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みんなの感想・レビュー・書評
(34レビュー)
照れくさくてロマンス小説に手が伸びないのが、少し読んでみたくなった。
SFの「たんぽぽ娘」とか。「レベッカ」とか。
本編は軽快に進むのに、所々に毒があって後味が 悪い。
でも現実的に考えると、後味の良い事件なんてないか。
勤め先は倒産、泊まったホテルは火事、怪しげな新興宗教には追いかけられ…。不幸のどん底にいた相沢真琴は、葉崎市の海岸で溺死体に出合ってしまう。運良く古書店アゼリアの店番にありついた真琴だが、そこにも新たな死体が!事件の陰には、葉崎市の名門・前田家にまつわる秘密があった…。笑いと驚きいっぱいのコージー・ミステリの傑作。
不幸の連続にあった女性が「バカヤロー!」と叫ぶために地方の海辺に行くとそこに死体が!地元名士の息子の可能性が高く、自殺か他殺か事故かで捜査は難航、という軽快な作品。
会社が倒産→家を引き払い豪遊しようと泊まったホテルが死者も出る大火事→友人に泣きついたところ新興宗教に誘われストーキングされたため、地方まで夜逃げ→バカヤローをしに来た、という導入部です。
冒頭で紹介があるほど、登場人物が多い。そして、それぞれがエピソードがある。途中で確認したほど。
後半に行くと登場人物はすんありおさまっていくが、話があちこちと、登場人物の数だけ飛んでしまってる気がした。
せっかくタイトルとカバーがいいんだから、古書店を舞台にした話に軸を持っていってよかったのでは、とも思う。
古書店に行きたくなったが、鹿児島ではBOOKOFF以外がお寺の隣の1件だけになってしまった。昔は何件かあったのだが…。
シャッターが下りていることが多いかの古書店…。おりにふれ覗いてみよう。ロマン小説は苦手だけども。
東京はいいなぁ~。神田古書店街とかあるし。
紅子さん好きだな〜
こういうカッコイイばあちゃんや、粋な喫茶店のマスター、それに「紅子さんの為ならいつでも死ねる」なんていう人が何人も出て来るのが楽しかった。
架空の町葉崎市を舞台にしたコージーミステリー第二弾。アンラッキーにも程がある事件の第一発見者とかロマンス小説愛好家のおばあさんとか面白い登場人物ばかり。一番最後のミステリのオチは前巻を教訓に読めましたが、メインの謎は十分楽しめました。そしてオマケのふざけぶりがナイス。
勤め先は倒産、泊まったホテルは火事、怪しげな新興宗教には追いかけられ...。不幸のどん底にいた相沢真琴は、葉崎市の海岸で溺死体に出合ってしまう。運良く古書店アゼリアの店番にありついた真琴だが、そこにも新たな死体が!事件の陰には、葉崎市の名門・前田家にまつわる秘密があった...。笑いと驚きいっぱいのコージー・ミステリの大傑作。
仕事を失い、気晴らしに高いホテルに泊まってみたら火事で焼け出され、人づてにカウンセラーを紹介してもらったら新手の新興宗教の勧誘で、、、と散々な目に遭った三十代独身女性が「バカヤロー!」と思い切り叫ぶためにやってきた葉崎で本当に叫んでみたところ溺死体を発見してしまい、、、。無理やりな感じもしつつ設定はきちんと筋が通っていて登場人物の設定もかなり漫画チックにデフォルメされているのであまり気になりません。終盤でいろいろなことが明らかになる怒涛の展開はおおおおと思いました。
ヴィラに続いて読み返し
若竹作品は違う作品の登場人物が微妙に繋がっている所が好き
中でもアゼリアは
人物もラブも良くて
ゴシックロマンスというテーマも徹底していて
(ラストにその徹底の意味がわかる)
お気に入り
終わり方はヴィラ同様に不思議な気持ちになります
良いのか…?とね
若竹七海って、あっさりなイメージがあったのね。たぶん、本人がどこかで言ってたらしいけど、「枝葉を削っていくのが好き」だからなんでしょうね。 こういうあっさり感は、まともにホラーとかゴシックっぽい推理小説でやっちゃうと物足りないカンジがするんだけど(俺的に初期の今邑彩氏。現在の氏と、完全ホラー系の話については知らないが)、こういうタイプの話にはピタっとハマるんですねえ。 コージー・ミステリって... 続きを読む »
勤め先は倒産、泊まったホテルは火事、怪しげな新興宗教には追いかけられ……。 不幸のどん底にいた相澤真琴は、葉崎市の海岸で溺死体に出合ってしまう。運良く古書店アゼリアの店番にありついた真琴だが、そこにも新たな死体が! 事件の陰には、葉崎市の名門・前田家にまつわる秘密があった……。 笑いと驚きいっぱいのコージー・ミステリの大傑作!
