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みんなの感想・レビュー・書評
(8レビュー)ゾンビ問題はさておいて、構造が精神らしきものを顕すのはいなめない。私達が意識とか心とか言っているものの一部は「かたち」で、それは細部で見ると、ライナスの毛布のフワフワケバケバだったり、バッハの楽譜の重層構造だったりする。デザイナーの杉浦氏が作っている味覚地図のような表現が、立体楽譜的なもので出来ると、それは指揮者の指揮棒の振り具合に似ていたり、指揮者の全身運動に似ていたりするのだろう。 音を意識... 続きを読む »
脳のなかの~とくれば、多くの人はラマチャンドランの『脳のなかの幽霊』を思い浮かべるだろう。本書はその脳のなかの幽霊に勝るとも劣らない名著だ。中田博士の提唱する仮説である「渦理論」が正しいことがそう遠くない未来証明され認知される蓋然性は極めて高いのではないかと思う。渦理論をごく大雑把に結論だけいうと、 「脳は水を管理することでニューロンネットワークを保護する発砲スチロールのような緩衝材を作り上げ... 続きを読む »
. 読了メモ。中田力『脳のなかの水分子 意識が創られるとき』。意識は脳の中の水から生まれる、と著者。運動全身麻酔への疑問に始まり、ポーリングの論文との関わりから自身の理論まで廻り辿り着くその過程を楽しめる。単純じゃない人間の見方が変われば、世界の関わりも変わる。
『脳の方程式 ぷらす・あるふぁ』とセットで読むのがオススメです。
麻酔がなぜ効くのかというメカニズムは、実は科学できちんと証明されていません。恐ろしいですね。
で、意識があるとか無いとか、そもそも意識はどっから生まれるんだってことを、脳の中にある水で解明できそうだと、中田さんは睨んだわけです。
学者なのに語る言葉も持っている、日本人ぽくない頭の良さです。
少し専門的でもあり理解が追いつかないところもありましたが、著者の感動、未知なる可能性へのどきどきする気持ちが伝わってきました。
「うお座の時代から、みずがめ座の時代へ」なんてところから入っている...
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