるものはそんなに多くないんじゃないかな。ハイジはあのアニメがもう圧倒的で、細部にわたって、ある意味では現実より生き生きと知っているような気になるせいかも。ハイジと言えば原作ではなくて「くちぶーえーはなっぜー」のメロディが思い浮かぶ人の方が大多数だろう。

    このムックは、ハイジのお話をたどりながら、その舞台となった村や街、当時の人々の暮らしぶりについてとても丁寧にガイドしてくれる。色々な続編や映画化作品や作者ヨハンナ・シュピーリについても行き届いた説明があって、興味深かった。

    たぶん子どもの頃に原作を読んだとは思うのだが、アニメの面白さにその印象はかき消されている。だから、ヨーゼフは原作には出てこないとか、ペーターもああいうキャラクターじゃないとか(もっと愚鈍でハイジの引き立て役)、そうだったの、ということもいろいろある。じゃあ原作を読み直そうか、とはあまり思わなくて、久々にハイジのビデオが見たくなった。やっぱりハイジはこっちのほうだなあ。

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著者プロフィール

福岡県生まれ。児童書を中心に編集、執筆に携わる。著書に『ラスカルに会いたい』『アルプスの少女ハイジの世界』(求龍堂)、『ハイジが生まれた日』(岩波書店)等多数。

「2022年 『図説 アルプスの少女ハイジ 増補改訂版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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