長編推理小説 書き下ろし。だそうです。古書店が舞台ではありますが、地方の名家にまつわるゴチャゴチャした人間関係と、財産を巡って起こった昔の殺人事件の帳尻あわせ。主人公の相澤真琴はふと立ち寄った海岸で死体を発見したことから、それらのゴタゴタに巻き込まれる。といったお話しでした。古書店アゼリアは、主人公がその町で留守番をまかされるロマンス小説専門の古書店。この小説の中では店主の紅子婆さんが海外ロマンス... 続きを読む »
落語のような調子の良い会話と伏線徹底回収劇はおみごとっ!! 特に刑事と真琴の会話、駒持と秘書の会話は笑ったなー。 「ゆうべ、お前の愛人が猿に襲われたんだそうだ」のくだりと、 「もしかして、偶然、手紙の中身を見てしまった、なんてことはありませんかね」 「まさか、刑事さん。わたくしがそんな真似を」 「偶然、と申し上げましたぞ。有能な秘書であるあなたを、ワイドショーを見過ぎた嗅ぎ回... 続きを読む »
たて続けに悲惨な目にあった相沢真琴は、
長年の夢「海に向かってバカヤローと叫ぶ為」に
葉崎市の海岸に行き着いた。
しかし、叫んだ直後に波に押し出されてきたのは
死体だった・・・
真琴が発見した死体は葉崎市の名門・前田家の
家出して消息不明になっている息子らしい
お家騒動絡みの事件に巻き込まれ、更に新たな死体が・・・
軽快な会話も楽しいけど、ハラハラドキドキさせられるし
事件は一応解決するんだけど、安堵したと思ったら、
最後に2回もどんでん返しが待っている。
そのどんでん返しがゾッとする。
ロマンス小説好きには、色んな作品の紹介が
文中に出てくるから、楽しいと思います。
最後に、文中に出てきたロマンス小説の解説を
登場人物の紅子さんがしてくれてます。
倒産、火事、新興宗教…相次ぐ災難で不幸のどん底にいた女が、葉崎市の海岸で、海に向かって「バカヤロー」と叫んだところに思わぬものが流れ着いた。それが騒動の始まりだった…。葉崎コージー・ミステリの2作目。余計な飾りをつけずスパイスを利かせた文章と話の運び方が良い。ロマンス小説カルトクイズのやりとりも卓球のピンポンのようにテンポよい。そして結末では、ただのハッピーエンドで終わらせないところが心憎い。ちなみに“コージー・ミステリ”とは“恐ろしい事件が起こっても、それが解決すると再び平穏な平凡な日常生活に戻っていけるという安心感に支えられたミステリー”のことだそうだ。(1作目の「ヴィラ・マグノリアの殺人」は未読)
葉崎シリーズ。
ロマンス小説にとんと縁がないというか興味がない私でも、
ちょっと読んでみようかなという気にさせられる古書店アゼリア。
なんにしても矜持のある古書店はいいなぁ。
コージーミステリとは「だいたい女の子が主人公で、ほんのり恋愛要素があるミステリ。読後がさわやか」というものだというので(ほんとは読後さわやかってだけらしいけど)コージーミステリの大傑作らしい本書を読ん...
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

