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みんなの感想・レビュー・書評
(3レビュー)
吉本隆明氏の読書論。
読書の方法よりも、吉本氏がこれまでに読んできた本の紹介と書評が
大部分を占める。
「知の巨人」と呼ばれる所以が理解できた。広く、底なしに深い。
精神上の事件となった書物として、十代半ばの「昆虫記」、
二十代はじめの「新約聖書」、二十代半ばの「資本論」の三冊を
あげていて、驚いた。
「読書とは、書物からの知識を得ることより、一種の精神病理だ」
2012-01-14
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本屋で見つけて衝動買い。本について本好きが書いた本は楽しい。しかし、21世紀に出されたはずのこの本の文体はなぜかとても古く感じる。不思議だ。漱石を読んでも、福沢諭吉を読んでも違和感を感じない。小林秀雄を読んでも古さはない。なんで?近似しているから逆に古さを感じてしまうのだろうか?村上春樹は翻訳の賞味期限を50年くらいと考えたけど、そう考えると、普通の書籍も賞味期限があるのかもしれない。医学書なんて賞味期限3年くらいだし。
「辺境主義者」という言葉が使われていたのにはっとしたのと、折口信夫の評価と、黒沢明の映画が後期は面白くない、最高傑作は「虎の尾を踏む男達」というのが共感(ただし、ぼくの中では最高傑作は「用心棒」)。後期の作品がつまらないというのは、宮崎駿も(これは怒られるかな)大江健三郎も(これも怒られるかな)同じですね。
2011-02-20
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